2014年11月5日
日本電気株式会社
(左から)
テキサス州立大学 学長 Dr. Denise Trauth氏
NEC 代表取締役 執行役員社長 遠藤信博
NECコーポレーション・オブ・アメリカ 社長兼CEO 高橋信介
NECと米テキサス州立大学は、水の保全管理など、社会インフラの運用管理を改善する研究・技術開発を共同で行う基本合意書(MOU)を締結しました。
本合意に基づき、NECとテキサス州立大学は、共同で将来計画を策定し、自然資源の責任ある持続可能な利用を実現するソリューションを開発していきます。同時に、水保全に関する先端技術の実証実験も検討していきます。
その第一弾として、漏水監視の領域で、地域の水需要に合わせて水資源を低コストで管理する最先端技術を開発し、公営水道事業会社に提供していきます。
NECは、米国の複数都市で漏水監視システムの実証実験(POC)を実施していきます。対象地域の水道システムに高精度センサを設置して水漏れのデータを収集し、クラウドを介して本データを集約・分析した結果を基に、水道事業会社に改善提案します。
「NECはイノベーションを通じて、社会課題を解決し持続可能な社会の発展に貢献することに取り組んでいます。このたびの自然資源管理のリーダーであるテキサス州立大学との新たな連携は、社会全体およびNECに大きなメリットと事業機会をもたらします」とNEC代表取締役 執行役員社長の遠藤信博はコメントしています。
「私たちは、社会に多大な影響を与えるプロジェクトに関してNECと連携することを大変喜ばしく思っています。NECが先進のテクノロジーを活用した自然資源を管理するソリューションで、テキサス州立大学の州全域にわたるエネルギーから水までのすべてにおける保全・保護活動の向上へ貢献することを期待しています」とテキサス州立大学の学長であるDenise Trauth博士はコメントしています。
NECグループは、「2015中期経営計画」のもと、安全・安心・効率・公平という社会価値を提供する「社会ソリューション事業」をグローバルに推進しています。当社は、先進のICT技術や知見を融合し、人々がより明るく豊かに生きる、効率的で洗練された社会を実現していきます。
以上
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NECは、社会ソリューション事業を推進する企業としてのグローバルブランドを構築するため、
新ブランドメッセージ「Orchestrating a brighter world」を策定しました。
本ブランドメッセージのもと、世界の人々と協奏・共創しながら、社会の様々な課題解決に貢献していきます。
