NECは、2014年2月に決定したハードウェア開発・生産体制の強化方針に基づき、国内のものづくり拠点を再編し、2014年7月1日付で新会社「NECプラットフォームズ株式会社」を発足します。 新会社の代表取締役 執行役員社長には、保坂 岳深（現NECインフロンティア株式会社 取締役 執行役員常務）が就任の予定です。

新会社は、キーテレフォン/IP-PBXやPOS端末などを開発・生産・販売するNECインフロンティアおよびNECインフロンティア東北、ブロードバンドルータや車載機器などを開発・生産するNECアクセステクニカ、サーバやストレージなどを開発・生産するNECコンピュータテクノの4社を統合して発足します。
あわせて、NECエンベデッドプロダクツのテープストレージ開発・生産部門を新会社に移管します。

このたびの再編により、各拠点が強みを有するコンピュータ・通信・構造設計（省電力/防水/防塵他）などの開発技術や、モジュール化・高密度実装・樹脂成形などの生産技術を融合・相互活用し、グローバル競争力のある製品の創出を図ります。また、品質管理などのノウハウ共有や調達窓口の一元化などを通じてQCDの改善に取り組みます。

新会社は、従業員約5,100名を有し、コンピュータ機器から通信機器、端末・組込み機器までの開発・生産を一元的に担うものづくり拠点となります。
NECは新会社を、社会ソリューション事業を軸とした成長戦略を支える中核ハードウェア開発・生産会社として位置付け、技術力・生産革新力の強みを活かした、ものづくり発のお客様価値創造に取り組みます。

NECグループは、「2015中期経営計画」をもとに、人が豊かに生きるための安全・安心・効率的・公平な社会の実現に向け、ICTを活用した高度な社会インフラを提供する「社会ソリューション事業」をグローバルに推進し、「社会価値創造型企業」として、社会の様々な課題解決に貢献していきます。

なお、新会社の概要については別紙をご参照ください。

【別紙】 新会社の概要