2014年2月27日
日本電気株式会社
NECは、タブレット端末を活用した低価格POSシステムをクラウド型で提供する「NEC モバイルPOSソリューション」に、パートナー企業が提供する予約管理システムやO2O(Online to Offline)型電子レシートシステムと連携することで消費者と店舗をつなぐO2O機能を強化し、本年3月から国内に提供開始します。 本サービスは、外食・小売・サービス業などの中小規模店舗を中心に提供します。
NECは、「2015中期経営計画」において、ICTを活用した高度な社会インフラを提供する「社会ソリューション事業」への注力を掲げています。本サービスは、生活インフラを支える流通・サービス業向けソリューションの一つに位置付けられるものであり、NECは本サービスの提供などを通じて生活者の豊かな暮らしの実現に貢献してまいります。 |
背景
「NEC モバイルPOSソリューション」は、タブレット端末を活用し、店舗管理(精算・売上管理・分析)、決済(電子マネー等)、CRM(会員管理、ポイント、クーポン)などの機能をクラウドから提供するサービスです。
店舗管理などの機能を低価格・短期間に導入できる特長を有しており、先行して台湾最大の飲食店口コミサイト「iPeen(アイピーン)」を運営する紅谷資訊股有限公司(HongKu社)と提携し、iPeenの加盟店に対して2013年5月からサービス提供しています(
注)。
販売目標
2018年度末までに国内外で計10万店舗への提供を目指します。
また、国内でのサービス開始にあたり、首都圏のレストランや美容室などに関するクーポン付きフリーペーパー「クーポンランド」を発行する
株式会社サイファと販売提携しました。今後、全国への展開に向けて販売パートナーを拡大していきます。
O2O機能の強化内容
- 予約管理機能
株式会社VESPERの予約管理システム「TableSolution」と、「NEC モバイルPOSソリューション」の連携機能を提供。本機能により、従来は手作業で行われていた予約台帳や顧客台帳の情報とPOSシステムで管理する情報の統合管理を可能とし、店内配席から注文管理、会計までの一連の業務の効率化を実現。
- 電子レシート機能
株式会社ログノートのO2O型電子レシートシステム「iReceipt」と、「NEC モバイルPOSソリューション」の連携機能を提供。本機能により、iReceiptアプリ会員は、店舗での会計時に電子レシートをスマートフォンで受け取り、表示可能となるため、レシートの紛失や印字の経年劣化の可能性が低減。一方、店舗は、購入データに基づき顧客に適したクーポンや新商品情報を電子レシートに表示するなどの販売促進活動を容易に実施可能。
なおNECは本サービスを、3月4日(火)から7日(金)まで、東京ビッグサイト(江東区有明)にて開催される「リテールテックJAPAN 2014」において展示する予定です。
NECグループは、「2015年中期経営計画」をもとに、人が豊かに生きるための安全・安心・効率的・公平な社会の実現に向け、ICTを活用した高度な社会インフラを提供する「社会ソリューション事業」をグローバルに推進し、「社会価値創造型企業」として、社会の様々な課題解決に貢献していきます。
なお、パートナー企業各社の会社概要については
別紙をご参照ください。
【別紙】 パートナー企業各社の会社概要
以上
「NEC モバイルPOSソリューション」に関する情報
本件に関するお客様からのお問い合わせ先
私たちNECグループは、
「人と地球にやさしい情報社会をイノベーションで実現する
グローバルリーディングカンパニー」を目指しています。
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