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<NECのビッグデータソリューションについて> http://jpn.nec.com/bigdata/ |
NECは、工場や発電所など大規模施設(プラント)における故障の予兆を分析し、故障に至る前に設備の不健全な状況が把握できる「大規模プラント故障予兆監視システム」を開発しました。
NECは、センサ情報などビッグデータの分析を行う独自技術として、専門知識や複雑な設定なしで「いつもと違う」挙動を自動発見できる、インバリアント分析技術(注1)を開発し、システムへの適用を進めてきました。
このたび開発したシステムは、プラントの設備に設置されている各種センサの情報を収集し、インバリアント分析技術を用いて解析を行います。本技術により、膨大なセンサ情報から設備の健全な運用状態を自動的に定義し、常時収集するセンサデータと比較・分析を行なうことで、故障が発生する前の不健全な状態を、通常と異なる「故障の予兆」として、いち早く検出・把握可能となります。
これにより、プラントの予防保全が可能となり、安全性の向上や効果的な運用につながります。
本システムの開発にあたり、NECは、本システムの有効性を確認するため、中国電力株式会社の協力のもと、同社の島根原子力発電所において、実証実験を行ってきました。まず、2011年8月から2012年11月まで設備状態監視用センサ情報の解析を行い、過去の不具合事例などについて予兆を検出しました。
さらに、2012年10月からは、島根原子力発電所の技術訓練用施設に、本システムを試験的に導入し、疑似的に様々な設備故障を発生させ、故障予兆検出を行ないました。その結果、検出が可能となる良好な結果が得られました。
NECは、インバリアント分析技術を利用して、工場や発電所など、様々なプラントで利用する故障予兆監視システムとして、海外への展開も視野に今後も開発を進めてまいります。
本システムの特長は、以下のとおりです。
(注1)インバリアント分析技術
大量に収集したセンサデータの中に埋もれている、システムの特徴を表す普遍的な関係性(インバリアント)を、対象プラント・システムのドメイン知識に頼らずに自動的、かつ網羅的に抽出して、モデル化。モデルと一致しない「いつもと違う」挙動をサイレント障害として検知する技術
NECのビッグデータソリューションについて
http://jpn.nec.com/bigdata/
・本システムについて
交通・公共ネットワーク事業部
E-mail: yochou_kanshi@tpnd.jp.nec.com
・ビッグデータ全般について
プラットフォームマーケティング戦略本部
E-mail: bd_contact@pfbu.jp.nec.com
私たちNECグループは、 「人と地球にやさしい情報社会をイノベーションで実現する グローバルリーディングカンパニー」を目指しています。 |