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NECは、アサヒグループホールディングス株式会社(以下 アサヒグループホールディングス)において、M&Aの早期実現や収益性の強化を目的とした、グループの共通IT基盤を構築しました。本共通IT基盤が、本年4月中旬から稼動を開始しました。
アサヒグループホールディングスでは、グループ各社が個別に構築してきたシステムを刷新・統合し、グループ共通のシステム基盤を構築する「3Gプロジェクト」を進めています。具体的には、プライベートクラウドの導入によるサーバーの集約化や、アプリケーションの部品化・共通化、そして、商用ソフトからオープンソースソフトの使用に切り替えていきます。また、システム開発標準の整備も併せて行っています。
3Gプロジェクトでは、アサヒプロマネジメント株式会社が企画を担当し、アサヒビジネスソリューションズ株式会社がシステムの構築と運用を担当しています。システムの構築・運用にあたり、NECは統括ベンダーとして、各グループ企業の販売・生産などの基幹システムと会計やBIなどを接続・連携させるデータ管理・バッチ基盤(CWH基盤/Central Warehouse)の構築を担当しました。これによりシステムごとの連携が一本化され、データ連携の見える化が実現します。アサヒグループホールディングスは、既存システムの更新時、また、新規システム構築やM&A実行の際には、短期間でのシステム統合を実現することが可能になります。
3Gプロジェクトでは、2010年から2015年までのコスト削減効果は約36億円が見込まれています。プロジェクト完了後は、システム運用保守などの年間総コストを2009年比で約9%削減でき、また、アプリケーションの部品化や共通化を進めることで、開発費も約20%ほど削減できる見込みです。アサヒグループホールディングスは、今後のM&Aなどのダイナミックな経営変化にも迅速に対応できる情報システムの基盤が整うことになります。
NECは、2010年に、連結経営管理のスピードアップや業務効率の大幅な改善、システムのTCO削減を目的に、自社の基幹システムを全面刷新し、これまでグループ会社ごとに個別に保有・運用を行っていた経理、販売、購買のシステムをデータセンターに統合・集中化しクラウドサービスとしてグループ全体に提供しています。この構築実績が評価され、このたびアサヒグループホールディングスのシステム構築を担当したものです。
NECは今回の実績を活かし、引き続き企業の収益性向上や経営改革にITで貢献していきます。
以上
アサヒグループホールディングス株式会社
本社:東京都墨田区、代表取締役社長:泉谷直木
アサヒプロマネジメント株式会社
本社:東京都墨田区、代表取締役社長:本山和夫
アサヒビジネスソリューションズ株式会社
本社:東京都墨田区、代表取締役社長:奥木洋一
(注)Group・Global・Greenをキーワードに、グループ共通のIT基盤を整備するプロジェクト。
私たちNECグループは、 「人と地球にやさしい情報社会をイノベーションで実現する グローバルリーディングカンパニー」を目指しています。 |
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