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IR資料

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IR説明会

2014年度(15年3月期)第1四半期 決算概要


I. 第1四半期 決算概要(2014年4月1日から2014年6月30日の3ヵ月間)

当第1四半期の売上高は、5,987億円と前年同期に比べ414億円(6.5%)減少しました。これは、パブリック事業やシステムプラットフォーム事業が増収となったものの、その他の事業が携帯電話販売事業やインターネット・サービス事業の非連結化などにより減収となったことなどによるものです。
収益面では、営業損益は、前年同期に比べ148億円改善し、71億円の損失となりました。これは、携帯電話端末事業の改善やシステムプラットフォーム事業の売上が増加したことなどによるものです。
当期純損益は、前年同期に計上した関係会社株主売却益の影響があったものの、営業損益の改善に加え、法人税等が減少したことなどにより、前年同期に比べ114億円改善し、101億円の損失となりました。

セグメント別の前年同期比では、売上高は、官公向け、公共向けが堅調に推移したパブリック事業が198億円(15.7%)、ハードウェアが増加したシステムプラットフォーム事業が93億円(5.9%)とそれぞれ増加しましたが、製造業向けが減少したエンタープライズ事業が44億円(7.4%)、国内事業や海外において海洋システムが減少したテレコムキャリア事業が30億円(2.0%)、それぞれ減少しました。また、その他は携帯電話の出荷台数が減少したことや、携帯電話販売事業やインターネット・サービス事業を非連結化したことなどにより、632億円(44.1%)減少しました。

営業損益は、売上増などによりパブリック事業が13億円改善、費用効率化などによりエンタープライズ事業が6億円改善、売上増や費用効率化などによりシステムプラットフォーム事業が91億円改善、携帯電話端末事業の改善などによりその他が50億円改善しましたが、売上の減少などによりテレコムキャリア事業は13億円悪化しました。

第1四半期での主な成果と取り組みについては、まず、注力領域であるSDN(Software-Defined Networking)では、企業・官公庁向け、通信事業者向けのそれぞれで実績を積み上げました。
ビッグデータ関連においても、故障予兆監視システムの納入や顔認証での連続世界1位の獲得など、成果をあげました。
さらに、エネルギー事業では、A123エナジーソリューションズの買収を完了し、NECエナジーソリューションズを設立しました。
なお、連結子会社ネットコムセックが防衛省に過大請求の返納金を納付しました。この返納金は、2013年度決算で引当済であり、年間の業績予想への影響はありません。

II. 2014年度 業績予想

年間の業績予想は、4月28日に公表した計画から変更はありません。
売上高は、パブリック事業において、消防防災やマイナンバー制度なども含め官公向け、公共向けを中心に8.3%の増収、また、テレコムキャリア事業においても、TOMS(Telecom Operations and Management Solutions)/SDNなどの注力領域とモバイルバックホールなどの海外を中心に6.1%の増収を見込んでいます。一方、その他はインターネット・サービス事業の非連結化などにより27.7%の減少を見込んでいます。
営業利益の予想については、パブリック事業が売上増、原価低減などにより144億円改善、テレコムキャリア事業が売上増により57億円改善、システムプラットフォーム事業がNECフィールディングの統合効果や売上増により43億円改善を見込んでいます。一方、消去・配賦不能において戦略投資として150億円の実行を計画しており悪化する見通しです。