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WebSAM JobCenter - R16.2の機能強化ポイント
R16.2の機能強化ポイント(2023年7月21日出荷)
クラウドサービスの制御・連携機能を強化。コンテナへの動作対応やジョブ実行基盤の刷新によりハイブリッドクラウド時代のビジネスを支える新たなジョブ管理基盤へ。

クラシックモードとスタンダードモードについて
R16.2から「クラシックモード」と「スタンダードモード」という2種類のモードが選択できるようになりました。どちらを利用するかは製品のインストール、セットアップ時に指定することができます。それぞれ以下のような違いがあります。
クラシックモード・・・従来のR16.1以前と互換性があるモードです。既存環境にR16.1以前が存在し、既存環境のMG,SVと接続してご利用頂く場合はこちらのモードをご利用ください。
スタンダードモード・・・R16.2で新規開発したジョブ実行基盤で動作するモードです。セキュリティ強化とネットワーク制約緩和の強化を行っています。従来のR16.1以前のMG,SVとは接続できません。
スタンダードモード、クラシックモードどちらの強化なのか分かり易くするため、以降は各項目の右上に以下のアイコンを記載します。
クラシックモードの強化
スタンダードモードの強化
スタンダードモード、クラシックモードの詳細については こちら をご確認ください。
セキュリティ強化とネットワーク制約の緩和
セキュリティ強化やネットワークの制約条件の緩和を行ったジョブ連携方式であるスタンダードモードを選択することで利用できるようになりました。クラウド環境でも簡単に安全なジョブ実行基盤を構築できます。

- ※注意事項
R16.1以前のJobCenterとバージョン混在で運用させる場合はクラシックモードでのジョブ連携が必要です。
WebUI機能構築の簡略化
R16.2スタンダードモードではWebUI機能はMGに実装されるため、別途コンポーネントを導入する必要がなく、HW費用やSI費用を削減できます。

- ※注意事項
R16.1以前、R16.2クラシックモード/スタンダードモードともにWebUIを利用するにはJobCenter Web Optionライセンスが必要です。
ジョブネットワーク実行機能の強化
ジョブネットワークをコマンド、WebAPIで実行する際に投入キューの指定ができるようになりました。これにより、作成するジョブネットワークの数を少なくすることが出来、開発費やメンテナンス費を低減できます。

業務日付を採用している環境での開始・実行時間超過の検知
ジョブネットワークや単位ジョブなどのクリティカルポイント警告機能※で、絶対時刻の指定範囲が99:59まで拡張されました。これにより、業務日付を採用している環境であっても、その運用にあった時刻指定が可能になります。
- ※指定した時刻になってもジョブの実行が開始、または終了しないときに、警告メッセージを出力し、強制停止、スキップ等の動作を行う機能

SystemManager G連携のメッセージ待ち合わせ部品の強化
SystemManager G連携のメッセージ待ち合わせ部品で、指定可能な条件の数が3つから8つになりました。より複雑な条件でメッセージ待ち合わせが可能になります。