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WebOTX Application Server Express 諸元制限

WebOTX V10.2 より、諸元制限解除オプション製品を出荷しました。

  • WebOTX Application Server Express Processor License Unlimited Option

諸元制限を解除したい場合は、本製品を WebOTX Application Server Express Processor License と同数ご購入ください。


※バージョンごとに型番が異なります。詳細は価格・型番ページをご確認ください。
※V10.2以降の環境が対象です。
※V10.1以前の環境で制限解除を希望される場合は別途お問合せください


WebOTX Application Server Expressはエントリ・モデルのため、以下の諸元制限があります。

合計コア数

利用可能なマシンは、最大2CPUソケットかつ全CPUのコア数合計最大12コアまでの制限があります。
仮想環境で利用し、マシンのH/W構成が特定できない場合は、1仮想マシンあたり最大12コアまでの制限となります。

1ライセンスにつき2コアまで利用可能です。

物理マシンの場合は対象マシンに搭載されている全CPUが対象となり、クアッドコアCPUとヘキサコアCPUは共に2個までとなります。
仮想マシンの場合、インストール対象の仮想マシンに割り当てるコア数の合計値は12個までとなります。

  • (例1) 対象マシンが物理マシンかつクアッドコアCPUを2個搭載
    「4 (コア) x 2 (個) = 8 コア」 -> 登録するライセンス数 4
  • (例2) 対象マシンが物理マシンかつヘキサコアCPUを2個搭載
    「6 (コア) x 2 (個) = 12 コア」 -> 登録するライセンス数 6
  • (例3) 対象マシンが仮想マシンかつ12コア割り当て
    「12 コア」 -> 登録するライセンス数 6

同時接続数(V9.1)

クライアントからの同時接続数(コネクション数)は100本までの制限があります。この制限は、HTTPセッション数や、利用可能なクライアント数の上限でありません。ある時点で同時にコネクションを張ってリクエスト処理を行う上限です。
対象の設定値は、「アプリケーションサーバ-ネットワーク構成-プロトコル構成-リスナ-HTTP」の最大接続数(max-connections)および、「アプリケーションサーバ-スレッドプール」のスレッドプール最大値(max-thread-pool-size)です。

同時処理数(V9.2以降)

V9.2からは、同時接続数の制限をなくし、クライアントからのリクエストの同時処理数(処理スレッド数)を100本とする制限のみに変更しました。
対象の設定値は、「アプリケーションサーバ-スレッドプール」のスレッドプール最大値(max-thread-pool-size)です。

※WebOTX Enterprise Service Bus(以下、ESB)をWebOTX Application Server Express上で動作させる場合、WebOTX ESBのSOAP BC、HTTP BC、Salesforce BCのInbound受信用スレッドも同時処理数の制限に含まれます。そのため、ESB機能のみを利用する場合(ユーザアプリケーションとしてのWebアプリケーションを利用しない場合)、前述の3つのBCのInbound受信用スレッドの総数は100本までに制限されます。

セッションレプリケーションの共有台数

負荷分散構成で複数台のサーバでシステムを構成する場合、セッションレプリケーション機能によりセッション情報を共有できます。このセッションレプリケーションでセッション情報を共有は、4台までの制限があります。
対象の設定値は、「アプリケーションサーバ-Webコンテナ」のJNDIサーバのURL(session-replication-jndi-url)です。

※一台に複数ドメインを作成した場合には、それぞれのドメインを1台のサーバとみなします。