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SORTKIT/Enterprise for Linux V2.7 リリース

「SORTKIT/Enterprise for Linux V2.7」

2025年04月07日 発売

SORTKIT/Enterprise for Linux V2.7 強化概要

SORTKIT/Enterprise for Linux V2.6から以下の内容を強化し、V2.7にバージョンアップしました。

  • 新機能として、以下の機能強化を行いました。

    • エラーガイド位置表示機能の強化
      エラーガイド位置表示機能に対応するパラメータの種類を拡大しました。
      対応するパラメータ名の一覧はマニュアルを参照してください。
    • パラメータファイルの環境変数指定
      パラメータファイルおよびディレクティブファイルの記述内容を、環境変数の値で置換することができます。
      この仕組みにより、パラメータファイル、ディレクティブファイル自体を修正せず、実行時に外部から記述内容の変更を行いSORTKITのコマンドを起動させることが可能となります。

製品体系・ライセンスについて

製品名はV2.2以降で変更になっております。Ver2.1以前の製品名との対応は次の通りです。


  • SORTKIT(x64版) → SORTKIT/Enterprise for Linux
  • SORTKIT(x64版) CPUライセンス → SORTKIT/Enterprise for Linux (追加CPUライセンス)

製品体系やライセンスについては「製品体系(Linux版 Ver2.0以降)」をご覧ください(Ver1.0/1.1はサーバライセンスでしたが、Ver2.0以降はCPUライセンスに変更になっております)。

製品価格はV2.2以降とVer2.0/2.1で異なります。製品価格はこちらをご覧ください。

 

注意・制限事項

  • 64bit版のみです。そのため、32bit OSをサポートしていません。
  • C言語インタフェース用のライブラリは、共有ライブラリのみをサポートしています。
  • 64bit用のC言語インタフェース用のライブラリのみをサポートしています。Ver2.0までサポートしていた32bit用ライブラリは含まれていません。
  • RAFファイルを扱う場合、refam VX、または、refam/Eのインストールが必要です。 refamの世代ファイルを扱う場合、 世代ファイル機能をサポートしているrefam/Eを使用する必要があります。 本バージョンに対応したrefamは、 refamとの組み合わせ可能なバージョンに関するFAQをご覧ください。
  • ISAMファイルを扱う場合、ISAMのインストールが必要です。
  • C-ISAMには対応していません。
  • 固定小数点2進数、浮動小数点2進数はUNIX版と異なり、リトルエンディアン形式をサポートしています。
    対応するデータ形式の詳細は、こちらをご覧ください。
  • レコード再編成機能で挿入定数にISAM固有データタイプFLOATで0を指定する場合は、データタイプにFLOAT(ISAM編成ファイルのFLOATTYPE)ではなくFB(浮動小数点2進数)を指定してください。
  • V2.4で作成したアプリケーションをRHEL8で実行するには、V2.7でアプリケーションを再ビルドしてください。V2.5/V2.6で作成したアプリケーションは、再ビルドせずに、ご利用いただくことが可能です。
  • RHEL9上でビルドしたアプリケーションを、RHEL8上で動作させることはできません。RHEL8上で再ビルドを行う必要があります。
  • ソート処理の性能向上コマンドnsortfはV2.7から提供廃止となりました。