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SORTKIT - 製品体系(Windows版 SORTKIT/Enterprise Ver6.1以前)

Windows版のSORTKIT/Enterpriseの製品体系についてご説明します。

SORTKIT/Enterprise for Windows V6.2以降は、製品体系が異なります。
SORTKIT/Enterprise for Windows V6.2以降の製品体系についてはこちらをご覧ください。

動作環境・価格については、次のリンク先をご覧ください。

製品構成

製品の種類

製品体系

SORTKIT/Enterpriseは、次の製品体系で出荷しています。

製品体系 説明
単独出荷版 SORTKIT単独で出荷している製品です。Ver6.0から本製品体系で出荷しています。
ESS版 Express Server Startup(ESS)の製品体系で出荷していた製品です。Ver5.0が本製品体系の最終バージョンです。2008年に受注停止になり、後継品である「単独出荷版」を出荷しています。
ESS版の受注停止についてはこちらもご覧ください。

基本製品

SORTKIT/Enterpriseを使用するためには、下記の製品(基本製品)が必須です。

基本製品 説明
SORTKIT/Enterprise Windows Server 2008などのサーバOSにインストールし、サーバOS上で実行できます。
また、クライアントからサーバへ接続したターミナルサービス上でも実行できます。

追加ライセンス製品

利用形態により、追加ライセンスが必要になる場合があります。
ライセンスを追加する製品(追加ライセンス製品)は下記の通りです。
(追加ライセンスの説明は、「基本的なライセンスの考え方」をご覧ください)

追加ライセンス製品 説明
ターミナルサービスアクセスライセンス製品 ターミナルサービスアクセスライセンスを追加する製品です。追加するライセンス数に応じて、1/5/20ライセンス製品が存在します。
サーバコンポーネントアクセスライセンス製品 サーバコンポーネントアクセスライセンスを追加する製品です。追加するライセンス数に応じて、1/5/20/50/100/無制限ライセンス製品が存在します。

追加ライセンス製品はサーバOSにインストールされている基本製品へライセンスを追加する製品です。複数のサーバに分割してライセンスを追加することはできません (例えば、20ライセンス製品を購入して、2台のサーバに10ライセンスずつ追加することはできません)。

単独出荷版の製品一覧

製品名は最新バージョンで表記しています。また、ESS版も同じ製品体系です。
型番の"?"は、バージョン、ライセンス数により異なります。

製品の種別 製品名 型番
基本製品 SORTKIT/Enterprise UL1200-?04
ターミナルサービスアクセスライセンス製品 SORTKIT/Enterprise 1/5/20ターミナルサービスアクセスライセンス UL1200-??9
サーバコンポーネントアクセスライセンス製品 SORTKIT/Enterprise 1/5/20/50/100/無制限サーバコンポーネントアクセスライセンス UL1200-??A
UL1200-?0B

媒体・マニュアル

単独出荷版の場合、インストール媒体(CD)は、基本製品に添付されています。なお、ESS版は、インストール媒体として別途Express Server Startup(ESS)が必要でした。
マニュアルは、製品のインストール時に、PDFファイルがインストールされます。

サポートサービス

ご購入後のお問い合わせや技術支援、運用支援、バージョンアップなどを受ける際には、 「PP・サポートサービス」のご契約が必須となっております。

PP・サポートサービスについては、こちらをご覧下さい。
サポートポリシーについては、こちらをご覧下さい。

ライセンス

基本的なライセンスの考え方

基本的な構成では、1マシンに1ライセンス必要です。
なお、サーバOS向け製品の場合、利用形態により基本製品にライセンスの追加が必要になる場合があります。
追加ライセンスの種類は、下記の通りです。

追加ライセンス 説明
ターミナルサービスアクセスライセンス(TSAL) クライアントからターミナルサーバに接続して実行するためのライセンスです。
同時接続数分のライセンスが必要です。サーバOS向けの基本製品には1ライセンス付属しています。同時に2台以上接続して実行する場合、同時接続数に応じて、ライセンスの追加が必要になります。
サーバコンポーネントアクセスライセンス(SCAL) 整列・併合機能を利用するサーバコンポーネントをクライアントからWeb/LANを経由してサーバマシンに接続して実行するためのライセンスです。
同時接続数分のライセンスが必要です。サーバOS向けの基本製品には1ライセンス付属しています。同時に2台以上接続して実行する場合、同時接続数に応じてライセンスの追加が必要になります。
※サーバコンポーネントはOpen COBOL Factory 21/COBOL85 Proで作成します。

なお、構成により必要なライセンス数が異なります。主な構成について、下記にご説明します。

HWパーティション分割

マシンを複数のパーティションに分割している場合は、パーティションごとにライセンスが必要になります。

仮想環境

各仮想マシンを1台のマシンとしてライセンスをカウントします。
1つの仮想マシンを同時に複数個起動するような構成の場合、同時起動数分のライセンスが必要です。
実行中の仮想マシンを別の物理マシンに移行する機能(Hyper-VのLive MigrationやVMwareのvMotionなど)を使用する場合、1ライセンスで利用できます。なお、1つの仮想マシンが同時に複数起動しないことが前提になります。

クラスタ、バックアップサイト

アクティブ-スタンバイ構成のクラスタの場合のスタンバイ機や、バックアップサイト等のコールドスタンバイ機にもライセンスが必要です。

SANブート

同時に稼働する可能性がある最大マシン数分のライセンスが必要です。

構成例

<構成例1:通常の構成(サーバOS向け)>

  • 1台のサーバOSで利用
製品 数量 備考
SORTKIT/Enterprise 1  

<構成例2:コンソール上とターミナルサービス上で実行>

  • サーバOSにSORTKITをインストール
  • クライアントからターミナルサービスで接続して実行
  • ターミナルサービスの同時接続数は最大6台
製品 数量 備考
SORTKIT/Enterprise 1 同時接続数1含む。コンソール上でも実行可能
SORTKIT/Enterprise 5ターミナルサービスアクセスライセンス 1 同時接続数を5追加

<構成例3:サーバコンポーネントを利用>

  • サーバOSにインストール
  • 整列・併合機能を利用するサーバコンポーネントを実行
  • クライアントからの同時接続数は最大101台
製品 数量 備考
SORTKIT/Enterprise 1 同時接続数1含む。コンソール上でも実行可能
SORTKIT/Enterprise 100サーバコンポーネントアクセスライセンス 1 同時接続数を100追加

<構成例4:HWパーティション分割>

  • 1台のマシンを4つのパーティションに分割
  • そのうち、3つのパーティションで利用
製品 数量 備考
SORTKIT/Enterprise 3 SORTKITを利用する各パーティションにライセンスが必要

<構成例5:仮想環境>

  • 10個の仮想マシンを作成
  • すべての仮想マシンで利用
  • 各仮想マシンへターミナルサービスで接続して実行(同時接続数は最大6台)
製品 数量 備考
SORTKIT/Enterprise 10 各仮想マシンにSORTKITのライセンスが必要
SORTKIT/Enterprise 5ターミナルサービスアクセスライセンス 10 各仮想マシンにそれぞれ追加ライセンスが必要

関連製品

ご利用になる機能によっては、別途製品が必要となる場合があります。

機能 必須PP 備考
IFASファイル IFASPRO、Open COBOL Factory 21/IFASPRO、IFASPRO/RDBのいづれか 64bit版では利用不可
一時ファイル アプリケーション実行環境 64bit版では利用不可
ファイルマップ機能 Open COBOL Factory 21/COBOL85 Pro 64bit版では利用不可

ライセンスに関する注意事項

バージョンアップ

PP・サポートサービスのライセンスサービスによる無償バージョンアップが可能です。
なお、前バージョンと新バージョンを2台のマシンで併用することはできません。

ダウングレード

受注停止済み製品が必要な場合は最新バージョンをご購入頂き、保守契約締結後にバージョンダウンの手続きを行って下さい。
バージョンダウンの手続きを行わずに、購入したバージョンより前のバージョンを利用(ダウングレード)することはできません。

開発環境

開発環境にもライセンスが必要です。
例えば、SORTKITのC言語インターフェースを使用したアプリケーションを作成する場合、 SORTKITのヘッダファイルやライブラリ等を別マシンからコピーして利用することはできません。

HW間のライセンスの転用

使用中のライセンスを別のサーバに転用することができます。
ただし、2台のマシンに同時にインストールした状態にすることはできないため、転用元からアンインストール後、転用先へインストールを行ってください。