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SORTKIT - 製品体系(Windows版 SORTKIT/Enterprise Ver6.2以降)

Windows版のSORTKIT/Enterpriseの製品体系についてご説明します。

SORTKIT/Enterprise Ver6.1以前は、製品体系が異なります。
SORTKIT/Enterprise Ver6.1以前の製品体系についてはこちらをご覧ください。

動作環境・価格については、次のリンク先をご覧ください。

製品構成

製品の種類

基本製品と追加ライセンス製品

各マシンに必須の基本製品と、CPUライセンスを追加する追加ライセンス製品があります。ライセンスの説明はこちらをご覧下さい。

製品一覧

型番の"?"は、バージョンにより異なります。

製品の種別 製品名 型番
基本製品 SORTKIT/Enterprise for Windows UL1200-?04
追加ライセンス製品 SORTKIT/Enterprise for Windows (追加CPUライセンス) UL1200-?0D

媒体・マニュアル

インストール媒体(CD)は、基本製品に添付されています。マニュアルは、製品のインストール時に、PDFファイルがインストールされます。

サポートサービス

ご購入後のお問い合わせや技術支援、運用支援、バージョンアップなどを受ける際には、 「PP・サポートサービス」のご契約が必須となっております。

PP・サポートサービスについては、こちらをご覧下さい。
サポートポリシーについては、こちらをご覧下さい。

ライセンス

基本的なライセンスの考え方

プロセッサーベースライセンス(CPUライセンス)製品です。各マシンに実装されたCPUコア数分のライセンスが必要です。基本的な構成では、各マシンに必須の基本製品と、搭載されたCPUコア数に応じて追加ライセンス製品を追加します。
基本製品、追加ライセンス製品には、それぞれ下記のCPUコア数分のライセンスが含まれています。

製品 含まれるライセンス(CPUコア数)
基本製品 4
追加ライセンス製品 2

なお、構成により必要なライセンス数が異なります。主な構成について、下記にご説明します。

HWパーティション分割

マシンを複数のパーティションに分割している場合は、パーティションごとにライセンスが必要になります。

仮想環境

各仮想マシンを1台のマシンとして、CPU数は割り当てられた仮想CPU数でカウントします。
1つの仮想マシンを同時に複数個起動するような構成の場合、同時起動数分のライセンスが必要です。
実行中の仮想マシンを別の物理マシンに移行する機能(Hyper-VのLive MigrationやVMwareのvMotionなど)を使用する場合、1ライセンスで利用できます。なお、1つの仮想マシンが同時に複数起動しないことが前提になります。

クラスタ、バックアップサイト

アクティブ-スタンバイ構成のクラスタの場合のスタンバイ機や、バックアップサイト等のコールドスタンバイ機にもライセンスが必要です。

SANブート

同時に稼働する可能性がある最大マシン数分のライセンスが必要です。

構成例

<構成例1:通常の構成>

  • 1台のサーバOSで利用
  • 搭載されているCPUコア数は2個
製品 数量 備考
SORTKIT/Enterprise for Windows 1  

<構成例2:仮想環境>

  • 10個の仮想マシンを作成
  • すべての仮想マシンで利用
  • 各仮想マシンに割り当てられている仮想CPU数は5個
製品 数量 備考
SORTKIT/Enterprise for Windows 10 各仮想マシンにSORTKITのライセンスが必要
SORTKIT/Enterprise for Windows (追加CPUライセンス) 10 各仮想マシンに追加CPUライセンスが1本必要

ライセンスに関する注意事項

バージョンアップ

PP・サポートサービスのライセンスサービスによる無償バージョンアップが可能です。

なお、Ver6.1以前からライセンス体系が変更になっているため、下記の点をご注意ください。

  • Ver6.1以前の基本製品は、V6.2以降の基本製品へのバージョンアップとなります。
  • CPUコア数が5個以上でご利用の場合は、追加ライセンス製品をご購入頂く必要があります。
  • Ver6.1以前のターミナルサービスアクセスライセンスやサーバコンポーネントアクセスライセンスは、V6.2以降へのバージョンアップは不要です。

また、前バージョンと新バージョンを2台のマシンで併用することはできません。

ダウングレード

受注停止済み製品が必要な場合は最新バージョンをご購入頂き、保守契約締結後にバージョンダウンの手続きを行って下さい。
バージョンダウンの手続きを行わずに、購入したバージョンより前のバージョンを利用(ダウングレード)することはできません。

開発環境

開発環境にもライセンスが必要です。
例えば、SORTKITのC言語インターフェースを使用したアプリケーションを作成する場合、 SORTKITのヘッダファイルやライブラリ等を別マシンからコピーして利用することはできません。

HW間のライセンスの転用

使用中のライセンスを別のサーバに転用することができます。
ただし、2台のマシンに同時にインストールした状態にすることはできないため、転用元からアンインストール後、転用先へインストールを行ってください。