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ACOS Access Toolkit - 特長・機能

DataAccessライブラリ

通信機能

  • DataAccess/Serverとの通信を実現します。
  • OLFライブラリ同様、コネクションは接続相手(ACOS-4)ごとにプール管理され、要求ごとに接続・切断は行われません。
  • ACOS-4上のデータベースアクセス部品で読み込んだレコードを複数件まとめて一括転送する機能(データ一括転送)を実現します。これにより、大量レコードの検索性能を大幅に改善できます。

データアクセス機能

  • DataAccess/Serverのアクセス部品(COBOLプログラム)を呼び出します。
  • VSAS、RIQS、ADBS、標準ファイル向けの標準アクセス部品を提供します。 DB/ファイルの基本的なアクセス (※1)は、標準アクセス部品のみで実現可能です
  • JDBCインタフェース(Java版)、ADO.NETインタフェース(.NET版)を提供します (※2)。 SQL (※3)によるADBS、VSAS、RIQS、標準ファイルのアクセスが可能です。
  • 旧バージョン(Ver1.1以前)のインタフェースは引き続きご利用いただけます。

トランザクション機能

  • 最初のデータアクセス要求により、コネクションが選択され、ACOSとの通信経路が確定し、同時にACOSでのDataAccess/Serverでの実行タスクが決定します。以降は、トランザクション終了(正常・異常)まで同一のコネクションを経由し、同一のACOSタスクで実行されるため、複数のデータアクセス要求は同じトランザクションとして実行されます。
  • 自動コミットモードでは、アクセス完了時にトランザクションをコミットします。最低限の通信で参照・更新を行うことができます。
  • 通信障害で、トランザクションのコミット要求が正しく終了したかどうかが不明の場合、再接続することで前回のトランザクションの成否を確認できます。
  • 業務アプリケーションから利用するDataAccess/Serverの分散配置を可能とします。
  • 業務アプリケーションからのデータベースアクセス命令に対し、利用するDataAccess/Serverを選択可能とする機能を提供します。

運用管理機能

  • バッチ連携機能により、Javaや.NETの業務APからACOS-4のバッチジョブの起動および、ジョブ実行結果の確認が可能です。
  • INFO機能により、Javaや.NETの業務APからDataAccess/Serverが管理する各種資源の状態をSQLで参照できます。
  • コマンド発行機能により、Javaや.NETの業務APからDataAccess/Serverに対するオペレーティングコマンドの投入および、 コマンド処理結果の確認が可能です。

備考

  • ※1)
    RIQSⅡV1 の場合、レンジ分割された表のアクセスができない等、ACOS-4/DBの各種機能に関連する制限があります。
  • ※2)

    JDBC/ADO.NETインタフェースは、Ver2.0以降のDataAccessライブラリでサポートしています。

  • ※3)

    SQLは、SELECT,UPDATE,INSERT,DELETEをサポートしています。サポート機能に関する最新情報は、担当の営業・SEにお問合せ下さい。

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