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NEC、部門責任者の意思決定をデータ活用で支援する「NEC経営戦略支援コックピット」を提供開始
~経営管理ノウハウをもとに開発したAIエージェントで、企業のデータドリブン経営を推進~

2026年3月19日
日本電気株式会社
NECは、部門責任者やマネジメント層を中心に、データに基づいた最適な意思決定を支援する「NEC経営戦略支援コックピット」を、2026年4月から提供開始します。本ソリューションは、NECがFP&A(注1)で培ってきたノウハウを活かした分析・報告の観点を取リ入れ、意思決定に必要な気づきと実行すべき打ち手案を提示する経営レコメンドAIエージェント(注2)を中心に構成されています。社内の経営データに加え、市場や競合などの公開情報も自動的に収集・統合して分析を行い、外部環境を俯瞰的に捉えつつ、KPIや業績状況を集約し、定期的にインサイトと提言を提示します。これにより、部門責任者やマネジメント層はFP&Aや経営企画部門からの定期報告を待つことなく必要な情報へ即座にアクセスし、迅速に状況を把握できるようになります。その結果、意思決定プロセスの迅速化と高度化を実現します。
NECは本ソリューションを、BluStellar Scenario(ブルーステラ シナリオ 注3・4)の「データ起点の意思決定能力向上による経営/事業管理の良質化と進化」(注5)に基づいて提供し、企業のデータドリブン経営を伴走型で支援します。また本シナリオにおいて、2026年度から2028年度末までの3年で、約120億円の売上を目指します。

昨今、デジタル技術の急速な進展とともに、競争環境は想定を超えたスピードで変化しており、企業には持続的な成長と競争力の維持が求められています。経済産業省も「デジタルガバナンス・コード」(注6)を通じてデータの利活用を推進しており、これまで以上に勘や経験だけに頼らず、データに基づいて現状を把握し意思決定を行うことが必要となっています。また、この傾向は経営層にとどまらず、部門責任者やマネジメント層など、現場で意思決定を担う人材にも求められるようになっており、そのための仕組みづくりが課題となっています。
こうした課題の解決に向けてNECは、部門責任者やマネジメント層による迅速かつ高度な意思決定を支援する「NEC経営戦略支援コックピット」を開発しました。
NECでは、2023年にFP&A部門を発足させ、現在はグループ全体で約500名のFP&A職が在籍するなど、先進的にFP&Aの取り組みを推進しています。本ソリューションは、こうしたFP&A領域で培ったノウハウに加え、自社をゼロ番目のクライアントとする「クライアントゼロ」(注7)の考え方のもと最先端の社内DXを推進する中で得られた知識・経験を取り入れたAIエージェントを活用しています。これにより、経営データに加え、市場や競合などの外部情報も自動的に収集・統合して分析し、定期的に最新のインサイトや経営判断に資する提言をダッシュボードで提示します。その結果、ユーザーは自部門の目標やKPIの進捗、課題をタイムリーに把握でき、詳細なデータや分析結果に基づいた運営判断や改善策の検討が可能となります。

本ソリューションの提供価値
1.データ収集・整理の省力化と可視化
受注・売上・粗利など、部門運営に必要な指標をダッシュボード上で一元的に可視化します。財務データの収集・集計をシステム化することで、社内状況を俯瞰的かつ迅速に把握でき、担当者のデータ収集・加工・転記・集計といった手作業を大幅に削減します。これにより、担当者は分析や改善施策の検討など、より高度で付加価値の高い業務に集中できるようになります。
2.AIインサイトによる気づきの提供
KPIの状況や過去の傾向をもとに、AIエージェントがタイムリーに変化点や論点を「気づき」として分かりやすく提示します。利用者が共通した観点で状況を把握できるため、個人ごとの解釈のばらつきを抑えることが可能です。
3.AI提言による高度な打ち手案の提示
KPIの状況や過去の実績、さらには現在の市場動向を加味した上で、AIエージェントが意思決定に役立つ具体的な「打ち手案」を提示します。NECがFP&A領域で培った分析・報告のノウハウを活かし、部門運営や業務判断に資する質の高い提言が可能です。その結果、意思決定の質向上や判断までのリードタイム短縮に貢献し、例えば未受注案件の取りこぼし防止、売価アップに向けた施策立案、コスト超過やプロジェクトリスクの早期発見といった多様な経営課題の解決につなげることができます。

販売について
- ソリューション名:NEC経営戦略支援コックピット
- 提供開始日:2026年4月1日
- 提供価格:900万円(税別)~
※最低価格は「STEP1」でお客さまデータを活用し、要約・示唆を提示する場合

なお、本ソリューションは、現在提供中の「NEC Document Automation - for Proposals」(注8)やエージェント技術「cotomi Act(コトミ アクト)」を活用したAIソリューション(注9、10)に続く、社内DX推進の過程で磨き上げられた先進的なAIソリューションです。NECでは先行して本ソリューションを社内導入しており、データ抽出・加工・コメント作成などの業務において、社内検証に基づく試算では月間工数時間を約25%削減できる効果が期待されています。
NECはDXに関して、ビジネスモデル、テクノロジー、組織・人材の3軸で、戦略構想コンサルティングから実装に導くオファリングなど、End to Endのサービスを提供しています。さらに、従来型のSIerから「Value Driver」への進化を目指し、その価値創造モデルを「BluStellar」として体系整理しました。業種横断の先進的な知見と研ぎ澄まされた最先端テクノロジーによりビジネスモデルを変革し、社会課題とお客さまの経営課題を解決に導きます。
以上
- (注1)FP&A(ファイナンシャルプランニング・アナリシス)は、財務データを基に計画・予測・分析を行い、経営判断を支援する業務です。
- (注2)2026年3月 特許出願中
- (注3)

「BluStellar(ブルーステラ)」は実績に裏打ちされた業種横断の先進的な知見と長年の開発・運用で研ぎ澄まされたNECの最先端テクノロジーにより、ビジネスモデルの変革を実現し、社会課題とお客さまの経営課題を解決に導き、お客さまを未来へ導く価値創造モデルです。
https://jpn.nec.com/dx/index.html - (注4)「BluStellar Scenario」はお客さまの抱える課題を解決するための価値創造シナリオです。コンサル、製品・サービス、オファリング、インテグレーションを組み合わせて、お客さま価値を創出します。
- (注5)BluStellar Agenda「データドリブン経営」
https://jpn.nec.com/dx/offering/data-driven-management/index.html - (注6)経済産業省 「デジタルガバナンス・コード」
https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/investment/dgc/dgc.html - (注7)NEC自身をゼロ番目のクライアントとして最先端のテクノロジーを実践することで、「活きた」経験をリファレンスとしてお客さまや社会に提供する考え方
https://jpn.nec.com/dx/internaldx/index.html - (注8)プレスリリース「NEC、Agentic AIを活用した営業支援ソリューションを提供開始」
https://jpn.nec.com/press/202511/20251127_01.html - (注9)プレスリリース「NEC、企業ノウハウをAIエージェントで自動抽出・組織資産化し、デジタル業務の自動化を実現するソリューションの提供を開始」
https://jpn.nec.com/press/202512/20251203_01.html - (注10)

「cotomi(コトミ)」はNEC開発のAIコア技術の名称です。「こと」が「みのる」ようにという想いを込めており、お客さまと伴走するパートナーでありたいとNECは考えています。
https://jpn.nec.com/LLM/index.html
本ソリューションについて
本件に関するお客さまからのお問い合わせ先
NEC BluStellar事業推進部門
E-Mail:blustellar_scenario@bs-s.jp.nec.com
NECは、安全・安心・公平・効率という
社会価値を創造し、
誰もが人間性を十分に発揮できる
持続可能な社会の実現を目指します。
https://jpn.nec.com/profile/purpose/