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OpenJDK ELSオプション

OpenJDK ELSオプションは、RHELに同梱されているOpenJDKの各バージョンについて、長期のサポート提供を可能にする製品です。

機能/特長

RHELに同梱されているパッケージの中には、RHELのメジャーバージョンのサポート期限とは別に個別の期限が設定されているものがあります。
またその中の一部パッケージには、複数のバージョンから選択して利用可能なものがあります。
これらのパッケージ群は「Application Streams」あるいは「AppStream」と呼ばれています。

OpenJDKもそのうちのひとつであり、OpenJDKのバージョンごとに、RHELのメジャーバージョンとは別のライフサイクルが設定されています。

OpenJDK ELSを導入すると、OpenJDKの標準のサポート期間の終了後も、継続してサポートを受けることができます。

OpenJDKの各バージョンのサポート終了日は、下記のようになっています。

OpenJDKのバージョン 同梱されている
RHELのバージョン
通常のサポート終了日 OpenJDK ELSでの
サポート終了日
8 8.0以降、9.0以降 2026/11/30 2032/12/31
17 8.4以降、9.0以降 2027/12/31 2029/1/31
21 8.9以降、9.3以降、10.0以降 2029/12/31 2031/9/30
25 9.7以降、10.1以降 2030/12/31 2033/9/30
  • ※
    ご利用のRHEL各バージョンのサポート期間内である必要があります。

OpenJDK ELSの導入により、同一バージョンのOpenJDKを長期にご利用することができます。

製品体系/価格

スタンダードオプションとプレミアムオプション

OpenJDK ELSには、スタンダードオプションとプレミアムオプションの2種類があります。 RHEL本体(ベース製品)ごとに対応が異なりますので、ご利用のRHEL製品に合わせて選択してください。

RHEL本体(ベース製品)の種類 対応するOpenJDK ELSの種類
Linuxサービスセット 下記以外 スタンダードオプション
AUS付帯可 プレミアムオプション
ELC (Extended Lifecycle Support)
Enterprise Linux with Dependable Support

数量

オンプレ向けには「10Core製品」「200Core製品」「2000Core製品」があります
これらを組み合わせて購入し、対象システムのCPU Core数の合計を満たすようにして下さい。端数は切り上げとなります。
たとえば、合計234Coreであれば、200Core製品×1本+10Core製品×4本 が必要ということになります。

クラウド向けは「1 Core or 2 vCPUs」の1種類です。
対象システムのCPU Core数の合計を満たす数量を契約してください。

システムを構成する各ノードごとのコア数は、下記のように算出します。

  • オンプレ物理環境
    サーバーに搭載されているCPUの物理Core数
  • オンプレ仮想化環境またはクラウドで、ホストのHyper-Threadingが有効な場合
    OSから見える2vCPUごとに1Core
  • オンプレ仮想化環境またはクラウドで、ホストのHyper-Threadingが無効な場合
    OSから見える1vCPUごとに1Core

オンプレ向け

初回導入用の製品

スタンダードオプション
型番 製品名
ULA4300-H01P1-I Red Hat Enterprise Linux 向け OpenJDK ELS スタンダードオプション (10Cores)(1年)
ULA4300-H01P2-I Red Hat Enterprise Linux 向け OpenJDK ELS スタンダードオプション (200Cores)(1年)
ULA4300-H01P3-I Red Hat Enterprise Linux 向け OpenJDK ELS スタンダードオプション (2000Cores)(1年)
プレミアムオプション
型番 製品名
ULA4300-H01R1-I Red Hat Enterprise Linux 向け OpenJDK ELS プレミアムオプション (10Cores)(1年)
ULA4300-H01R2-I Red Hat Enterprise Linux 向け OpenJDK ELS プレミアムオプション (200Cores)(1年)
ULA4300-H01R3-I Red Hat Enterprise Linux 向け OpenJDK ELS プレミアムオプション (2000Cores)(1年)

更新用の製品

スタンダードオプション
型番 製品名
ULH1S-4300117-I PPSupportPack(Red Hat Enterprise Linux 向け OpenJDK ELS スタンダードオプション 10Cores)(1年)
ULH1S-4300118-I PPSupportPack(Red Hat Enterprise Linux 向け OpenJDK ELS スタンダードオプション 200Cores)(1年)
ULH1S-4300119-I PPSupportPack(Red Hat Enterprise Linux 向け OpenJDK ELS スタンダードオプション 2000Cores)(1年)
プレミアムオプション
型番 製品名
ULH1S-4300120-I PPSupportPack(Red Hat Enterprise Linux 向け OpenJDK ELS プレミアムオプション 10Cores)(1年)
ULH1S-4300121-I PPSupportPack(Red Hat Enterprise Linux 向け OpenJDK ELS プレミアムオプション 200Cores)(1年)
ULH1S-4300122-I PPSupportPack(Red Hat Enterprise Linux 向け OpenJDK ELS プレミアムオプション 2000Cores)(1年)

クラウド向け

型番 製品名
ULSV69-A050 PP・サポートサービス(Red Hat Enterprise Linux -EX- 向け OpenJDK ELSオプション(1 Core or 2 vCPUs) for AWS)(24H)
ULSV69-A051 PP・サポートサービス(Red Hat Enterprise Linux -EX- 向け OpenJDK ELSオプション(1 Core or 2 vCPUs) for Azure)(24H)

動作環境

  • RHELの各バージョンに同梱されているOpenJDKが対象です。
    OpenJDKとRHELのバージョンの組み合わせは前述の「機能/特長」をご確認ください。
  • OpenJDK ELSのご利用には、前提としてRHEL本体のサポートが有効である必要があります。
    RHEL本体についても長期サポート製品「RHEL ELC」をご検討ください。
  • ご利用中のRHELのアップデート状態が古い場合、OpenJDK関連のパッケージのインストール/アップデートに失敗する場合があります。
    できるだけRHELの最新のマイナーリリースまたはRHEL ELC等で提供される長期サポートのマイナーリリースにてご利用ください。

サポートサービス

Red Hat社が定める、影響度が「重大(Critical)」なセキュリティー修正と、選定された「緊急(urgent-priority)」の不具合修正が提供されます。