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背景
近年、物流・運輸・防災・警備といった様々な業界で、人手不足対策や業務改革を目的として、多数のカメラで撮影した映像に対してAIによる高度な映像分析を行い、遠隔からリアルタイムに現場の状況を把握したいというニーズが高まっています。
映像処理を実施するためには、遅延なく高品質な映像伝送が求められますが、無線通信の変動によって乱れや遅れが生じるという課題があります。
概要
NEC独自の技術により、リアルタイムな映像分析に求められる画質を保ちながら、通信速度に合わせてデータ量を最適化することで、スムーズで乱れのない映像伝送を実現します。

「NEC Intelligent Video Streaming」の仕組み

NEC技術の適用有無による効果の比較
(左:NEC技術の適用なし、右:NEC技術の適用あり)
(左:NEC技術の適用なし、右:NEC技術の適用あり)
特長
- 1.通信速度(スループット)予測技術により、高画質で乱れや途切れのない映像視聴を実現
無線通信品質を予測し、映像品質を先回り制御することで、スムーズな映像伝送を実現します。この技術によって、予測困難に変動する無線通信環境下においても、通信速度低下前にビットレートを下げ、映像の乱れを最小限に抑えます。また、通信速度回復時にはそれを予測してビットレートを上げ、通信帯域を有効活用します。

通信予測技術
- 2.送信する映像の画質を最適化することで、伝送するデータ量の大幅な削減を実現
配信先での映像認識に必要な注目領域と最適画質を学習し、送信映像を最適化することで、データ量の削減を実現します。映像分析に必要な領域は高画質に、不要な領域は低画質にすることによって、リアルタイムな映像分析に必要な画質を維持しながら、安定した映像伝送に適したデータ量まで削減することができます。

注目領域の画質最適化技術
活用例
映像を伝送する様々なシーンでご活用いただけます。

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