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特長/機能 - IFAS FILE機能の特長

IFAS FILE 機能とは、高機能・高性能・高信頼性のファイルアクセスメソッドであり、IFAS一般ファイル(順編成/相対編成/索引順編成)に対して、アクセスAPI、リカバリ、環境設定・保守(ユーティリティ)等の機能を提供します。

移行性(NEC COBOLインターフェイス)

COBOL Standard EditionからIFAS FILE機能のサポートする各種編成ファイルを利用できます。 よって、従来、メインフレーム機やオフィスコンピュータで運用していた利用者プログラムをソースレベルで容易に移行することが可能です。 特に、A-VXのMIX(複数索引編成)ファイルにも対応しているため、MIXファイルを使用するAPの移行もスムーズに行えます。

高機能

多機能なAPIを提供し、高度なアプリケーション開発を支援します。

  • 索引順編成ファイルの順次検索処理と直接検索処理
検索処理 COBOL
  順次検索の方向 昇順
降順 × ※1 
  直接検索の方法  キー順  
 レコード番号順   × 
※1:RDB表では可能です。
  • スレッド間、クライアント・サーバ間でのファイル排他制御
  • デッドロック検出可能な自動レコードロック制御
  • 更新ログ収集/トランザクション処理制御

高性能

  • 索引順編成ファイルは、インデックスファイルとデータファイルを別個のディスク装置上に作成できるので、ディスクI/O負荷を分散させることができます。
I/O負荷対応 COBOL
別装置への分散 ×
  • 索引順編成ファイルの場合、入出力バッファは、インデックス階層レベルに応じたバッファ常駐の優先制御を行っています。
  • システム共有バッファ方式を採用しているために、特にファイル共有、検索処理において、バッファヒット率の向上が期待できます。

高信頼

  • プログラムが異常終了した場合に、完了していないトランザクションを自動的に取り消すことができます。
  • ディスク障害等で、最新状態のファイルが使用出来なくなった場合、バックアップファイルと更新ログファイルからIFASファイルを最新状態に復元することができます。
  • 索引順編成ファイルのインデックスファイルとデータファイルの整合性を管理していますので、利用者が誤った組み合わせで使用しても誤動作せずにエラーを通知します。
  • 電源ダウン後のシステム再起動時に、処理中だったファイルを最新トランザクション完了時の状態に自動的に復元します。
  • 自動復旧やトランザクション取り消し処理に失敗したファイルを復旧するユーティリティを提供します。

豊富なユーティリティ

  • ファイルの管理/保守を簡易に行うためのユーティリティ群を提供します。
  • 環境設定や稼働状況の確認を行うためのユーティリティを提供します。
  • ファイルコピーやデータクリアなどのコマンドラインユーティリティによるバッチ処理が行えます。