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NECフィールディング株式会社様

1,000システム以上を扱う運用アウトソーシング事業の
インシデント対応高度化で「オペレータ・ゼロ」構想を加速
- 業種:
-
- 情報サービス業
- 業務:
-
- 保守・サービス
- 製品:
-
- ソフトウェア/運用管理
- その他
- ソリューション・サービス:
-
- クラウド
- IoT
- サービス/アウトソーシング
事例の概要
課題背景
- 大量に届くアラートメールの切り分けに工数がかかり、人的コストが大きな負担となっていた
- 人手によるメール切り分け作業は、ストレスフルな上、見逃しなど検知ミスが発生する危険があった
- アラートトリガで実行するオペレーションは、障害対応手順書を探してから対処していたので対応に時間がかかっていた
成果
アラートメール切り分け自動化により、ストレスフルな切り分け作業が不要に
月15,000通程度送られてくるアラートメールの切り分けを自動化でき、不要なアラートメールの88%程度を削減できた
運用工数削減に成功し、人的リソースを人的対応が必要な業務に配置
運用工数3人月分を削減でき、アラートメールの切り分け専任者をお客様窓口業務に振り分けできた
オペレータの手間を軽減できた上に対応スピードが向上
アラートに応じた手順書がメールで通知されるため、インシデント検知から対応までにかかる時間が短縮でき、顧客満足度の向上につながった
導入ソリューション

NECフィールディングが行う顧客のシステム監視業務の中で、アラートメールの処理に大きな負担がかかっていた。同社はNECのインシデント管理高度化ソリューション「WebSAM Cloud」を導入し、アラートメールの処理を自動化。作業品質の向上と人的コスト削減をはかった。
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事例の詳細
導入前の背景や課題

OSサービス統括部
ディレクター
斉藤 靖弘 氏
アラートメールの処理にかかる人的コストが増大、顧客への通報にも時間を要していた
NECフィールディングはITソリューション、システムインテグレーション、アウトソーシングサービスなど、多様なサービスを提供しています。技術的知見と実践的な運用ノウハウを組み合わせ、企業がデジタル時代に直面する課題に対応するための包括的な支援を行っています。
同社はオファリングに力を入れており、その中で顧客のシステム回りの業務を一気通貫で預かり運用するマネージドサービスにも注力しています。システム運用においては1,000を超えるユーザシステムの運用アウトソーシングビジネスを展開しており、その規模はNECグループでもトップクラスを誇ります。OSサービス統括部 ディレクター 斉藤靖弘氏は「弊社サービスの強みは、競合他社では難しい領域もカバーできる守備範囲の広さです」と語ります。
マネージドサービス事業の中で大きな課題になったのが、顧客のシステム監視業務におけるアラートメールの処理です。同社では大量に届くアラートメールの切り分けを人手で行っており、大きな人的コストがかかっていました。また、目視での切り分けによるミスの発生、その心理的負荷の高い作業が担当スタッフに与える影響も課題でした。OSサービス統括部 主任 豊田将大氏は「今まではお客様のシステムから発生したアラートメールの件名や本文の文字列を見て『これは通報対象』『これは電話』『これはメール』」と目視で切り分けてお客様に通報していました」と話し、斉藤氏も「お客様への通報に時間とコストがかかることも大きな課題でした」と続けました。
お客様への通報時には、メールを切り分けた後、手順書を探し出して対応を行い、情報をまとめる作業などが必要で、時間と工数がかかっていました。「社内目標としてお客様に通報する時間を設定していますが、大量のアラートメール発生時には通報に時間がかかり、順守できないこともありました」(豊田氏)
選択のポイント

OSサービス統括部
主任
豊田 将大 氏
求める機能を満たしている上、シンプルで操作性・操作感が良いことが決め手に
これらの課題から、NECフィールディングはアラートメール処理の自動化を検討。インシデント管理高度化ソリューションWebSAM Cloud導入を決定します。
斉藤氏はWebSAM Cloudを選んだ理由を「シンプルで操作性・操作感が良いこと」と説明し、そしてその使いやすさについて、「完全日本語対応であること、直感的に操作ができる設定画面、サポートの迅速性等が決め手」と続けます。これを受けて豊田氏は次のように補足します。「UIがわかりやすくマニュアルを細かく見なくても操作できます。また、アラートを切り分ける部分や通報(電話・メール)の設定も、他社のものと比べると柔軟にできると感じました」(豊田氏)
さらに豊田氏は「お客様の求める規模感によって『占有』と『共有』の使い分けができる点も選択ポイント」と説明します。WebSAM Cloudでは、コストを抑えたい顧客に向けては1つのプロジェクトの中でいろんな顧客のアラートを扱える『共有』の環境を。また他の顧客の影響を受けたり大量のアラートで遅延したりすることを避けたい顧客に向けては『占有』の環境を柔軟に使い分けて設定できるようになっています。NECフィールディングでは、顧客の要望に合わせて、コストパフォーマンスに長じた提案を行っているとのことです。
NECのWebSAM Cloud導入や運用のサポートについて聞くと、斉藤氏は「私たちに寄り添ってサポートしてもらえる印象です。例えば私たちが『こういう機能が欲しいのだけど』と提言すると、NECはWebSAM Cloudの機能として正式に採用するかどうかを真摯に検討してくれます。グローバルなベンダーではなかなかないことだと思います」と話します。
導入後の成果
アラートメールの88%程度を削減でき、運用工数3人月分を削減
NECフィールディングではWebSAM Cloudを導入後、月15,000通程度送られてくるアラートメールの切り分けを自動化でき、不要なアラートメールの88%程度を削減。結果、運用工数3人月分を削減できたとのことです。「アラートメールの切り分け専任者をお客様窓口業務に振り分けできました。自動化したことでストレスフルな作業から解放でき、より人間がやるべき仕事に注力してもらいたいと考えます」(豊田氏)
またWebSAM Cloudの機能を活用した「手順書の特定」が業務の効率化にとても役立ったということです。WebSAM Cloudではアラート内容に応じた対応手順書をメールで通知することができます。オペレータはいちいちアラートを見て手順書を探し出す必要はなく、メールに書いてある手順書を参照すれば良くなります」(豊田氏)。単にアラート削減や通報自動化ができるだけでなく、インシデントの発生から解決までのプロセス全体を改善することができると豊田氏は評価します。
「WebSAM Cloudを導入することで人件費も削減できましたし、お客様を待たせることなく連絡ができるようになりました。そしてそれらのプロセスは自動処理されますので、人間の見間違いによるミスを起こすことも減ってきました」(斉藤氏)
今後の展望
WebSAM Cloudと他のシステムとの連携を進めたい
今後、NECフィールディングは電話/メール通報の完全自動化をしていく予定で、新サービスへの移行は、新規・既存顧客ともに今年度末から開始する予定とのことです。斉藤氏は次のように展望を述べます。「これからは単純な監視・オペレーション業務は完全に自動化してオペレータゼロを目指します。我々は基盤やクラウドといった領域に人的リソースをシフトして、サービス領域拡大を図っていきます。そのために、WebSAM Cloudと他システムとの連携を強化する等、今以上に効果を高めることを進めていきます。」

NEC担当者の声

テクノロジーサービスソフトウェア統括部
運用DXサービスグループ
東森 智也
要望を機能開発に反映し、業務拡大により貢献していきたい
今回の大規模な導入で運用工数削減など高い効果が出ていることを嬉しく思います。サポート面を評価いただけている点も励みになります。感銘を受けたのは、フォーマットの改善や手順書の連携など、周辺業務も含めてツールを効率化して使われている点です。
現場で改善されているからこそ出てくるご意見は、我々の機能開発の参考になります。今後ともいろいろなご要望や忌憚ないご意見をいただき、WebSAM Cloudを中心に、NECフィールディング様の業務拡大に貢献できるよう強化していければと思います。
マネージドサービスプロバイダ(MSP)事業を展開する企業様へ
NECフィールディングのように、大規模な運用形態でもミスなくフィルタリングできている点はWebSAM Cloudの強みです。正確さや日本語対応などの使いやすさは、他のMSP事業者様にとっても使いやすいサービスですので、ぜひお問い合せください。
お客様プロフィール
NECフィールディング株式会社
| お客様名 | NECフィールディング株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都港区(本社)、全国拠点342カ所 |
| 設立 | 1957年3月 |
| 資本金 | 96億7010万円 |
| 従業員数 | 5,042名(2025年3月末現在) |
| 事業内容 | ICTシステムのコンサルティング、設計、構築、保守、運用サービス他 |
| URL | https://www.fielding.co.jp/ |
この事例の製品・ソリューション
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(2026年2月16日)
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