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WebSAM DeploymentManager - FAQ(導入時/運用時の問題や障害)
導入時/運用時の問題や障害に関する質問
全般について
- Q1新規マシンを自動登録できません。
- A1
マシンの自動登録はネットワークブート(PXEブート)で行ないますので管理対象のマシンのBIOSがネットワークブートするように設定されていなければなりません。
また、管理対象マシンのBIOSのBoot順位でLANが一番上位になるように設定してください。 - Q2シナリオを実行すると、シナリオ実行エラーになります。
管理対象マシンにてPXEブート中にPXE-Exxのエラーが表示されます。
PXE-E16:No offeres were received.
PXE-E51:No DHCP or proxyDHCP offers were received.
PXE-E53:No boot filename received
PXE-E55:PROXY DHCP Service did not reply to request on port 4011. - A2
以下の設定を確認してください。
[DPMのDHCPサーバの設置場所の設定]
DPM Ver6.xの場合、Webコンソールの「管理」ビュー→「DPMサーバ」→「詳細設定」→「DHCPサーバ」タブ設定が正しいかを確認してください。
DPM Ver5.x以前の場合、メインウィンドウ画面の「設定」メニュー→「詳細設定」→「DHCP サーバ」タブから確認してください。
既に正しく設定されている場合も、改めて設定してください。
設定が正しいにも関わらずエラーが表示される場合は、一旦現在とは違う設定(実際の環境が「DHCP サーバがDPMサーバと同じマシン上で動作している」なら「DHCPサーバが別のマシン上で動作している」、「DHCPサーバが別のマシン上で動作している」なら「DHCPサーバがDPMサーバと同じマシン上で動作している」)にした後、正しく設定しなおしてください。
(例) 「DHCPサーバがDPMサーバと同じマシン上で動作している」を設定している場合-
「DHCPサーバが別のマシン上で動作している」を選択する
- 「OK」ボタンをクリックする
- 画面に表示されるメッセージに添ってサービスを再起動する
- 「DHCPサーバがDPMサーバと同じマシン上で動作している」を選択する
- 「OK」ボタンをクリックする
- 画面に表示されるメッセージに添ってサービスを再起動する
- ※「DHCP サーバ」タブの設定ではDPM Ver5.x以前の場合はDPMサーバを管理サーバ、マシンをコンピュータと読み替えてください。
[DHCPサーバ]
管理対象マシンに割り当てるIPアドレスのスコープが用意されている。
リース可能なIPアドレスが枯渇していないかを確認してください。
[LANスイッチ]
STP(スパニングツリープロトコル)のチェックが行われている場合は、DHCPサーバやDPMサーバと通信できない場合があります。 この設定はスイッチによっては既定値で有効になっておりますのでその場合、対象のマシンを接続するポートについては解除する必要があります。
[スパニングツリーについて]
パケットのループを防止する機能になります。
有効である場合、スイッチに接続されている機器がLinkUPしたタイミング(電源が入った直後)でパケットの伝送経路を決定するチェックを行なうため約1分間ほど通信ができなくなります。
この期間にPXEブートのタイミングが重なると正しくPXEブートが出来ません。
この設定は、通常スイッチ間を結ぶポートのみにするもので、対象のマシンを接続するポートには不要です。
-
- Q3シナリオを実行するとシナリオ実行エラーになり、イベントログに以下のエラーが記録されます。
scenario start ~ MAC:error=XX-XX-XX-XX-XX-XX:112 - A3
シナリオ実行対象のマシンでWake On Lanしなかったか、PXEブートに失敗したことが原因です。
DPMは電源OFFのマシンに対してシナリオを実行するとき、PXEブートが正常に行なえるかを監視しています。PXEブートが実行されない場合はWake On Lanしなかったと判断しシナリオ実行エラーになります。対象マシンのBIOS設定でWake On Lanならびにネットワークブートの設定を行なってください。BIOSの設定方法についてはハードウェア添付のマニュアルを参照してください。 - Q4「シナリオ開始時に対象マシンのOSを再起動する 」(DPM Ver5.x以前の場合は「実行前に再起動の強制実行を行う」)オプションを設定したシナリオを実行しましたが、管理対象マシンがシャットダウンされずシナリオ実行エラーになります。
- A4
DPMのシャットダウンは、マシンのデータ保護の観点から強制力の低いオプションにてシャットダウン処理を実行致しますので、以下のような場合には、管理対象マシンがシャットダウンできません。
- ワークステーションロックによりロックされている状態
- パスワード付きスクリーンセーバによるロック状態
- リモートデスクトップ、ターミナルサービス、その他リモート接続ソフトから接続された状態
- 編集中のデータやシャットダウン要求に応答しないアプリケーションが存在する状態
- Q5DeploymentManagerの次のサービスが起動されません。手動で起動しようとしても「エラー 1067 プロセスを途中で強制終了しました」というエラーメッセージが表示されます。
- DeploymentManager API Service
- DeploymentManager PXE Management
- DeploymentManager Backup/Restore Management
- A5
管理サーバのIPアドレスを正規の手順以外で変更した場合このエラーが発生します。
一旦、管理サーバを変更前のIPアドレスに戻した後に以下を参照して、IPアドレスの変更を行ってください。- DPM Ver6.1以降の場合 : リファレンスガイド(DPM6.4以降の場合は注意事項、トラブルシューティング編)「管理サーバのIPアドレス変更手順」
- DPM Ver6.0の場合 : リファレンスガイド「9.1.管理サーバのIPアドレスを変更する」
- DPM Ver5.x以前の場合 : ユーザーズガイド「基本操作編」-「X 管理サーバのIPアドレスを変更する」
- Q6管理対象マシンの電源をリモートでON(Wake On Lan)できない。
- A6
以下を確認してください。
- ハードウェアのマニュアルを参照して、管理対象マシンにWake On Lanとネットワークブートの設定を行ってください。
- DPMではオンボードLANを使用したWake On Lanをサポートします。
増設LANボードが搭載された装置については、システム要件が満たされており、DPMが搭載しているデバイス(NIC/ディスクコントローラ)に対応していれば動作可能な場合があります。
システム要件については、ファーストステップガイドを参照してください。
デバイスへの対応有無の確認方法については、対応装置一覧の「DPM サポート対象デバイスの確認について」を参照のうえ、お問い合わせください。 - 管理対象マシンを電源ボタン長押等で強制電源断された場合、ハードウェアの仕様により次回のWake On Lanが失敗する場合があります。
この場合、一度手動で電源をONしてOSの起動後にシャットダウンを行うことで、次回Wake On Lanをできるようになります。 - 一部機種では、DPMへネットワークブートでマシンを自動で登録した際に電源OFFすると管理対象マシンがWake On Lanしない場合があります。
電源がONにならない場合は、手動で電源をONにしてください。 - 管理対象マシンと接続しているスイッチのポートのLink SpeedとDuplexがAutoに設定されていないと、Wake On Lanできない場合があります。
管理対象マシンの電源がOFFの状態で、LANがリンクアップしているか確認してください。LANがリンクアップしていないと、DPMからWake On Lanできない場合があります。スイッチのポートとOS上ドライバの設定を確認して、Link SpeedとDuplexの設定をAutoにしてください。電源がONにならない場合は手動で電源をONにしてください。 - 管理サーバと管理対象マシンが別セグメントに存在する場合は、以下の2点の設定が必要です。
- DPMのグループ設定
DPM Ver6.xの場合はリファレンスガイド(DPM6.4以降の場合はWebコンソール編)「3.3.1 マシングループ追加」を、DPM Ver5.x以前の場合はユーザーズガイド「導入編」-「4.2 グループの登録」を参照の上、グループの設定が正しいかどうかを確認してください。 - ルータ/スイッチの設定
管理サーバから送信した電源ONの通信が当該管理対象マシンに届いていない可能性があるため、DPM Ver6.xの場合はファーストステップガイド「2.2.1 ネットワーク環境について」を、DPM Ver5.x以前の場合はユーザーズガイド「導入編)」-「1.11 ネットワーク環境の設定について」を参照の上、ネットワーク設定を確認してください。
- DPMのグループ設定
- 管理対象マシンのLANポートをTeaming設定されている場合、Teamingされた仮想LANのMACアドレスを実マシンの物理LANのMACアドレス(DPMサーバに登録しているMACアドレス)と同じ値になるように設定してください。
仮想LANのMACアドレスと物理LANのMACアドレスが異なる場合、DPMによる電源ON(Wake On Lan)ができません。
なお、SigmaSystemCenterをご使用の場合には、以下の資料を参照してください。
SigmaSystemCenter ネットワークアダプタ冗長化構築資料
- Q7管理サーバのIPアドレスを変更後、正しく動作しません。
- A7
管理サーバのIPアドレスを正規の手順にて変更を行ったか確認してください。また、ディスク複製のマスタイメージを作成している場合、マスタイメージの中にIPアドレス変更前の管理サーバのIPアドレスが残っています。そのため、DPM Ver6.0以前の場合は正常に動作いたしません。マスタイメージを再度作成してください。
- Q8シナリオ実行すると、"Starting kswapd","NTFS driver v1.1.2.2[Flags:R/O]"と表示されます。
- A8
BIOS設定のキーボード設定で、[USBレガシー機能]を無効にすることで回避できます。
- Q9管理サーバ起動時にDPMの一部のサービスが開始しません。
- A9
Windows Server 2003 (SP2未適用)の環境で運用する場合は、管理サーバ起動時にサービスが開始しない場合があります。
このような場合は、SP2を適用してください。 - Q10自動更新状態表示ツールをタスクトレイに再表示する方法を教えてください。
- A10
DPM Ver6.xの場合はリファレンスガイド(DPM6.4以降の場合はツール編)「クライアント設定ツール」を、DPM Ver5.x以前の場合はユーザーズガイド「基本操作編」-「4.5.1 クライアント設定ツール」を参照してください。
なお、DPMのOSクリアインストール機能を使用してOSのセットアップを行った場合は、以下の手順で、再表示してください。-
管理対象マシン上で「スタート」メニュー→「ファイル名を指定して実行」を選択し、実行するプログラムの名前に以下を入力して「OK」をクリックしてください。
- IA32版の場合:%Windir%¥system32¥DPMTray.exe -s
- x64版の場合:%Windir%¥SysWOW64¥DPMTray.exe -s
- 「クライアント設定ツール」が表示されますので、「表示する」を選択後、「OK」ボタンをクリックしてください。
-
- Q11管理対象マシンがWindows Server 2008、Windows Vistaの環境でシナリオ実行エラーが発生します。
- A11
管理サーバがWindows Server 2003 SP2、Windows Server 2003 R2 SP2で、管理対象マシンがWindows Server 2008、Windows Vistaの場合、以下の機能でネットワークの問題により、タイムアウトが発生し、シナリオ実行エラーとなる可能性があります。
- ディスク複製OSインストール
- サービスパック/HotFixの適用
- アプリケーションのインストール
[原因]
KB948496 現在公開終了 - Q12Windows Server 2008/Windows Vista以降の管理対象マシンをドメインに参加させると、ファイアウォールの設定が初期化(有効に設定)されます。
- A12
ドメインサーバでドメインセキュリティポリシーが未定義の場合に発生します。
ドメインに参加する前にドメインセキュリティポリシーを定義しておいてください。 - Q13月単位のスケジュール設定でシナリオが実行されない場合があります。
- A13
終了月を入力してスケジュール設定を行なってください。
月単位のスケジュールを設定する際、スケジュールの終了月を設定することができますが、終了月が未設定の場合には、シナリオがスケジュール通り実行されず、指定月の最終曜日に実行される場合があります。 - Q14閏年、閏秒が挿入される、またはサマータイムを設定する際に必要な作業はありますか?
- A14
時刻の参照には、Windows OSの日付を利用しているため、特別な作業はありません。
- Q15DPM Ver6.6(REVISION:001)以前のWebコンソールを起動すると以下のエラーが表示されて使用できません。
"HTTPエラー500.19 この構成セクションをこのパスで使用できません。" - A15
ASP.NETのインストールの時に、クラシックモードで動作するために必要なモジュール"IsapiModule"、または"IsapiFilterModule"がインストールされていない可能性があります。
DPM Ver6.6(REVISION:001)以前ではクラシックモードでWebサーバとの通信を行うため、上記モジュールが 必要です。"IsapiModule"、"IsapiFilterModule"がインストールされているかどうかの確認手順は以下となります。
[確認手順]-
IISマネージャを起動する。
- ご使用のサーバを選択する。
- 表示画面の[IIS]-[モジュール]を開く。
- "IsapiModule"、"IsapiFilterModule"が存在するか確認する。
"IsapiModule"、"IsapiFilterModule"が存在していない場合は、以下の手順でモジュールの追加をしてください。
[追加手順]-
IISマネージャを起動する。
- ご使用のサーバを選択する。
- 表示画面の[IIS]-[モジュール]を開く。
- 右側のメニュー「ネイティブモジュールの構成...」を選択する。
- 表示されたダイアログから"IsapiModule"、または"IsapiFilterModule"にチェックを入れ、[OK]を選択する。
- IISを再起動する。
-
- Q16Webコンソール操作時に以下の事象が発生します。
- 画面遷移に時間がかかる。(数分~数十分)
- 画面遷移時に「未定義またはNULL参照のプロパティ'src'は取得できません。」と表示され画面が表示されない。
- ボタン、メニューが表示されない。
- A16
Internet Explorer の互換表示が無効になっている可能性があります。
アドレスバーに表示されている「互換表示」ボタンをクリックして有効にしてください。
なお、Internet Explorer 11 は、Web コンソールの起動時に自動的にInternet Explorer 8 互換モードに設定されるため、明示的に互換モードを設定する必要はありません。 - Q17Internet Explorer 9,10,11の標準モード(※)で、Webコンソールを立ち上げたとき、タブが表示されない等、画面が正しく表示されない現象が発生します。
- ※標準モードへの対応状況については、以下を参照してください。
ファーストステップガイド
- 3.4. Web コンソール(DPM6.1以前の場合は 3.3. Web コンソール)
- 3.4.1. システム要件(DPM6.1以前の場合は 3.3.1. システム要件)
- SW環境 Webブラウザ
- ※標準モードへの対応状況については、以下を参照してください。
- A17
Internet Explorerの「ツール」メニュー→「互換表示設定」を選択し、「互換表示に追加したWebサイト」を確認してください。
Webコンソールを立ち上げる際にURLに入力するホスト名、IPアドレスが「互換表示に追加したWebサイト」に設定しているサイト名に含まれる場合は、そのサイト名を削除してください。
また、「イントラネットサイトを互換表示で表示する」のチェックが入っている場合は、チェックを外してください。
Internet Explorer 9,10の場合は、ドキュメントモードの設定も確認してください。ドキュメントモードはInternet Explorerの「ツール」メニュー→「開発者ツール」から確認できます。ドキュメントモードが"Internet Explorer 7 標準"となっている場合は、"標準"に変更してください。 - Q18Webコンソールを起動したとき、ブラウザの情報バーに以下の警告メッセージが表示される。
「Java(TM)は、最新のものではなく更新が必要なためブロックされました。」 - A18
WebコンソールのURLが信頼済みサイトに登録されていない場合に出力される可能性があります。以下の手順でWebコンソールのURLを信頼済みサイトに登録してください
-
Internet Explorer の「ツール」メニュー→「インターネットオプション」を選択する。
- 「セキュリティ」タブの「信頼済みサイト」を選択して「サイト」をクリックする。
- WebコンソールのURLを入力して、「このゾーンのサイトにはすべてサーバーの確認(https:)を必要とする」のチェックを外した後、「追加」ボタンをクリックする。
- 「閉じる」ボタンをクリックする。
-
- Q19SQL Server 2014環境で、イベントログに以下のエラーが記録されます。
ソース : Microsoft-Windows-DistributedCOM
イベントID : 10016 - A19
DPMの運用には支障はありません。
詳細については、以下のページを参照してください。
イベント ID 10016 エラーについてhttps://blogs.msdn.microsoft.com/jpsql/2015/10/29/id-10016/
- Q20Webコンソールの初期設定で、Internet Explorer の「ツール」メニュー→ 「インターネットオプション」の「プライバシー」→「サイト」に、接続先の管理サーバを入力し「許可」をクリックしたが、以下のダイアログが表示され追加できません。
「入力したドメイン名は無効です。ドメインはインターネットゾーンにあって、HTTPまたはHTTPプロトコルを使用していなければなりません。」 - A20
「プライバシー」→「サイト」の設定で、"localhost"やホスト名が含まれている場合、上記のダイアログが表示されることがあります。接続先の管理サーバの指定は、IPアドレスで指定してください。
- Q21Webコンソールを起動すると以下のエラーが表示されて使用できません。
"'/DPM'アプリケーションでサーバーエラーが発生しました。" - A21
DPMで使用するアプリケーションプールが ASP.NET v4.0 を使用するための設定になっていない可能性があります。
IIS上で ASP.NET v4.0 が有効になっていない場合は有効にしてください。また、アプリケーションプールの設定を確認してください。
ASP.NET v4.0が有効になっているかどうかの確認手順は以下となります。
[ASP.NET v4.0 の設定変更方法]-
IISマネージャーを起動する。
- ご使用のサーバを選択する。
- 表示画面の「ISAPIおよびCGIの制限」を選択する。
- 表示情報の"ASP.NET v4.0.30319"と書かれている全ての項目の「制限」の値を確認する。
制限が"許可"の場合 : 対応不要
制限が"許可"以外の場合 : 当該の項目で右クリックし「許可」を選択
[アプリケーションツールの設定変更方法]-
IISマネージャーを起動する。
- 「アプリケーション プール」を選択する。
- 表示画面の「DeploymentManagerPool(またはASP.NET v4.0 DeploymentManagerPool)」(※)を選択する。
- 右側のメニュー「操作」-「詳細設定」を選択する。
- 表示されたダイアログの「全般」-「.NET Framework バージョン」の値を確認する。
「.NET Framework バージョン」が "v4.0"の場合 : 対応不要
「.NET Framework バージョン」が "v4.0"以外の場合 : "v4.0" を設定し、[OK]を選択する。 - 「DeploymentManagerPool(またはASP.NET v4.0 DeploymentManagerPool)」(※)を選択した状態で、右側のメニュー「操作」-[停止]を選択する。
- 右側のメニュー「操作」-[起動]を選択する。
- ※「DeploymentManagerPool(またはASP.NET v4.0 DeploymentManagerPool)」以外のアプリケーションプールをDPMで使用している場合は、そのアプリケーションプールに読み替えてください。
DPMで使用しているアプリケーションプールの確認方法は以下となります。
a. IISマネージャーを起動する。
b. ご使用のサーバの[サイト]の配下から[DPM]を選択する。
c. 右側のメニュー「操作」-「詳細設定」を選択する。
d. 表示されたダイアログから"アプリケーションプール"の設定値を確認する。
-
- Q22管理サーバのイベントログに以下のエラーが記録されます。
No slot is empty to process this client's request - A22
複数台の管理対象マシンを同時に起動した場合に記録される場合があります。
管理対象マシンのOS起動に支障はありません。 - Q23Webコンソールの「運用」ビューの「リソース」-「マシン」以下の「マシン名」「識別名」「シナリオ名」の表示において、文字化けが発生する場合があります。
- A23
データベースとしてPostgreSQLを選択し、ODBCドライバとしてpsqlodbc_09_06_0300以降のバージョンを使用の場合は、「PostgreSQL ANSI」ドライバを使用してください。
ドライバの変更手順は以下となります。-
「スタート」メニューから「Windows 管理ツール」-「ODBC データ ソース (32 ビット)」を選択する。
- 「システムDSN」タブを選択する。
- システムデータソースとして「DPM」を選択して、「構成」をクリックする。
- 「管理」をクリックする。
- ドライバリストから「PostgreSQL ANSI」を選択して、「OK」をクリックする。
- 再度「OK」をクリックする。
システムを再起動する必要はありません。
- ※Windows Server 2016 の手順となっています。使用のOSにより一部手順が異なる場合がありますので適宜読み替えてください。
-
インストール/アップグレードインストール/アンインストールについて
- Q1DPM5.0/5.1の管理サーバのインストールの際にしばらく応答がありません。対応方法を教えてください。
- A1
データベースがインストールされていない状態で管理サーバをインストールした場合に発生します。
この場合は、データベースサーバとの通信が正しくできないためタイムアウトに5~10分程度必要となります。
管理サーバのインストールは、継続されますので、そのままお待ちください。
その後、データベースのインストールを行い、管理サーバでデータベースサーバのIPアドレスを設定しなおしてください。
また、管理サーバのインストール中に指定するデータベースサーバのIPアドレスが誤っている場合も同じ現象が発生します。
指定したIPアドレスが正しいことを確認してください。
詳細については、DPM5.1 ユーザーズガイド 「導入編」-「2.3 管理サーバ for DPMのインストール」を参照してください。 - Q2DPM Ver6.0xでDPMサーバのインストールやアップグレードをした場合に以下のメッセージが表示され、インストールを正常に行うことができません。
Fail to config IIS server.
xxxxxx not exists.
対応方法を教えてください。 - A2
上記のメッセージは、IISインストール時に初期設定として構成されたWebサイトの名前が存在しない場合に表示されます。
Webサイトを以下の初期設定の名前に変更して、再度実行してください。
初期設定のWebサイト名- Windows Server 2003(R2含む):既定の Web サイト
- Windows Server 2008(R2含む):Default Web Site
- Windows Storage Server 2003 R2の場合
初期設定は「Default Web Site」です。「既定の Web サイト」に変更してください。 - Windows Storage Server 2008/2008 R2の場合
NEC製品の初期設定は「WebRDP」です。「Default Web Site」に変更してください。
その後、DPMサーバをインストールし、再度「WebRDP」に戻してください。
-
「スタート」メニュー→「コントロールパネル」→「管理ツール」→「インターネット インフォメーションサービス (IIS) マネージャー」を選択します。
- 「インターネット インフォメーション サービス (IIS)
マネージャー」画面が起動しますので、ツリービュー上で、コンピュータ名→「サイト」→Webサイト名を右クリックした後に「名前の変更」を選択して、変更します。
- ※上記は、Windows Server 2008(R2含む)、およびWindows Storage Server 2008/2008 R2の場合の手順となります。
Windows Server 2003(R2含む)、およびWindows Storage Server 2003 R2の場合は、手順中の「サイト」を「Webサイト」に読み替えてください。
- Q3DPMのデータベースをインストール中に、データベースのインストールに失敗したことを示す下記のメッセージが表示され、インストールが中断します。対応方法を教えてください。
- DPM Ver5.xの場合
「データベースのインストールに失敗しました。」 - DPM Ver6.xの場合
「DPMサーバ(データベース)のインストールに失敗しました。」
- DPM Ver5.xの場合
- A3
- DPM Ver5.xをインストールする場合
- SQL Server が既にインストール済みの場合
「SQL Server Browser」のスタートアップの種類が「無効」に設定されていると、データベースのインストールに失敗します。スタートアップの種類を「自動」または「手動」に変更して、再度データベースのインストールを行ってください。 - Windows Server 2008 R2の場合
.NET Framework 3.5.1 のインストールが必要です。OSの機能の追加(「スタート」メニュー→「管理ツール」→「サーバーマネージャー」)から.NET Framework 3.5.1 をインストールしてください。
- SQL Server が既にインストール済みの場合
- DPM Ver6.xをインストールする場合
Windows Installer 4.5 以上がインストールされている必要があります。
DPM Ver6.xのインストレーションガイド「DPM サーバをインストールする」を参照し、DPMインストール媒体からWindows Installer 4.5をインストールしてください。
Windows Server 2008 R2の場合はデフォルトでインストールされているため、Windows Installerのインストールは必要ありません。
- DPM Ver5.xをインストールする場合
- Q4DPM Ver5.0/5.1のデータベースサーバをアンインストールしたマシンの起動時にエラー画面(以下内容)が表示されます。
SQLDUMPER library failed initialization. Your installation is either corrupt or has been tampered with. Please uninstall then re-run setup to correct this problem - A4
DPM Ver5.0/5.1のデータベースをインストールすると、「Microsoft SQL Server VSS Writer」もインストールされます。
ユーザーズガイド「基本操作編」-「22.3 データベースのアンインストール」の手順でデータベースを削除後もDPM以外の製品で使用される可能性がある為、「Microsoft SQL Server VSS Writer」は、削除されません。
該当コンピュータで「Microsoft SQL Server VSS Writer」を使用するサービスがない場合、起動時に上記エラーが表示されます。
該当DPM以外の製品で「Microsoft SQL Server VSS Writer」を使用しない場合は、以下の手順で削除してください。-
「スタート」メニュー→「コントロールパネル」→「プログラムの追加と削除」を選択します。
- 「プログラムの追加と削除」画面が表示されますので、「Microsoft SQL Server VSS Writer」を選択し、「削除」ボタンをクリックします。
- 「コンピュータからMicrosoft SQL Server VSS Writerを削除しますか?」と表示されますので、「はい」をクリックします。
- 再起動を促す画面が表示された場合は画面の指示に従ってください。
-
- Q5DPMサーバのアンインストールを行っても、DPMDBIインスタンスがアンインストールされません。
- A5
DPM Ver6.0(REVISION:001,002)でMicrosoft SQL Server 2008 R2 SP1 Expressを使用している場合に、本現象が発生します。
SP1でSQLのバージョン識別情報が変更されているため、DPMサーバをアンインストールしてもDPMDBIインスタンスがアンインストールできません。
「WebSAM DeploymentManager Ver6.0 SQL Server 2008 R2 製品版のデータベース構築手順書」の「4 アンインストール」を参照して、アンインストールしてください。
なお、DPM Ver6.0(REVISION:003)以降を使用している場合は、DPMサーバのアンインストール時に自動でアンインストールされます。 - Q6DPM Ver6.0(REVISION:002,003)に対してアップグレードインストール/アンインストールを実行した際に、再起動を促されます。
- A6
以下のとおりDPMサーバをアップグレードインストール/アンインストールする際に、一部のサービスの終了に時間がかかり、ファイルの置換/削除が行えず、マシンの再起動メッセージが表示される場合があります。
- DPM Ver6.0(REVISION:002)のDPMサーバを Ver6.0(REVISION:003)へのアップグレードインストール
- DPM Ver6.0(REVISION:002)のDPMサーバをアンインストール
- DPM Ver6.0(REVISION:003)のDPMサーバをアンインストール
アップグレードインストールの場合は、再起動後自動的にファイルの置換が行われます。
アンインストールの場合は、DPMサーバのインストールフォルダが残りますので、不要な場合は、手動で削除してください。 - Q7DPM Ver6.1(REVISION:002)で、64bit版OSにDPMサーバをインストールする際に、SQL Server 2012 Expressのアーキテクチャとして「x86」を選択すると、「データベースインストール失敗しました。」とエラーメッセージが表示され、インストールが失敗します。対応方法を教えてください。
- A7
64bit版OSへのDPMサーバのインストールにおいて、インストールするSQL Serverのアーキテクチャを選択する画面において「x86」を選択し、インストール先のフォルダを指定する画面で「SQL Serverインストールパス」を既定値のまま進めた場合に発生します。「SQL Serverインストールパス」には、「%Program Files(x86)%\Microsoft SQL Server」以外の値を指定してください。
- Q8DPMサーバとデータベース(SQL Server)を同一マシンにインストールしている環境でDPMをアップグレードしたところ「インストール失敗(SQLServerインストール失敗以外のエラー)」と表示され、アップグレードに失敗します。対応方法を教えてください。
- A8
DPMサーバをインストールしたユーザと異なるユーザでログオンした状態でアップグレードを実施した場合に発生します。DPMサーバをインストールしたユーザでログオンして、アップグレードを実施してください。
バックアップ/リストアについて
- Q1バックアップに比べて、リストアの方が時間がかかるように思われます。
- A1
サーバのストレージデバイスへの書込速度がクライアントのストレージデバイスへの書込速度と比べて遅いことが原因で起こります。これは次の要因が考えられます。
- RAID設定。
- ファイルシステムのNTFS圧縮が有効になっている。
- ハードディスクにフラグメンテーションが多数発生している。
- Q2マルチキャスト設定でリストアを行うと失敗します。
- A2
お使いのスイッチングハブ、ルータ等にマルチキャストを通す設定がなされているかをご確認ください。
- Q3リストアを実行中の管理対象マシンの画面に「ERROR: Retry timeout, Disk writing cannot be completed, i_work==XX」とエラーが表示され、リストアが完了しません。
- A3
この現象は、リストアデータの書き込みが予定の時間内に完了せずタイムアウトが発生するために起こります。
再度リストアを行って頂き、それでも回避されない場合は、以下の手順により、レジストリを変更しタイムアウト時間を延長してください。-
管理サーバに管理者権限でログインします。
- レジストリエディターを起動します。
- 以下のレジストリを変更します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\bkressvc\Parameters
名前:ClientResultDisplayRetrytimes
既定値は「300」秒で、最大値は「655356」秒です。この値を大きくしてください。
名前:UnicastReceiveTimeoutMillisec
既定値は「600000」ミリ秒で、最大値は「4294967295」ミリ秒です。この値を大きくしてください。 - 以下のサービスを再起動します。
DeploymentManager Backup/Restore Management
-
- Q4バックアップ/リストア時に「Cannot find the corresponding disk(1)」と表示されます。
- A4
シナリオ作成時に、ディスク番号の指定を間違えている可能性があります。
以下の事が設定されていることを確認の上、再度ディスク番号を指定してください。- バックアップまたはリストアを行いたいディスクとディスク番号が一致している。
- バックアップまたはリストアを行う対象のマシンに認識できるストレージデバイスが接続されている。
- Q5バックアップ中に、管理サーバ側のディスク容量不足となりシナリオ実行エラーとなります。
- A5
管理サーバのバックアップ先のHDD空き容量を増やしてください。
Ver3.1以前は同じバックアップシナリオを実行した場合、前回のバックアップイメージファイルを削除してからバックアップを開始していました。
Ver3.8以降では機能強化のため、一旦テンポラリのファイルとしてバックアップイメージファイルを作成し、バックアップが完了した時点で 前回のファイルに上書きするように変更されました。このため、一時的にHDDの空き容量が必要となっています。 - Q6バックアップ/リストア時に処理が開始せず、以下のエラーが表示されます。
「could not find IP address and NetworkDeviceName」 - A6
- Q7バックアップ/リストア時にエラーが発生します。
- A7
DPM Ver3.8~4.3を使用してイメージファイルの拡張子を手動で大文字(LBR)に指定した場合にエラーが発生する可能性があります。
バックアップ/リストアでイメージファイルを選択する際に拡張子を明記しなかった場合、自動的に拡張子(lbr)が小文字で設定されます。
手動で拡張子を入力する場合は、小文字(lbr)を指定してください。 - Q8DPM Ver6.xのCDブートによるシナリオ実行で実際の処理が始まるまでに時間がかかります。
- A8
CDブートによるシナリオ実行では、管理対象マシン上で検出したNICを順番に使用して管理サーバへの接続を試みます。複数のNICを搭載した管理対象マシンでは、管理サーバに接続しているNICを特定するまでに数十分の時間を要する場合があります。
管理サーバへ接続しているNICのeth番号が明らかな場合は、「DPMIP.conf」に「ClientEth:x」を追加してeth番号を指定することで、時間を短縮できます。設定方法については、DPM6.xのオペレーションガイド「付録 A DHCPサーバを使用しない場合の運用をする」の「バックアップ/リストア/ディスク構成チェックをする」を参照してください。 - Q9リストアシナリオにフルセクタオプションを設定すると、「作成するイメージファイルとフルセクタオプション指定が一致するように注意してください」というエラーが発生して、シナリオが作成できません。
- A9
DPM Ver6.1、DPM Ver6.2で、バックアップイメージ(.lbr)と同じフォルダ内にバックアップイメージ情報ファイル(バックアップイメージと同名の.xmlファイル)が存在しない状態で、フルセクタオプションを設定したリストアシナリオを作成しようとした場合に発生します。
バックアップイメージを管理サーバ上で一旦別名にリネームして、シナリオ内で指定するイメージ名と異なる状態にしてリストアシナリオを作成してください。
リストアシナリオ作成後はリネームしたバックアップイメージを元のファイル名に戻してください。 - Q10セキュアブート設定が有効になっている管理対象マシンに対してバックアップ/リストアを実行した際に、PXEブート/CDブートされずに、OSが起動してしまいます。
- A10
DPMはセキュアブートに対応していないため、管理対象マシンのセキュアブートの設定を無効にしてから、バックアップ/リストアのシナリオを実行してください。
セキュアブート設定の無効化についてはハードウェア添付の製品マニュアル等を参照してください。
OSクリアインストールについて
- Q1OSクリアインストール中、STOPエラー:0x0000007B または、"INACCESIBLE_BOOT_DEVICE"と表示され、ブルースクリーンになります。
- A1
OSインストール対象の装置によっては、「大容量記憶装置用OEMドライバ」の指定が必要な場合があります。シナリオの作成時に「大容量記憶装置用OEMドライバ」を指定してください。
- Q2OSインストール後、ネットワークデバイスが不明デバイスとして存在します。
- A2
デバイスドライバをインストールするためには、適切なデバイスドライバをDPMに登録しシナリオで指定する必要があります。
詳細は、対応装置一覧を参照してください。
ディスク複製OSインストールについて
- Q1ディスク複製OSインストールで、パラメータファイルが存在しないという内容のエラーが発生します。
- A1
管理対象マシンは、管理サーバよりディスク複製用パラメータファイルを取得する為、管理サーバへの接続を試みますが、この接続に失敗している可能性があります。原因として以下が考えられます。
-
管理サーバが所属するドメインが、「ネットワーク経由でコンピュータへアクセス」のユーザー権限を許していない設定になっている。
→ 管理サーバに接続可能にするには、このユーザ権限が必要になります。 - 管理対象マシンのOSの 「LAN Manager認証レベル」設定が「NTLMv2応答のみ送信 LMを拒否」であり、かつ管理サーバのOSがSP4が適用されていない Windows 2000 である。
→ 認証レベルを下げて頂くか、管理サーバにWindows 2000 SP4を適用して頂く必要があります。
-
- Q2ディスク複製OSインストール実行後、設定したセットアップパラメータが適用されていない項目があります。
- A2
ディスク複製OSインストール時に一部の設定が反映されない場合があります。その場合はディスク複製終了後、手動で設定してください。
- Q3ディスク複製時、ログイン画面で停止します。(パスワードエラーが発生します。)
- A3
マスタマシンでディスク複製OSインストールの準備を行った際に、パスワードが設定されたままになっています。
マスタマシンのパスワードを無しに設定して、再度バックアップを行ってください。そのバックアップイメージを用いて、再度ディスク複製OSインストールを行ってください。 - Q4Linuxのディスク複製によるOSインストールを行なったところ、/etc/hostsファイルが書き換えられます。
- A4
DPM3.1/3.8/3.81では仕様です。/etc/hostsファイルのループバックアドレス行が以下のように書き換えられます。
127.0.0.1 localhost.localdomain unameで表示されるホスト名
以降のバージョンでは、仕様が変更され、/etc/hostsファイルの変更は行なわれません。 - Q5ディスク複製OSインストールにて、個性反映が失敗する。
- A5
ディスク複製OSインストールを行う際は、対象マシンに対するパスワードポリシーを外してください。
サービスパック/HotFix/Linuxパッチの適用、アプリケーションのインストールについて
- Q1管理対象マシンに配信されますが、オプション不正のメッセージが表示され、適用できません。
- A1
マイクロソフトのセキュリティパッチの仕様によるものです。
一部のセキュリティパッチは実行パスに2バイト文字が含まれると正しく動作しません。2バイト文字を含まないフォルダに格納し直して、再度イメージビルダーで登録してください。 - Q2サービスパック/HotFixの自動インストールができません。
- A2
Windows 2000 Service Pack1,2,3,4を登録する場合は、コマンドオプションに「-u -z」を指定してください。
また、Windows Server 2003 Service Pack1,2を登録する場合は、「/passive /norestart」を指定してください。
HotFixについても、コマンドオプションを確認して指定してください。 - Q3Windows XP Service Pack 2適用後、通信できなくなりました。
- A3
Windows XP Service Pack 2製品対応状況を参照し、管理対象マシンのファイアウォールを設定してください。
- Q4Linuxパッチの適用に失敗します。
- A4
Linuxパッチ配布が失敗する場合、以下の可能性が考えられます。
-
他のrpmパッケージに対して依存関係を持っている。
→ 依存関係にあるパッケージを先に配布してから、パッチを配信してください。 - すでに同じパッチが適用済みである。
- rpmパッケージに署名が行われていない。
→ 適切なコマンドオプションの設定を行ってください。
オプション サブオプション 内容 -i 新しいパッケージをインストールします。 -U 既にインストールされているパッケージのアップグレードを行います。インストールされていない場合もインストールを実施します。 古いバージョンは全て削除されます。 -i 新しいパッケージをインストールします。 -F 古いバージョンが現在インストールされている場合に限りアップデートを行います。古いバージョンは全て削除されます。 -i --oldpackage 既にインストール済みのパッケージよりも古いパッケージをインストールします。 -i --replacefiles インストール済みの他のパッケージに含まれるファイルを置き換えてしまう場合にもインストールを実行します。 -i --replacepkgs インストール済みのパッケージを再インストールします。 -i --force --oldpackage + --replacefiles + --replacepkgs -i --nodeps 依存関係を無視して強制的にインストールします。 -i --nosignature 読み込み時にパッケージまたはヘッダの署名を検査しません。 -
コマンドラインからの操作について
- Q1コマンドラインを実行すると「引数が不正です。」とエラーが表示されます。
- A1
引数に空白、もしくは「>」が含まれるとエラーが発生します。
このような場合は、該当の引数を「"」(ダブルクォーテーション)で括ってください。 - Q2DPM Ver6.0(REVISION:001,002,003)のコマンドラインで「/P」、または「/S」を使用した場合、下記のエラーが表示されて動作しません。
ERROR:DPMサーバの設定に失敗しました。
ERROR CODE:xxxx
ERROR MSG:xxxx - A2
DPMコマンドラインで「/P」を使用して通信ポートを指定すると、下記いずれかのエラーが表示されてDPMコマンドラインが動作しない場合があります。
------------------------------------------------------------------
ERROR:DPMサーバの設定に失敗しました。
○○○は行われません。
ERROR CODE:7303
ERROR MSG:Session:指定したURLのオープンに失敗しました。URLFileOpen失敗
------------------------------------------------------------------
ERROR:DPMサーバの設定に失敗しました。
○○○は行われません。
ERROR CODE:7304
ERROR MSG:Session:DPMサーバが成功以外の終了コードを返却しました。(HTTP Status is not 200)
------------------------------------------------------------------
- ※○○○には「電源ON」、「シャットダウン」「エラーステータスのクリア」、「シナリオ割り当て/割り当て解除」が入ります。
- 電源ON --- powon
- シャットダウン--- shutdown
- ステータスクリア--- stsclear
- シナリオ割り当て解除--- assign(/U)
本現象が発生した場合、管理対象マシンをマシン名ではなく下記例のようにMACアドレスで指定してください。
例)dpmcmd.exe "DPMサーバ" shutdown /P "Webポート" /M "MACアドレス" "パスワード"また、DPMコマンドラインで「/S」を使用してHTTPS通信を行なった場合にも、上記いずれかのエラーが表示され、DPMコマンドラインが動作しない場合があります。
この現象は、管理対象マシンをマシン名で指定し「/P」を使用せず下記を実行すると発生します。- 電源ON--- powon
- シャットダウン--- shutdown
- シナリオ割り当て解除--- assign(/U)
この場合は下記例のように管理対象マシンをMACアドレスで指定するか、「/P」を使用して通信ポートを指定してください。
例)
管理対象マシンをMACアドレスで指定する場合
dpmcmd.exe "DPMサーバ" shutdown /S /M "MACアドレス" "パスワード"
通信ポートを指定する場合
dpmcmd.exe "DPMサーバ" shutdown /S /P "Webポート" "マシン名" "パスワード" - Q3DPMコマンドライン(DPM Ver5.x以前はコマンドライン for DPM)を実行すると、下記のエラーが表示されて動作しません。
ERROR:xxxx
ERROR CODE:7304
ERROR MSG:xxxx - A3
DPMコマンドラインを実行するマシンにプロキシサーバが設定されており、DPMサーバにプロキシサーバを経由してアクセスする必要がない場合、DPMコマンドラインの実行時に下記のエラーが表示されることがあります。
DPM Ver6.xの場合
------------------------------------------------------------------
ERROR:DPMサーバの設定に失敗しました。
○○○は行われません。
ERROR CODE:7304
ERROR MSG:Session:DPMサーバが成功以外の終了コードを返却しました。(HTTP Status is not 200)
------------------------------------------------------------------DPM Ver5.xの場合
※ ○○○はコマンドの実行内容に応じて変化します。
------------------------------------------------------------------
ERROR:Webサーバの設定に失敗しました。
○○○は行われません。
ERROR CODE:7304
ERROR MSG:Session:Webサーバ for DPMが成功以外の終了コードを返却しました。(HTTP Status is not 200)
------------------------------------------------------------------
DPMコマンドラインとDPMサーバ(DPM Ver5.x以前はWebサーバ for DPM)の間の通信はHTTPを使用していますが、ローカルサーバ(内部ネットワークサーバ)に対しプロキシサーバ経由でアクセスを試みているためHTTPエラーが発生しています。
下記の手順でプロキシサーバのバイパス(例外)設定を行いプロキシサーバを経由しないように設定してください。
-
DPM Ver6.x、DPM Ver5.2(REVISION:003以降)、DPM Ver5.1(REVISION:005以降)のバージョン
WinHTTPのプロキシ設定にバイパスを設定します。
<Windows Server 2008以降のバージョン>
コマンドプロンプトを起動し、下記のコマンドを実行します。(*)
[x64OSの場合]:
%SystemRoot%¥SysWOW64¥netsh winhttp set proxy proxy-server="プロキシサーバのアドレス" bypass-list="DPMサーバのアドレス"
[x86OSの場合]:
netsh winhttp set proxy proxy-server="プロキシサーバのアドレス" bypass-list="DPMサーバのアドレス"
実行例は下記のとおりです。- コマンド
¥Windows¥SysWOW64¥netsh winhttp set proxy proxy-server="testproxy.co.jp:8080" bypass-list=192.168.1.1" - 実行結果
現在の WinHTTP プロキシ設定:
プロキシ サーバー: testproxy.co.jp:8080
バイパス一覧 : 192.168.1.1
コマンドプロンプトを起動し、下記のコマンドを実行します。(*)
proxycfg -p プロキシサーバのアドレス DPMサーバのアドレス
実行例は下記のとおりです。- コマンド
proxycfg -p testproxy.co.jp:8080 192.168.1.1 - 実行結果
更新されたプロキシ設定
現在の WinHTTP プロキシ設定:
HKEY_LOCAL_MACHINE¥
SOFTWARE¥Microsoft¥Windows¥CurrentVersion¥Internet Settings¥Connections¥
WinHttpSettings :
プロキシ サーバー: testproxy.nec.co.jp:8080
バイパス一覧 : 192.168.1.1
- コマンド
- 上記1以外のバージョン
Internet Explorer のプロキシの設定に例外を設定します。-
Internet Explorer を起動し、[ツール]-[インターネットオプション]を開きます。
- 2)[接続]タブで[LANの設定]-[詳細設定]を選択し、[例外]にDPMサーバのアドレスを登録します。(**)
(**) DPM Ver5.x以前の場合は例外にWebサーバ for DPMのアドレスを登録します。 -
-
サービス停止、開始について
- Q1DPMに関連するサービスの停止と、サービスの開始を手動で行う場合に順番はありますか?
- A1
DPMに関連する各サービスには連携/依存関係があり、サービス停止とサービス開始には順番があります。
手動でサービス停止とサービス開始を行う場合は、以下の順番で行ってください。【 管理サーバ側 】
- 対象バージョン: DPM Ver6.0以降
[サービス停止順番]-
「DeploymentManager」で始まるサービス
- SQL Server (DPMDBI)
-
SQL Server (DPMDBI)
- 「DeploymentManager」で始まるサービス
-
- 対象バージョン: DPM Ver5.x
[サービス停止順番]-
「DeploymentManager」で始まるサービス
- SQL Server (DPMDBI)
- Apache Tomcat
-
Apache Tomcat
- SQL Server (DPMDBI)
- 「DeploymentManager」で始まるサービス
-
- 対象バージョン: DPM5.0より前
[サービス停止順番]-
「DeploymentManager」で始まるサービス
- Apache Tomcat
-
Apache Tomcat
- 「DeploymentManager」で始まるサービス
-
※ 「DeploymentManager」で始まるサービスの停止、開始に順番はありません。
※ Apache Tomcatは他のサービスと依存関係がありませんので順番が前後しても問題ありません。【 管理対象マシン側 】
- サービス停止順番
DPMクライアント(DPM Ver5.x以前の場合はクライアントサービス for DPM)の2つのサービスに停止順番はありません。
以下の2つのサービスを停止してください。
・DeploymentManager Agent Service
・DeploymentManager Remote Update Service Client - サービス開始順番 DPMクライアント(DPM Ver5.x以前の場合はクライアントサービス for DPM)の2つのサービスに開始順番はありません。
Windows Management Instrumenatation が開始していることを確認後、以下の2つのサービスを開始してください。
・DeploymentManager Agent Service
・DeploymentManager Remote Update Service Client
- 対象バージョン: DPM Ver6.0以降
- Q2イベントログに以下のメッセージが出力されて、DPMのサービスが起動できません。
- 「DeploymentManager API Service サービスは予期せぬ原因により終了しました。」と表示され、DeploymentManager API Serviceが起動後に終了してしまう。
- 「既に存在するファイルを作成することはできません。」と表示され、DeploymentManager Schedule Managementが起動できない。
- A2
当該のDPMサービスは、起動の際にSQL Server (DPMDBI)にアクセスを行うため、SQL Server (DPMDBI)サービスが停止していたり、何らかの要因でデータベースにアクセスできない場合、起動に失敗します。
SQL Server (DPMDBI)サービスを再起動して、改めて当該サービスの起動をしてください。