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WebSAM BOM - FAQ(ソリューション編)
「WebSAM BOM」に関する詳細な技術FAQ情報は、開発元「セイ・テクノロジーズ社」のページもご参照ください。
- ※[技術サポート]→[サポート技術情報]
ソリューション編
- Q1DMZにあるサーバを監視できますか?ファイアウォールを通過できますか?
- A1
DMZ内にあるサーバを監視するには、ファイアウォールでWebSAM BOMが使用するポートを解放する必要があります。
また、Linuxサーバを監視する場合はOpenSSHのポートを開放する必要があります。 - Q2クラスタサーバの監視は行えますか?
- A2
MSFCやCLUSTERPRO上での動作に対応しており、クラスタサーバの共有ドライブなどの監視が行えます。
■注意事項
サーバのシャットダウンや再起動、サービスのコントロール(停止/開始)は、通常クラスタシステムで制御しているため、WebSAM BOMのイベント処理で本処理を自動リカバリとして設定した場合には予期せぬ動作が発生する場合がありますのでご注意ください。
フェイルオーバが実行された際、監視対象ソフトウェアの起動が監視サービスの起動より遅れ、監視結果が異常であると判定される場合がありますので、フェイルオーバ時の設定(監視サービスの開始)については考慮されます様お願い致します。
共有ドライブの監視切り替えについてはクラスタシステムの設定が必要になりますので、クラスタシステムの仕様をご確認ください。 - Q3WebSAM BOMで監視できるアプリケーションにはどの様な製品がありますか?
- A3
WebSAM BOMはパフォーマンス・カウンタ、Windowsイベントログ、サービスに対応するアプリケーションを監視することができます。
代表的なアプリケーションは以下の通りです。- グループウェア
- Microsoft Exchange
- データベース
- Oracle
- Microsoft SQL Server
- IBM DB2
- インターネット
- Internet Information Server
- バックアップ
- Backup Exec
- ARCserve
- NTBackup
- UPS
- APC PowerChute
- ワクチンソフト
- NetShield
- AntiVirus
- マイクロソフト製品
- マイクロソフト社製の各種BackOffice製品(Exchange、SQL Server、IIS、Site Server、SNA Serverなど)
- グループウェア
- Q4統合型システム監視ツールとの連携は可能ですか?
- A4
WebSAM BOMでは、SNMPトラップ送信やイベント書き込み機能などを使用して、統合ビューアと通報連携を行うことができます。
TivoliやCA Unicenterなどの統合型システム管理ツールでWindowsサーバを監視する場合、導入コストが高価になりがちです。
ホストやUNIXは統合型システム管理ツールを使い、Windowsの部分は安価なサーバ監視ツールをご希望の場合は、WebSAM BOMの導入をご検討ください。 - Q5SNMPネットワーク管理システムと連携は可能ですか?
- A5
WebSAM BOMはSNMPトラップ送信機能をサポートしています。
WebSAM BOMからSNMPマネージャに対してSNMPトラップを送信することでSNMPマネージャ(ESMPRO/ServerManager)との通報連携が可能です。
なお、連携機能での通報情報表示成形の設定にはSNMPマネージャ側の設定が必要になります。
ESMPRO/ServerManagerのSNMPトラップ通報連携の設定方法は、WebSAM BOMの製品媒体内に格納しております以下のファイルをご参照ください。
■ESMPRO連携セットアッププログラムREADME
製品媒体のルートフォルダ\TOOLS\ESMPRO連携 - Q6暴走プログラムやシステム(OS、アプリケーションなど)が高負荷状態のため、マシンのCPU使用率が高くなり急にマシンの性能やレスポンスが低下する様な状況を監視することは可能ですか?
- A6
WebSAM BOMのパフォーマンス・カウンタ監視機能を使用してCPUの使用率(Processor:% Processor Time)を監視することで、CPU高負荷や異常の予兆を監視することができます。
また、稼動しているプロセス毎にCPUの使用率を監視できますので、プロセスのCPU時間の占有状況を把握することが可能です。 - Q7急にマシンのメモリリソースが不足になり、アプリケーションが起動しなくなったり、正常動作しない場合があるのですが、メモリリソースの使用状況を監視することは可能ですか?
- A7
WebSAM BOMのパフォーマンス・カウンタ監視機能を使用して仮想メモリの使用率(Memory:% Committed Bytes in Use)を監視します。
また、プロセス毎に使用している仮想メモリを監視できますので、どのプロセスがメモリリソースを過剰使用しているか、あるいはメモリリークを起こしているかを把握することが可能です。 - Q8アプリケーションが停止していたり急に異常終了する場合があるが、この様な状況を監視することは可能ですか?
- A8
アプリケーションの稼動監視は基本的にWebSAM BOMのサービス監視機能とプロセス数監視機能で行えます。
サービス監視では、アプリケーション・サービスの状態(停止中/停止途中/一時停止中/一時停止途中/再起動中/起動中/実行中)を監視することができます。
例えば、動いているはずのサービスが停止している場合には、自動的にサービスを起動することができます。
プロセス数監視では、指定したプロセス(EXE)がいくつ生成されているか監視することができます。
もし指定したプロセスが異常終了して存在しない場合は、自動的にプロセスを起動することができます。 - Q9マシンのハードウェア関連の障害を監視することは可能ですか?
- A9
WebSAM BOMはソフトウェア層の監視を行うため、直接ハードウェアの監視を行うことはできません。
サーバ付属のハードウェア監視ソフト(ESMPRO/ServerAgent)と連携することでハードウェア障害の監視が可能です。
例えば、RAIDディスクを構成しているディスクの障害、サーバ機内温度の上昇、FANの状態など、ハードウェアに特化した監視を行うことができます。 - Q10SQL Serverで使用しているデータキャッシュのヒット率を把握し、SQL Serverの性能が妥当か低下しているかを監視することは可能ですか?
- A10
WebSAM BOMのパフォーマンス・カウンタ監視機能を使用してSQL Serverのキャッシュヒット率(SQLServer: Cache Hit Ratio)を監視します。
データのヒット率が低く、データベーストランザクションのレスポンスが遅い場合には、実メモリの拡張が必要となります。 - Q11SQL Serverのトランザクションログの使用状況を監視することは可能ですか?
- A11
WebSAM BOMのパフォーマンス・カウンタ監視機能を使用してログ領域の使用率(SQLServer:Log Space Used(%))を監視することでトランザクションログ領域の使用状況を把握し、使用率が高い場合にはDumpを実行する目安になります。
- Q12Exchange Serverのメール配信が正常に行われない場合があります。どのExchange Serverコンポーネント(MTA)及び通信経路に問題があるのか特定することは可能ですか?
- A12
WebSAM BOMのパフォーマンス・カウンタ監視機能を使用してExchange MTAの作業キューの長さ(MSExchangeMTA:Work Queue Length)を監視します。
継続的にMTA作業キューに処理待ちのメッセージがある場合には、ネットワークやメッセージ配信先のExchange Serverに問題が発生した可能性があります。
また、Exchange MTAのメッセージ配信先毎に作業キューを監視(MSExchangeMTA Connections:Queue Length)することができますので、ピンポイントでどの配信経路や配信先のExchange Serverコンポーネントに問題が生じたか検知することができます。 - Q13ユーザが大量のメールを一気に配信し急にExchange Serverのデータベースファイル(インフォメーションストアなど)が大きくなるため、ディスク容量が不足する場合があります。Exchange Serverが使用しているディスク容量を監視することはできますか?
- A13
WebSAM BOMのファイル/ディレクトリサイズ監視機能及びディスク空き容量監視機能を使用しExchange Serverのデータベースファイル(Priv.edb、Pub.edb)のファイルサイズとファイル保存先のディスクドライブ空き容量を監視することで、ディスクドライブ容量不足によるトラブルが発生する前に適切な処置を施すことができます。
- Q14セキュリティ管理を行うために何時、誰が、どのマシンからドメインにログオンしたかといった情報を管理することは可能ですか?
- A14
WebSAM BOMのイベントログ監視機能を使用し、セキュリティログに出力される「ログオン/ログオフ監査イベント」を監視します。
また、該当するイベントログをWebSAM BOMが管理するデータベースに保存することもできますので、「ログオン/ログオフ」の監査記録を長期的に保存することが可能です。 - Q15WebSAM BOM Oracleオプションを利用してデータベースの監視を行おうとしていますが、Oracle Databaseを監視する場合、基本製品、オプション製品の組み合わせはどの様になりますか?
- A15
Oracle Database を監視する場合は以下の製品をご購入ください。
- WebSAM BOM for Windows 基本パッケージ
- WebSAM BOM Oracleオプション
https://jpn.nec.com/websam/bom/dousa.html#anc-option_Oracle - Q16仮想化環境(VMware, Hyper-V, VirtualServer)のゲストOS/ホストOSのサポート状況とライセンスの考え方について教えてください。
- A16
仮想化環境上のゲストOSがWebSAM BOMの動作環境を満たしている場合、同様にホストOSがWebSAM BOMの動作環境を満たしている場合は、それぞれサポート対象になります。
https://jpn.nec.com/websam/bom/dousa.html
■仮想化環境のライセンスについて
仮想化環境上のゲストOSを監視する場合でも、監視対象のゲストOS毎にライセンスが必要となります。
ゲストOS用の安価なライセンスも用意しております。
詳細は以下の製品ページをご参照ください。
https://jpn.nec.com/websam/bom/price.htmlWebSAM BOMのライセンスの考え方については、以下のセイ・テクノロジーズのWebページをご参照ください。
https://www.say-tech.co.jp/product/bomwin70/price-license#license
- Q17BOMアーカイブにSQL Server Express Editionを利用する場合の注意事項を教えてください。
- A17
Express Editionでは一部の機能が利用できません(詳細はユーザーズマニュアルをご確認ください)。
また、NECではExpress Editionの提供・サポートは行っておりませんのでご注意ください。
BOMアーカイブのサポートデータベースについては、以下の製品ページをご参照ください。
https://jpn.nec.com/websam/bom/dousa.html#anc-archive_server - Q18WebSAM BOMによるイベントログ監視を検討していますが、特定のエラーイベントログは監視対象から除外したいです。WebSAM BOMでの簡単な設定方法はありますか?
- A18
WebSAM BOMでは、特定のソースや特定のイベントID、もしくはイベントログの説明の文字列検索にて監視対象から除外や選択する機能を提供しております。
詳細に関しては監視対象イベントログの仕様と合わせて、WebSAM BOMの仕様をご確認ください。 - Q19WebSAM BOMがイベントログのエラーメッセージを確認した場合、そのエラーメッセージの内容をSNMPトラップの中に含めて送信することはできますか?
- A19
WebSAM BOMが送信するSNMPトラップの中には、任意のメッセージ内容を記載することが可能ですが、検知したイベントログのメッセージ内容をトラップ内に含めることはできません。