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WebSAM BOM - FAQ(基本編)
「WebSAM BOM」に関する詳細な技術FAQ情報は、開発元「セイ・テクノロジーズ社」のページもご参照ください。
- ※[技術サポート]→[サポート技術情報]
基本編
- Q1サーバ監視ツールとは何ですか?
- A1
サーバ監視ツールは、OS、アプリケーションの負荷、性能、障害を始め、ディスクやメモリなどのリソース使用状況の監視を行うソフトウェアです。
また、監視の結果、必要に応じて電子メールや専用コンソール画面への通知、マシンのシャットダウン、サービスの起動、リカバリプログラムの実行を行います。
サーバ監視ツールを導入することで、サーバ管理者への負荷を低減させ、サーバの安定稼動を実現させることができます。 - Q2サーバ監視ツールはなぜ必要なのですか?
- A2
Windowsサーバは手軽にインストールを行え、部門や小さな拠点単位で安易にサーバの導入が行えます。しかし、手軽さの反面、分散配置した数多くのサーバを運用管理することが難しく、サーバの運用に関連するコスト(TCO)が増加する場合が多々あります。
例えば、サーバに蓄積された重要なデータとアプリケーションの可用性や、ユーザに対するサービスレベルを維持するには、障害の早期発見や障害の予兆を事前に検知し、早急な対応を行うことでダウンタイムを最小限に抑え、サーバを安定稼動させる必要があります。
一人の管理者が複数のサーバや遠隔地にあるサーバを管理する場合、バックアップソフトやアンチウイルスソフトなどと同様に、サーバの安定稼動やデータの保護、運用管理業務の負荷低減や効率化を図る上で、サーバ監視ツールは必需品となります。 - Q3WebSAM BOMとは?
- A3
WebSAM BOMは、Windows専用のライトウェイトなサーバ監視ツールです。
WebSAM BOMでは、監視対象Windowsサーバ上の監視サービス(インスタンス)で、監視間隔毎に監視を行い、取得した監視結果に応じて通報や自動リカバリを実行することができます。
各監視サーバ上で監視処理を行うため、導入する際に監視用サーバを新規構築する必要がなく、現在運用中のシステム環境へ容易に導入可能です。 - Q4WebSAM BOMは簡単に使えるのですか?
- A4
WebSAM BOMは、シンプルなデザインを心掛けて設計されており、実際の導入・操作は非常に簡単です。Windowsサーバを実際に運用されている技術者の方であれば、容易に使用方法を習得できます。
監視設定用のGUIはMMC(Microsoft Management Console)に対応しており、Windowsの管理ツールと同様の操作性を提供します。
更に監視設定用のウィザード機能や基本的な監視項目のテンプレートを活用することで、難しいオペレーション手順を省き、すぐに監視がスタートできます。
また、監視結果に応じた通報処理や自動リカバリ処理の実行も、同様にGUIで簡単に設定することができます。 - Q5WebSAM BOMの特徴は?
- A5
WebSAM BOMの特徴は以下の通りです。
- Windowsサーバの監視に特化したサーバ監視ツールであり、小規模から中規模までのWindowsシステム監視に適用可能
- 豊富な監視テンプレートを用意し、簡単な監視設定であれば即座にサーバ監視のスタートが可能
- ライトウェイトで 監視に必要なリソースが少なく、機器の増強や専用のデータベースを新規に用意する必要なし
- Windowsサーバにフィットした価格であり、1サーバあたり148,000円で導入可能
- Q6WebSAM BOMはどれぐらいの規模のシステムに導入できますか?
- A6
WebSAM BOMは、監視サーバ上で監視・通報・自動リカバリを行いますので、サーバ1台のみの小規模システムから数十台以上の中規模システムまで、幅広く導入頂けます。
- Q7WebSAM BOMはどれぐらいの負荷をサーバに与えますか?
- A7
WebSAM BOMは、データベースサーバやグループウェアサーバ、業務サーバなど、重要なWindowsサーバで動作する前提で開発されており、CPU、メモリ、ディスクなどのリソース使用を抑えたライトウェイトなソフトウェアです。
また、基本的な構成ではOracle DatabaseやSQL Serverなどの専用データベースを用意する必要がないため、ハードウェアの増強や拡張、管理サーバの構築は不要です。 - Q8WebSAM BOMの動作環境について教えてください。
- A8
WebSAM BOMの動作環境については、下記製品サイトをご確認ください。
https://jpn.nec.com/websam/bom/dousa.html - Q9WebSAM BOMではどのような監視を行うことができますか?
- A9
WebSAM BOMの監視機能については、下記製品サイトをご確認ください。
https://jpn.nec.com/websam/bom/kinoulist.html#anc-kansi- サービス稼動監視
- イベントログ監視
- プロセス稼動数監視
- リソース監視(CPU負荷、メモリ負荷、ハードディスク負荷等)
- ディスク容量監視(空き容量、空き容量率)
- ディレクトリ/ファイルサイズ監視
- テキストログ監視
- Ping監視
- ポート開閉監視
- インストールソフトウェア監視
- Q10WebSAM BOMではどのような通報を行うことができますか?
- A10
WebSAM BOMの通報機能については、下記製品サイトをご確認ください。
https://jpn.nec.com/websam/bom/kinoulist.html#anc-tuhou- SNMPトラップ送信(ESMPROアラートビューア、NNM等のSNMPマネージャに送信)
- SMTPメール送信
- ポップアップ送信
- イベントログ書き込み
- Q11WebSAM BOMではどのような処理を自動実行できますか?
- A11
WebSAM BOMの自動リカバリ機能については、下記製品サイトをご確認ください。
https://jpn.nec.com/websam/bom/kinoulist.html#anc-recovery- バッチファイル実行
- EXEファイル実行
- Cスクリプト実行
- 監視の有効/無効
- シャットダウン
- サービスコントロール(停止/開始)
- Q12ESMPRO/ServerManager、ESMPRO/ServerAgentと、WebSAM BOMの違いは何ですか?
- A12
Express5800シリーズのハードウェア障害(ハードディスク障害、電源障害、FAN障害など)は、マシンに添付のESMPRO/ServerAgentで監視することができます。ESMPRO/ServerAgentで監視した結果に対して以下の処理が行われます。
- ESMPRO/ServerManagerへのSNMPトラップ送信
- イベントログへの書き込み
ESMPRO/ServerAgent、ESMPRO/ServerManagerは、異常を検知した際の対処には対応しておりません。
■イベントログ監視の違いについて
それに対し、WebSAM BOMはWindowsサーバのソフトウェア層を監視し、取得した監視結果に応じて、任意のイベント処理(通報、自動リカバリ)を実行することが可能です。
また、Express5800シリーズに限らず、動作要件を満たすIAサーバに導入することができます。
ESMPRO/ServerAgentのイベントログ監視は、個別のイベントログに対して監視を行います。
WebSAM BOMのイベントログ監視は、監視間隔内に書き込まれたイベントログのうち、指定した監視条件に一致するイベントログの「数」をしきい値判定して監視を行います。- WebSAM BOMでは、イベントログの説明に書き込まれた文字列を検索することが可能
- WebSAM BOMでは、イベントログが書き込まれた時間と検知する時間に(最大で監視間隔分の)差が生じる場合がある
ESMPRO/ServerAgentでは、CPU負荷情報やCPU障害発生(縮退など)を監視することができます。
WebSAM BOMは、OSパフォーマンスカウンタから取得できる情報を基に監視を行います。- WebSAM BOMでは、パフォーマンスカウンタの様々なCPU情報(プロセス毎)について監視することが可能
ESMPRO/ServerAgentでは、メモリの障害発生を監視することができます。
WebSAM BOMは、OSパフォーマンスカウンタから取得できる情報を基に監視を行います。- WebSAM BOMでは、パフォーマンスカウンタの様々なメモリ情報(プロセス毎、仮想メモリ他)について監視することが可能
- Q13他社機サーバ上での動作は、サポート対象になりますか?
- A13
WebSAM BOMの動作環境を満たしていれば、他社機サーバ上での動作もサポート対象となります。
https://jpn.nec.com/websam/bom/dousa.html - Q14WebSAM BOMは英語版OSに対応していますか?
- A14
WebSAM BOMは英語版OSに対応しておりません。
なお、代理監視機能※を用いて英語版OSのマシンをリモート監視することは可能です。- ※WebSAM BOMを導入したマシンからWebSAM BOMを導入していないマシンをリモートからエージェントレスで監視できる機能です。
- Q15WebSAM BOMの評価版と製品版 (正式版) に機能の差分はありますか?
- A15
WebSAM BOMの評価版は、監視および通報/自動リカバリ機能ともに製品版(正式版)と相違ありません。
また、評価版には製品マニュアル(PDF)を格納しておりますので、仕様の確認や動作検証などにご利用頂くことが可能です。
■評価版から製品版(正式版)への移行について- 評価版で構築した環境に製品版(正式版)のライセンスキーを適用することで、そのまま継続して運用して頂くことが可能です。
- 構築した監視設定を保存して、正式な環境に設定移行することも可能です。
- 評価版には30日間の試用期限があり、インストールから30日経過した後は監視サービスの実行が不可
- 監視設定、監視ログの参照、監視実行確認などについては30日経過後も実施可能
- Q16評価版から製品版 (正式版) への切り替え方法を教えてください。
- A16
WebSAM BOMの評価版で設定した環境は、後から製品版(正式版)のライセンスキーを適用することで引き続き使用可能です。
ライセンスキーの適用につきましては、以下の製品マニュアルをご確認ください。
■WebSAM BOM for Windows ユーザーズ マニュアル
第3章 ローカル監視、代理監視、リモート接続
⇒3.5 ライセンス管理 - Q17評価版での製品マニュアルの確認方法を教えてください。
- A17
WebSAM BOMの製品マニュアルは、評価版媒体の以下のフォルダに格納しております。
■製品マニュアル格納フォルダ
評価版媒体のルートフォルダ\DOCUMENTS - Q18NECが提供している評価版と、セイ・テクノロジーズのWebページからダウンロードできる評価版の違いは何ですか?
- A18
NECから提供している評価版と、以下のセイ・テクノロジーズのWebページからダウンロードできる評価版に違いはありません。
自立分散型サーバー監視ソフト「BOM for Windows Ver7.0 SR4」評価版ダウンロード - Q19ESMPRO/BOM Ver3.0のサポート期限を教えてください。
- A19
ESMPRO/BOM Ver3.0
ESMPRO/BOM Oracle監視拡張オプション Ver1.2
ESMPRO/BOM Linux監視拡張オプション Ver1.0
ESMPRO/BOM TS/MetaFrame監視拡張オプション Ver1.1
上記製品のサポート期限は以下の通りです。
通常サポート期限:2010/03/31
延長サポート期限:2013/03/31 - Q20ESMPRO/BOM Ver4.0のサポート期限を教えてください。
- A20
ESMPRO/BOM Ver4.0
ESMPRO/BOM Oracle監視拡張オプション Ver2.0
ESMPRO/BOM Linux監視拡張オプション Ver2.0
ESMPRO/BOM MetaFrame監視拡張オプション Ver2.0
上記製品のサポート期限については以下の通りです。
通常サポート期限:2011/06/30
延長サポート期限:2015/07/31 - Q21WebSAM BOM Ver5.0のサポート期限を教えてください。
- A21
WebSAM BOM for Windows Ver5.0
WebSAM BOM 監視オプション for Oracle Ver5.0
WebSAM BOM 監視オプション for Citrix Presentation Server Ver5.0
WebSAM BOM 監視オプション for Linux Ver5.0
WebSAM BOM サーバ診断レポートオプション Ver5.0
WebSAM BOM 監視オプション for VMware Ver5.0
サポート期限については下記の通りです。
通常サポート期限:2017/6/30
延長サポート期限:2019/6/30 - Q22WebSAM BOM Ver6.0のサポート期限を教えてください。
- A22
WebSAM BOM for Windows Ver6.0 基本パッケージ
WebSAM BOM Oracleオプション Ver6.0
WebSAM BOM Citrix XenAppオプション Ver6.0
WebSAM BOM Linuxオプション Ver6.0
WebSAM BOM SQL Serverオプション Ver6.0
WebSAM BOM Reportオプション Ver6.0
WebSAM BOM VMwareオプション Ver6.0
サポート期限については下記の通りです。
通常サポート期限:2021/3/31
延長サポート期限:2023/3/31 - Q23WebSAM BOM Ver7.0のサポート期限を教えてください。
- A23
WebSAM BOM for Windows Ver7.0 基本パッケージ
WebSAM BOM Oracleオプション Ver7.0
WebSAM BOM Linuxオプション Ver7.0
WebSAM BOM SQL Serverオプション Ver7.0
WebSAM BOM Reportオプション Ver7.0
WebSAM BOM VMwareオプション Ver7.0
サポート期限については下記の通りです。
通常サポート期限:2026/6/30
延長サポート期限:2028/6/30 - Q24WebSAM BOM Ver8.0のサポート期限を教えてください。
- A24
WebSAM BOM for Windows Ver8.0 基本パッケージ
WebSAM BOM Oracleオプション Ver8.0
WebSAM BOM Linuxオプション Ver8.0
WebSAM BOM SQL Serverオプション Ver8.0
WebSAM BOM Reportオプション Ver8.0
WebSAM BOM VMwareオプション Ver8.0
上記製品の出荷停止時期は未定です。
サポート期限については下記の通りです。
通常サポート期限:出荷停止時期より3年間
延長サポート期限:通常サポート終了から2年間