Japan
サイト内の現在位置
複数システムの通報をまとめて運用しませんか?
vol.13今回はAMCの機能一覧の筆頭にあるプロジェクト管理について、あらためてご紹介いたします。
システム単位で通報を管理できるプロジェクト
AMCのプロジェクト管理では、複数システムの通報管理を1画面でまとめてできる他、全てのシステムの通報履歴を合算して参照なんてこともできます。
今回はプロジェクト管理を活用した通報運用について、画面を交えながら紹介します。
多様なシステムの通報運用を一括でやりたい
多くの企業において複数のITシステムを導入して利用されていますが、システム毎にアラート・通報を管理していることが多いのではないでしょうか。
通報運用が変わるたびに各システムの管理画面から個別に設定変更しなければならず、運用コストがかかってしまいますね。
AMCでは複数システムからのアラートメールを一元管理でき、システム毎の通報管理をまとめて運用できます。
システム毎の管理を担うのがAMCの「プロジェクト」なのです。
テナントとプロジェクト
プロジェクトを紹介するにあたって、AMCのサービスメニューについてお話しさせていただきます。
AMCではお客様の契約単位をテナントと呼んでおり、1テナント1プロジェクトでのご利用から、オプションでプロジェクトを追加してご利用いただける環境になっています。
テナントはサービスを利用するにあたって基本となる契約で、最低1つの契約が必要になっています。
プロジェクトはテナントの中で設定情報や通報履歴を管理する単位であり、一般的には監視対象システム毎にプロジェクトを契約いただくことを推奨しています。テナントの中に複数のプロジェクトを追加可能というわけですね。
複数プロジェクトでの構成は以下の図のようになります。プロジェクト毎にメールサーバを持ち、固有の受信用メールアドレスが用意されます。監視対象システム毎にAMCへのメール送信先があるイメージです。
サービスメニューについての詳細は、サービスメニュー/価格 をご覧ください。
複数プロジェクトのメリットとは?
プロジェクト管理では、監視対象のシステム毎にプロジェクトを分け、パターンマッチングを行うパターンの登録や通報先を管理します。複数のプロジェクトをまとめて管理することができます。
複数プロジェクトを利用するメリットは3つあります。
- プロジェクトを追加することで、設定情報や通報履歴をプロジェクト単位に分割できるため、パターン登録や連絡先管理などが容易になります。
- 運用ダッシュボードで、プロジェクト毎にアラートメール件数や通知数を確認できます。さらにテナント全体(全てのプロジェクト)の処理件数も把握できます。
- テナント単位でログインできるため、同一ログイン先の1つの画面で各プロジェクトの状況が確認できます。
なお、1つのテナント内では各プロジェクトのリソースは共通となります。
要員管理など共有の情報は参照できてしまうため、厳密にリソースを分けたい場合は複数テナントに分けて利用していただくと良いでしょう。
それでは、プロジェクトの利用シーンについて画面を交えて紹介しましょう。
複数プロジェクトの通報管理を見てみよう
WebブラウザからログインURLにアクセスし、テナントID、ログインID及びパスワードを入力してサインインします。
テナント管理者権限を持つユーザでログインすると、テナントの全プロジェクトの状況(全PJ計)を運用ダッシュボードで確認できます。
プロジェクトを選択することで、プロジェクト毎にアラートメール件数や通知数を確認できます。
1つのシステムだけを管理させたい運用者がいる場合、ユーザ管理でユーザを作成し、権限設定で1つのプロジェクトだけを管理できるように制限します。
作成したユーザでログインすると1つのPJだけが管理可能になり、全PJ計はユーザ管理の権限で設定したプロジェクトの合計(この場合PJ2だけ)を参照できます。
またAMCの各画面でプロジェクトを選択して、各システムをまとめて管理できます。ここではほんの一部を紹介します。
エスカレーション履歴
パターン管理
その他、プロジェクト管理では「AMCに一定時間メールが来ない場合に、管理者にメールでお知らせする」メール到達監視などの便利な機能が提供されていますが、別の機会に紹介します。
おわりに
今回のブログはいかがでしたでしょうか?
AMCでは監視対象のシステム毎にプロジェクトを利用することで複数システムの通報管理が容易になるので、通報運用を統合して一括管理できます。
また、AMCは定期的にセミナーを開催しており、概要セミナーでは概要紹介や実際に電話を使ったデモンストレーションを実施しています。ハンズオンセミナーでは基本的な使い方を2時間で学ぶことができます。
初めての方でも分かりやすい内容となっていますので、ぜひご参加ください。
⇒お申し込みはこちら
本ブログは皆様から頂いた様々なお問合せを参考にして更新しております。今後も皆様のお役に立つ情報を発信して行きたいと考えておりますのでWebSAM Automatic Message Callブログをよろしくお願いいたします。
[参考情報]
https://jpn.nec.com/websam/automaticmessagecall/download.html
⇒WebSAM Automatic Message Call 紹介資料