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UNIVERGE IXシリーズ 製品ラインナップ

UNIVERGE IX2310

UNIVERGE IX2310

製品情報

機種名 UNIVERGE IX2310
品名コード BI000111
希望小売価格(税別) 394,000円

UTMライセンス

オプションのUTMライセンスをご購入いただくことにより、「アンチウィルス」、「IPS(不正侵入防止)」、「Webフィルタ(Webガード/URLフィルタリング)」の機能がご利用いただけます。

品名 IX2000 UTMライセンス 1年 IX2000 UTMライセンス 5年 IX2000 UTMライセンス1年延長
品名コード BI000098 BI000099 BI000100
希望小売価格(税別) 50,000円 200,000円 50,000円

10ギガビット回線とワイヤレス回線に対応したオールインワンルータ

「UNIVERGE IX2310」は、10/100/1000/2.5G/5G/10GBASE-Tポートを4ポート、USBポートを1ポート持つ10ギガビット回線対応ルータです。

エリアを拡大している10Gbpsの光回線を活用し、テレワークの浸透やクラウドサービスの利用拡大により重要度を増す企業ネットワークのさらなる高速化を実現します。

「IX2310」は、小型サイズながら最大10Gbps(※)のIPv4基本性能、IPsec利用時でも最大4Gbps(※)の高スループットを実現。拠点だけではなく、中小企業のセンタルータとしても、最適な装置です。
※2021年3月 当社調べ


10ギガビット回線と組み合わせた活用例

テレワーク増加により在宅勤務者とのテレビ会議が急増。通信負荷によるテレビ会議の品質低下を防ぐため、WAN回線の高速化(10Gbpsサービスなど)とIX2310との組み合わせにより改善を図ります。
・「回線速度強化」
  支社・拠点から高速インターネットへの接続を直接実施。
  低遅延かつ高帯域なネットワークを構築することで、通信負荷による通信品質低下を防ぐ。
・「web会議通信をオフロード」
  Zoomなどのテレビ会議通信を自動識別し、支社・拠点からの通信オフロードを適切に実現。

テレワーク(web会議)の映像・音声品質向上
UNIVERGE IX2310 urloffload
GIGAスクール構想のWAN高速化対策

GIGAスクールの構想の一つである校内LANの整備(Wi-Fi 6のアクセスポイント導入など)により、LAN環境全体の高速化がなされています。
今後のWAN整備のポイントは、LANの高速化に合わせてWAN回線を高速化し、ネットワーク装置でボトルネックをつくらないことが考えられます。
IX2310では全てのポートが高速WANサービス(2.5G/5G/10Gbps)しているため、通信帯域に合わせて最適化することで最大限のパフォーマンスを発揮できます。

UNIVERGE IX2310 internet

USBポート搭載

IX2235 USBポート

USBポートを1ポート搭載。

USBポートにデータ通信端末を取り付けることにより、高速ワイヤレスWAN通信に対応しています(対応端末情報)。

3,2,1ランプは電波強度を表しており、目視により電波状況を確認出来ます。
(※3が一番強い状態)

USBメモリによるルータの初期設定に対応

UNIVERGE IX2310 USBメモリによる初期設定

「IX2310」は、USBメモリによる初期設定機能に対応しています。

工場出荷時状態の「IX2310」に、設定情報(テキスト形式のコンフィグファイル)とバージョンアップ用のファームウェアを保存したUSBメモリを装着して電源onするだけで、ルータへの設定情報の登録とソフトウェアバージョンの変更が行えます。


優れた設置性

スタンドキット

スタンドキット(品名コード:BI000005)
縦置きに設置するためのスタンド。

19インチラック取付棚1U3(IX2310 1台搭載時)

19インチラック取付棚1U3
(品名コード:BI000069)
EIA/JIS規格1Uサイズ。
1セットで「IX2310」、「IX2235」、「IX2215」を最大2台、「IX2107」を最大3台搭載可能。

19インチラック取付棚1U3(IX2310 2台搭載時)

高温環境、無人環境での安定運用を実現

IX2215 セキュリティスロット

動作保証温度を最大50℃に拡大(従来機種は最大45℃)。

盗難防止用鍵取り付け穴を実装し、物理的な盗難から防御することで、重要な機密情報である「ルータの設定情報」の漏えいを防ぎます。

従来のキッティングを簡略化             ゼロタッチプロビジョニング機能搭載モデル

「UNIVERGE IX2310」は、NetMeisterと連携することゼロタッチプロビジョニング機能を実現。

ゼロタッチプロビジョニング機能とは工場出荷時状態で各拠点に展開できる仕組みです。各拠点に展開後は、ゼロタッチプロビジョニングを有効化した装置を回線に接続し、電源をONにすることでNetMeisterから設定情報を自動でダウンロードします。
本機能をご利用いただくことで、装置の開梱/梱包作業や設定投入作業等が不要になり、キッティング作業にかかる工数と費用を削減できます。


ゼロタッチプロビジョニング 利用方法のご紹介

STEP1

NetMeisterへ「設定」と「装置情報」を登録し、プロビジョニング設定を行います。
「装置情報」にはシリアル番号・MACアドレス等を登録しますが、IX2235なら梱包箱/装置底面ラベルのQRコードからスマホでかんたん登録可能です。設置作業者でも登録が可能なため工場/倉庫から直接拠点へ配送して装置登録することも可能です。

STEP2

ゼロタッチプロビジョニングを有効化し装置を設置します。
IX2310なら有効化がかんたん。装置の「MODEスイッチ」をONにすることで有効化されます。
有効化後はGE0ポートに回線を接続し電源を投入するだけで完了です。

STEP3

NetMeisterの登録作業と設置完了後、設定情報をダウンロードします。
これでゼロタッチプロビジョニングの作業は完了となります。

ゼロタッチプロビジョニング 設定・操作動画

ゼロタッチプロビジョニング利用時の詳しい設定・操作方法は動画にまとめております。 

使いやすいユーザインタフェースによる高い保守運用性

ネットワークの状態を示す「VPNランプ、PPPランプ、BAKランプ」、目視により接続状態を把握することが可能です。

VPN:VPN(IPsec)の接続状態を表示
PPP:PPPセッションの接続状態を表示
BAK:冗長構成時の迂回状態を表示

また、「MODE」スイッチでゼロタッチプロビジョニング動作のON/OFFが可能

IX2310 VPN, PPP, BAKランプ, MODEスイッチ
IX2235 Web-GUI表示例

Web-GUI」による設定および各種メンテナンスに対応しており、基本的な設定と設定情報の確認、ルータの稼動状態表示、ソフトウェアのバージョンアップなどを行うことが可能。ルータ運用の容易化を実現します(※1)。

(※1)本装置のWeb-GUIを利用するには事前設定が必要です。詳しくは「機能説明書」をご参照ください。

安全性とセキュリティを兼ね備えたネットワーク構築に最適

企業のコンプライアンス強化に最適

「IX2310」は、社内のネットワークを論理的に分離する「VRF-Lite機能」に対応。部門毎や用途毎にネットワークを分離し、異なるネットワーク間の通信を完全に遮断できるため、ネットワークの安全性が高められます。

他にも、端末認証機能として、「IEEE802.1X」と「MACアドレス認証」、「Web認証」の3種類の認証方式に対応。加えて「URLフィルタリング機能」にも対応しており、有害サイトへの接続によるウィルス感染リスクの回避や、インターネットの私的利用制限が可能です。


快適なクラウド利用を実現する「URLオフロード機能」

センタと各拠点間をインターネットVPNで接続する構成でクラウドアプリケーションを利用すると、センタ側にトラフィックが集中し、センタ側の回線帯域が不足したり機器の負荷が高くなる問題がありました。

IXシリーズでは、Microsoft Office 365などのクラウド宛て通信を自動的に識別し、クラウド宛て通信をVPNではなく直接インターネットに送信する「URLオフロード機能」に対応。センタ側の負荷を軽減し、クラウドサービスを快適に利用することができます。


帯域確保型データ通信サービス「データコネクト」に対応

データコネクト

「IX2310」は、「データコネクト」サービスを利用した拠点間接続機能(NGNオンデマンドVPN機能)に対応。

必要なときだけ『帯域が確保されたデータ通信用セッション』を確立することができるため、ISDN回線よりも高速なバックアップ回線として最適です。


ワイヤレスWAN対応

「IX2310」のUSBポートにデータ通信端末を取り付けることによって、高速ワイヤレスWAN通信を実現します。ISDNに代わる高速なバックアップ回線としての利用や、工事現場の仮設事務所などでの臨時回線として、幅広い用途でネットワークを構築できます。

対応データ通信端末一覧

  • 以下のUSB データ通信端末を接続することにより、「LTE」や「3G」回線を利用した無線接続ができます。
  • ただ、対応機種によっては、専用ツールによる動作ード切替などを行う必要がありますので、詳細については製品マニュアルをご確認ください。
  • ■機能説明書 2.15.1 対応するデータ通信端末
  • 製品マニュアル・詳細: 製品マニュアル・検索一覧 | NEC
通信事業者 対応機種 ソフトウェア
NTTドコモ/KDDI(au)/ソフトバンク(SIMフリー) FS040U ver.10.5以降
NTTドコモ(SIMフリー) UX302NC-R ver.10.5以降
NTTドコモ(SIMフリー) UX302NC ver.10.5以降
ソフトバンク 604HW ver.10.5以降
ソフトバンク 403ZT ver.10.5以降
KDDI(au) Speed USB STICK U03 ver.10.5以降
以下は過去のモデル
NTTドコモ L-03F ver.10.5以降
NTTドコモ L-03D ver.10.5以降
NTTドコモ L-05A ver.10.5以降
NTTドコモ L-08C ver.10.5以降
NTTドコモ(SIMフリー) FS020U ver.10.5以降
NTTドコモ(SIMフリー) WM320 ver.10.5以降
NTTドコモ(SIMフリー) MF121 ver.10.5以降
ソフトバンク 203HW ver.10.5以降
ソフトバンク 004Z ver.10.5以降
Y!mobile GL03D ver.10.5以降
KDDI(au) Speed USB STICK U01 ver.10.5以降
KDDI(au) USB STICK LTE HWD12 ver.10.5以降
日本通信 MF636-BKIC ver.10.5以降

NECモバイルサービス

NECでは、モバイル回線もあわせて提供可能です。
モバイル回線またはデータ通信端末に関しては以下をご覧ください。

「NECモバイルサービス」
https://jpn.nec.com/nws/nmobile/

脱落防止用結束バンド(USBクランプキット)

USBクランプキット

別売の「USBクランプキット(BI000058)」をご利用いただくことにより、データ通信端末を本装置に固定することが可能です。

データ通信端末の取り外し防止、運用中の脱落防止にご活用ください。

本キットの5組セット「USBクランプキット(5PACK)(BI000056)」もご用意しております。


SDN対応で、既存ネットワーク資産からのスムーズな移行を実現

「IX2310」は、SDN(Software-Defined Networking)の業界標準の1つであるOpenFlow 1.3.1に対応。

従来技術のルータ機器として使用しながら、将来的に既存ネットワーク環境のSDN化が必要になった時点で、SDNコントローラを追加導入し、「IX2310」のSDN機能を有効にすることで、SDN対応のネットワーク環境を容易に構築でき、スムーズな移行を実現します。


レイヤ2VPNを実現する「Ethernet over IP(EtherIP)」に対応

IPのみに対応する安価なブロードバンド回線を使用して、レイヤ2ネットワークの構築を実現する「Ethernet over IP(EtherIP)」に対応しています。


IPv4アドレス枯渇を見据えたIPv6ルータとして最適

2011年4月、日本国内のIPアドレスを管理するJPNICは、新たに割り振り可能なIPv4アドレスの在庫が枯渇したことを発表しました。在庫の枯渇により、すぐにインターネットが利用できなくなることはありませんが、より豊富なアドレス空間を有する“IPv6”への移行が唯一の恒久対策とされています。

IPv6機能に関して、より高い適用性と実用性を認定する「IPv6 Ready Logo Phase-2」を取得済みの「UNIVERGE IXシリーズ」は、将来のIPv6導入を見据えた製品として最適です。
https://www.ipv6ready.org/

Logo ID Product Category IPv6 Ready Logo Phase.2
02-CS-000112 Router、IPsec SGW、IPsec End-Node

通信の品質を高める機能を各種搭載

ICMP Echoパケットを使ってネットワーク障害を検知し、バックアップ回線への経路切り替えを実現するUNIVERGE IXシリーズ独自技術「ネットワークモニタ機能」をはじめ、「VRRP」、「RIP/OSPF/BGP4」、「PIM-SM」など、経路冗長化を実現する主要技術を豊富にサポート。


データ・音声統合環境でも安心

音声などのリアルタイムトラフィックを確実・低遅延に配送しつつ、データトラフィックの効率的な転送を実現する「LLQ(Low Latency Queuing)」をはじめとする送信優先制御機能に加え、「L2-QoS機能(CoS制御)」、「トラフィックシェーピング」などにより、高品質なネットワークの構築が可能です。

UNIVERGE IX2310の特徴

優れた転送性能 最大10GbpsのIPv4基本性能、
最大4GbpsのIPsec性能 (AES128,SHA2-256)
拡張性の高いポート構成 10/100/1000/2.5G/5G/10GBASE-T × 4ポート
USB x 1ポート
ワイヤレスWAN対応 3G/LTE対応のデータ通信端末を最大1台接続可能
データコネクト対応 「NGNオンデマンドVPN機能」により、
データコネクトサービスを利用した拠点間接続が可能
SDN OpenFlow 1.3.1準拠
ブリッジ機能 トランスペアレントブリッジ
Ethernet over IPブリッジ(EtherIP)
各種ルーティング機能  IPv4:RIPv1/v2、OSPFv2、BGP4
IPv6:RIPng、OSPFv3
仮想ルータ機能 VRF-Lite(IPv4)
クラウドサービス向け機能 Web-GUIによるかんたん設定
URLオフロード機能
インターネット接続サービス向け機能 アドレス変換機能(NAPT):最大250,000セッション
マルチキャスト IPv4:IGMPプロキシ、PIM-SM
IPv6:MLDプロキシ
IPsec VPN
(レイヤ3 VPN)
IPsecトンネル:最大256対地
ダイナミックVPN対応(最大128対地)
レイヤ2 VPN EtherIPトンネル:最大50対地
QoS機能 送信優先制御方式:PQ/CBQ/LLQ
帯域制御:シェーピング
IPv6 IPv6 Ready Logo Phase.2取得製品
セキュリティ機能 UTM機能(別途UTMライセンスが必要)
IEEE802.1X認証、MACアドレス認証機能、Web認証
URLフィルタリング
保守運用 ネットワーク状態表示ランプ(VPN/PPP/BAKランプ)
Web-GUIを使用した設定機能・メンテナンス機能
SNMPv1/v2c対応
sFlow対応
プログラムファイル2面管理機能
USBメモリによる初期設定機能
USBメモリ保守機能
環境への配慮 動作保証温度:最大50℃
RoHS指令準拠
省エネ設計 消費電力53VA(50W)以下
USB無効時45VA(42W)以下
未使用LAN/USBポートのシャットダウン機能を実装
優れた設置性 電源内蔵モデル
縦置き用のスタンドキット(オプション)
19インチラック取付棚(オプション)

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