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消費税増税・軽減税率対応機能
ERPシステム EXPLANNER/Z消費税増税・軽減税率対応は、EXPLANNER/Z
- マスタの設定により、消費税率の変更、複数税率管理が可能。
- 軽減税率、経過措置の旧税率も、システムでの自動判定が可能。
2019年10月1日より、現行8%の消費税率が、10%へ引き上げられます。
ただし、適用開始日以後に行われる資産譲渡等のうち一定のものについては、改正前の税率を適用することなどの経過措置がとられます。(例「旅客運賃等」、「電気料金等」等)
また、「酒類・外食を除く飲食料品」および「週2回以上発行される新聞の定期購読料」を対象に、税率 8%(国税6.24%、地方消費税1.76%)の軽減税率が適用されます。(軽減税率の8%と経過措置の8%は国税分と地方消費税分の内訳が異なります)
概要は下表の通りです。

EXPLANNER/Zの消費税増税・軽減税率対応
EXPLANNER/Zでは、販売・債権・債務各モジュールに対して、以下の対応を想定しております。

EXPLANNER/Zの対応ポイント
【ポイント1】消費税率の変更 ~国税、地方税の割合変更について~
システム共通マスタの対応イメージ
「消費税グループマスタ」「消費税マスタ」に、新税率情報と適用開始日を事前に登録することで、適用開始日より伝票入力画面において、新税率が自動で適用されます。
- ※上記マスタのほか、「勘定科目・補助項目マスタ」「I/Fマスタ」「仕訳テンプレート」など、税初期値を保持している画面では、初期情報変更のためマスタ修正が発生する場合があります。


【ポイント2】軽減税率対応 ~特定品目の識別について~
商品マスタの対応イメージ
- 特定商品に対して、初期値とする軽減税率情報を設定します。
- 伝票入力時には、必要に応じて税率の変更が可能になります。
- [標準税率][軽減税率]のいづれかを初期値設定することが可能ですが、経過措置などの場合は、画面から対象税率に手作業で変更する必要があります。

伝票入力画面の対応イメージ
- 各種伝票入力画面では、マスタに登録する実施日により、伝票起票時点で有効な消費税率を自動判断し初期表示します。

【ポイント3】請求書等保存方式の変更 ~区分記載請求書等保存方式の対応~
「見積書」「納品書(売上伝票)」「発注書」「請求書」「支払検収明細書」等において、
- 軽減税率対象項目に対して、印を設定し、印字できます。
- 税率ごとに合計金額を出力することが可能です。
請求書は「区分記載請求書等保存方式」、「適格請求書等保存方式」の両方式に対応。出力方式の選択と軽減税率マーク、文言の指定が可能です。

「区分記載請求書等保存方式」対応の出力イメージ

「適格請求書等保存方式」対応の出力イメージ

【ポイント4】軽減税率対応 ~データの検索~
データ検索機能(ハイパーグリッド)において、消費税・軽減税率に関する情報(税抜金額、消費税、税区分、消費税率)の確認が可能です。

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