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OpenDataAccess/Server - 特長・機能
OpenDataAccess/Serverは、以下のような特長があります。
ACOS-4のCOBOLプログラムから、オープンサーバ上の各種リソース(データベース、EJB、Webサービス等)をアクセスすることができます。
- OpenDataAccess/Serverで動作するアクセス部品を、ACOS-4上のCOBOLプログラムから呼び出すことができます。
- アクセス部品は利用者が自由に作成でき、任意のリソースにアクセスすることができます。
OracleやSQL Serverへのアクセスは、オープンサーバ上でのプログラミングが不要です。
- OracleやSQL Serverに対する標準的な参照/更新については、オープンサーバ上でのアクセス部品(Javaプログラム)の作成が不要です。アクセス部品を利用者が作成することも可能です。
- ACOS-4上のCOBOLプログラムから、DataAccess/Connector*1のSQLアダプタインターフェースを使用することで、OracleやSQL Serverに対するSQLでのアクセスが可能です。
- *1:DataAccess/Connectorはシステムプロダクトに含まれています。
オープンDBをアクセスするためのCOBOLプログラムを簡単に作成可能です。
- オープンDBへのアクセスは、COBOL85のCALL命令によるアクセス部品呼出で完了します。
- オープンDBのコミット/ロールバックの制御は、VISとDataAccess/Connectorが連携して行うため、TPPでは意識する必要がありません。
COBOLプログラムではデータ形式を意識する必要がありません。
- OracleやSQL Serverに格納されているデータの文字コード変換(JIPS, EBCDIC/Unicode変換)や10進数変換(COBOL外部10進、内部10進)をアクセス部品で実行します。またバイナリ10進(COMP-1, COMP-2, BINARY)も変換します。
大量のデータはオープンサーバからACOS-4へ一括転送します。
- 複数件のレコードをまとめて一括転送することができますので、毎回転送する場合と比べて、通信のオーバヘッドが削減できます。
- 利用者が作成したアクセス部品からも一括転送が利用できます。
分散トランザクションを実現する 2 フェーズコミットが可能です。
- 分散トランザクションにおけるDB間の原子性を保証するために、X/Openが定義したXAインターフェースを使用してDBMSへの2フェーズコミットを行うことが可能です。
オープンDBのデッドロックを監視できます。
- ACOS-4の統合ロック機能(IRLOCK機能)を使用して、ACOS DB、オープンDBのデッドロック監視が可能です。排他する資源とリソースIDの対応は、利用者が自由に設定することができます。
業務ごとにOpenDataAccess/Serverの配置が可能です。
- 1台のサーバで、複数のOpenDataAccess/Serverを実行することができ、業務ごとに個別の運用(開始・停止・アクセス部品の置換)が可能となります。
- OpenDataAccess/Serverを分けることで障害の局所化を図ることができます。