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Encryption Data Service - 特長・機能
データ暗号化サービス
ACOS-4で扱う、テープやディスク内のファイルのデータを暗号化します。
データを暗号化することで、不正アクセスや万一の媒体紛失などの際も、お客様の大切なデータ資産を秘匿します。
AMSサービスプログラム連携にて、バックアップデータの暗号化を効率化
- 従来、暗号化バックアップには、2ステップ(AMSでのバックアップ処理+Encryption Data Serviceでの暗号化処理)が必要でしたが、 AMSサービスプログラム連携を利用することで、AMSの1ステップで暗号化バックアップを行うことができます。
- 暗号・復号処理の対象にFBAディスク上のファイルを指定することができます。
暗号化システムマクロにより、暗号化適用範囲が拡大
- 従来の暗号化サービス機能では、レコード単位や特定項目の暗号・復号処理はできませんでしたが、暗号化システムマクロを利用することにより実現可能です。
- 暗号化システムマクロはオープンサーバ(使用製品はSecureWare/開発キット)で復号可能な暗号データを生成します。そのため、ACOSとオープンサーバ間の双方向での暗号/復号処理が可能です。
暗号鍵をもとにテープ内の平文データファイルを暗号化
- ENCDSの暗号鍵生成機能により、鍵の自動生成ができます。
鍵長は、128、192、256bitに対応します。
暗号鍵を別管理する事で、媒体の倉庫保管は搬送時においても秘匿性を向上
暗号エンジンに「AES暗号」を採用
電子政府推奨の情報セキュリティ確保に対応
- 総務省および経済産業省において、電子政府における調達のための推奨すべき暗号リスト「電子政府推奨暗号リスト」に記載された暗号手法を実装しました。
2種類の暗号方式・圧縮方式を組み合わせて選択でき、 システム負荷を考慮しながら、システム要件に合った暗号処理が可能
- 「ACOS-4独自暗号」方式は、「AES暗号」に比べてCPUの消費を抑え、高速に暗号処理を行います。ただし、暗号強度は「AES暗号」より低下します。
- ENCDSやAMSでは、平文データ圧縮機能により暗号処理を効率化できます。
平文データ圧縮機能を使用する際、圧縮率の高低を選択できます。
圧縮率の低い「簡易圧縮」方式は、CPUの消費を抑え、高速に圧縮処理を行います。
「簡易圧縮」方式でも、対象データによっては十分な圧縮効率を発揮します。
ファイル暗号化サービス
データベースを業務アプリケーションから透過的かつ高速に暗号化し、不正アクセスからデータ資源を保護します。
OSの暗号化基盤が暗号化ハードウェアと連携し、データベースを高速に暗号化
暗号化対象のデータベースに格納されるデータは、OSで自動的に暗号化/復号を実施。
既存のアプリケーションを改造することなく導入可能
暗号化方式はAES暗号(256ビット)を採用。電子政府推奨の情報セキュリティ確保に対応
暗号化対応データベースは、RIQS、VSAS、ADBS
ただし、以下のVSASファイルは暗号化対象外です。
- VISⅡのMFDファイル
- システムファイル