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Encryption Data Service - FAQ
- Q1AES方式で暗号化したデータはACOS-4以外とも互換性がありますか?
- A1
ACOS-4の暗号化サービス機能($ENCDS)で暗号化したテープや、AMSサービスプログラム($AMS)連携により暗号化、バックアップされたテープ、ディスクは、ACOS-4以外とは互換性がありません。ACOS-4以外では復号できません。
暗号化システムマクロで暗号化したファイル(レコード)は、オープンサーバと互換性があります。ACOSとオープンサーバ間の双方向での暗号/復号処理が可能です。 - Q2なぜ、ACOS-4以外では復号ができないのですか?
- A2
ACOS-4の暗号化サービス機能($ENCDS)やAMSサービスプログラム($AMS)連携により暗号化したデータを復号する際、データのみではなく、ファイル属性なども含めて元に戻す必要があります。ACOS-4のファイル属性を意識した処理が必要であるため、ACOS-4以外との互換性はありません。
- Q3暗号鍵の長さを変更した場合、性能に影響はありますか?
- A3
鍵長の変更は下記のように性能に影響します。
鍵長 CPU使用率 処理時間(ELAPS) 長い 高くなる 延びる 短い 低くなる 縮まる - Q4暗号化サービスプログラムが使用するCPUについて、ACOS-4 Workload Managerを利用することにより制御が可能なのでしょうか?
- A4
ACOS-4 Workload Managerを一緒に導入することで、$ENCDSが単位時間に使用するCPU量は制限することができますので、他の業務を並行して行うことができます。
ただし、単位時間に使用するCPU量を制限する分、ELAPSが延びることになります。