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Encryption Data Service - 特長・機能
暗号化サービス機能は下記の機能を提供します。
暗号機能
- テープに格納されたデータファイル(平文データ)を暗号化し、別のテープに暗号データファイルを出力します。
- 暗号鍵は、鍵生成機能により作成した暗号鍵、あるいは、利用者が作成した暗号鍵を指定することができます。
- 長さの違う暗号鍵を指定する事で、暗号強度を変更することができます。
- 暗号するデータファイルの圧縮/非圧縮を指定することができます。
復号機能
- テープに格納された暗号データファイルを復号し、別のテープに元のデータファイル(平文データ)を出力します。
- 復号処理では、圧縮の有無などを指定する必要なく、自動で判別して復号/伸張を行います。
- 復号処理では、暗号処理時と同じ「暗号鍵」を指定しないと、暗号データファイルを復号できません。
鍵生成機能
- 暗号/復号処理で使用する「暗号鍵」を自動生成して、指定したファイルに格納します。
- 生成可能な「暗号鍵」の長さ(鍵長)は、128、192、256bitの3種類です。
AMSサービスプログラム連携機能
- AMSのSAVEコマンドで、ディスク上のファイルを暗号化しながら、テープやディスクにセーブすることができます。
- AMSで暗号化されたデータを復号する場合は、AMSのRESTもしくはVOLRESTにて復元できます。
暗号化システムマクロによる暗号・復号機能
- 暗号化システムマクロによる暗号化機能をサポートしています。利用者プログラムにより、ファイル単位のみならず、レコード単位の暗号化/復号処理や、特定項目の暗号化/復号処理が可能です。
- 暗号化システムマクロはオープンサーバ(使用製品はSecureWare/開発キット)で復号可能な暗号データを生成します。そのため、ACOSとオープンサーバ間の双方向での暗号/復号処理が可能です。
データベース暗号化
- OSの暗号化基盤が暗号化ハードウェアを利用して透過的かつ高速に暗号化/復号化処理を行います。
業務アプリケーションを改造することなく、データベースを暗号化することができます。