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ACOS-2 VisualResourceManager - 特長・機能
開発の背景
現在稼働しているACOS-2の業務システムは、1980~1990年代に構築されており、以下のような状況にあります。
- 独自性の強いシステム
- 長年に渡り業務システムに強化を繰り返してきている
- 特定の要員にACOS-2のスキルが集中している
- 業務システムを設計/構築し、運用/保守を行ってきたベテラン・エンジニアが定年を迎えようとしている(いわゆる2007年問題)
- 個人情報保護法や日本版SOX法などのコンプライアンス対応をせまられている
現状のシステム運用を継続的に安定して行うため、また今後の業務システムの方向性を考える上でも、業務システムの可視化が急務となってきています。

開発のねらい
業務資産管理ツールは、WindowsのGUIを通して、ACOS-2の業務資産管理を容易にできるようにすることを目的としています。また、業務資産に関するノウハウを登録/蓄積することにより、2007年問題を含むACOS-2システム運用面での不安を解消することができます。
ACOS-2上にあるシステム管理ログとデッドストック管理DBの情報及びプログラムソース、JCL、MFD等のソースユニットライブラリを利用することで、業務資産の状況を把握することができます。
- JCL、機能部品、スケルトン等の関係を階層構造で表示することにより、資産の関係を明確にすることができます。
- 従来のデッドストック管理ツールが出力したデッドストック情報を、Windowsのビューで容易に参照することができます。これにより必要な資産、不要な資産を判断する際の有効 な情報として利用することができます。
- 業務資産毎に、特定要員が保有しているノウハウをナレッジとして登録・蓄積することで、ノウハウを共有することが可能となります。
