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CTP装置/CTPサーバ

CTP(直接製版記録装置)AMZISETTER-X(アムジセッター・エックス)シリーズ

特長

安定した画像再現性と高生産性を誇る新聞印刷向けサーマルCTP(Computer to Plate)装置です。マルチ版サイズにも対応し、新聞印刷に加え商業印刷も実現しました。

■安定した画像再現性を実現
シャープなエッジ表現を可能としたSQUAREspotサーマルイメージングヘッドを搭載、優れた画像再現性により、高精細スクリーニング(FMスクリーニング、高精細AMスクリーニング)の安定運用を実現しました。

■マルチ版サイズに対応し新聞印刷に加え商業印刷も可能
従来の2L1W版、2L2W版に加え、多品種・小ロット印刷に適した1L1W版、1L2W版、ベルリーナ版に対応しました。また、版材の装填は「スキッド方式」「カセット方式」「スキッド・カセット方式」の3種類から選択でき、新聞印刷用から商業印刷用輪転機に版サイズにも対応が可能です。

■高速製版を実現
初版158秒、1時間当たり200版の高速製版(*)を実現しました。
(*)当社初代機との比較による

■合紙取り機構(オプション)の追加が可能
環境負荷軽減プレート等、合紙対応が可能となりました。

仕様

項目 仕様内容
記録方式 外面円筒記録方式
版材 830nmサーマル
描画レーザー 光源:IRレーザー(830nm),記録線密度:1200LPI/2400LPI(オプション, ヘッド選択)
版サイズ 各種混用可能
2L1W版 315mm~410mm(主走査) × 950mm~1125mm(副走査)
2L2W版 646mm~810mm(主走査) × 950mm~1125mm(副走査)
1L2W版 646mm~810mm(主走査) × 400mm~600mm(副走査)
1L1W版 315mm~410mm(主走査) × 400mm~600mm(副走査)
ベルリーナ版 315mm~323mm(主走査) × 400mm~950mm(副走査)
315mm~646mm(主走査) × 400mm~950mm(副走査)
版材装填方式 スキッド方式/カセット方式 *組み合わせ選択
  • スキッド × 2段
  • スキッド × 1段
  • カセット × 2段
  • カセット × 4段
生産性
(1200LPIヘッド時)
AMZISetter-SX(光学系2ヘッド搭載モデル)
2L1W:158sec以下(初版)18sec以下(複版)200版/時
2L2W:175sec以下(初版)36sec以下(複版)100版/時
*上記数値は諸条件により変わります。
外形寸法 幅:2,500mm × 奥行:2,510mm × 高さ:1,800mm
質量 2,000kg以下(版材は除く)
画像処理機能 線密度変換機能、縮小率変換機能、像域分離機能、階調補正機能
  • *
    製品の仕様は予告なく変更することがあります。
  • *
    従来機についてはお問い合わせください。

紙面出力システム CTPサーバ

様々な上位システム、出力データに対応したオープンな環境をご提供します。

CTPサーバ 構成例

特長

■製版工程での各種工程の自動化を実現

従来では、紙面イメージをプロッタに出力して、人手あるいは工場管理システムにて製版業務が行われていましたが、CTPサーバを導入することで、製版業務の自動化を実現します。

ワークフロー

■汎用I/Fによる各システムとの連携

製版業務をCTPサーバが自動で行うために必要な情報について、各システムとのインターフェースにはXMLを利用しています。

■輪転機の版掛けを意識した製版枚数管理

輪転機のどのユニットに紙面を掛けるのか、各媒体/頁数の製版枚数を意識した管理をすることで、必要な製版枚数分CTP装置にて自動製版するよう制御します。

■対向面合成出力(A2×2出力)の管理

建頁情報やカラー情報より対向面を自動管理して、2W製版の判断や輪転機単位の対向紙面の待ち合わせを行います。

■マスク情報/印刷補助イメージの制御

バーコードやトンボイメージ等をマスクパターンとして登録することで、刷版時に紙面イメージのみ記録するよう制御します。また、媒体毎に対して、ノド部分等に付属イメージを自動付与する事も可能です。