社会価値創造を支えるNECならではのICT
ICTは、実世界のさまざまな「モノ」をつなげ、サイバー世界で“見える化”します。さらに、“見える化”した「モノ」のつながりを分析することで、さまざまなステークホルダーの真のニーズの把握・予測を可能にし、お客さまや社会の新たな価値創造に貢献します。NECは、新たな価値創造に向け、「モノ」の“見える化”、“分析”を担う人工知能(AI)の領域や、分析結果をサービスやソリューションとして提供するための制御・誘導を行う領域で、次のような強いICTアセットを保有しています。
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世界No.1の顔認証技術
NECは、40年以上にわたり、研究開発を続ける生体認証のパイオニアです。これまでに世界70ヵ国以上に700システムを超える生体認証システムを導入してきました。特に、“見える化”のAI技術である顔認証技術は、米国国立標準技術研究所(NIST:National Institute of Standards and Technology)が主催した精度評価コンテストに3回連続で参加し、すべてのコンテストで2位以下のベンダーに圧倒的な差をつけて第1位を獲得。グローバルリーダーの地位を確固たるものにしています。
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ビッグデータ分析を支える世界初のAI技術
多数のセンサデータ同士の相関関係を自動でモデル化し、人間では察知できないような「いつもと違う」かすかな兆しを早期に検知する世界初の技術「インバリアント分析」は、プラントの故障予兆監視などに活用されています。また、多種多様なデータに混在するデータ同士の関連性から、特定の規則性を自動で発見し予測する「異種混合学習」も世界初の技術です。従来の機械学習では困難だった、状況に応じて規則性が変化するデータでの予測や意思決定を、その根拠もわかる形で可能にしています。
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ネットワークの柔軟性と効率性を高めるアーキテクチャ“SDN”
従来のネットワークは、高度な専門知識が必要で、構成変更や障害対応の手順が複雑でした。一方、クラウド化やサーバ仮想化の進展にともない、ネットワークにも柔軟性や効率性が求められるようになってきました。SDNはソフトウェアでネットワークを集中管理するので、従来に比べて構成の変更が容易になるだけでなく、柔軟で効率性の高いネットワークを実現します。NECは、SDNの標準化を主導し、2011年、世界に先駆けてSDN対応製品を世に送り出しました。NECのSDNは、全世界で600システム*以上が稼働しています。
*2016年5月現在
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豊富な運用実績とグローバルな関連機関との連携を強みとするサイバーセキュリティ技術
NECは、企画・設計段階からセキュリティの確保を盛り込む「セキュリティ・バイ・デザイン」のコンセプトのもと、安全・安心なICT環境を提供しています。さらに、高度化・巧妙化が進むサイバー攻撃に対抗するため、AIを活用した未知のサイバー攻撃対策など、先進の技術を開発しています。また、インターポール(国際刑事警察機構)などの国内外の関係機関と協力関係を構築して、世界中の脅威情報を調査・分析し、グローバルでのサイバーセキュリティ強化に貢献していきます。
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