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FC-S13G Series ~特長~


特長

基本機能を継承しAI・画像処理ニーズも考慮した、社会インフラシステムのDX化を加速するプラットフォーム

用途に応じて選べるCPU

インテル® Core™ i7 プロセッサー  14701E(2.60GHz / 8コア)を搭載。チップセットにはインテル® R680Eを採用。さらに、最大128GB(DDR5-4400 Unbuffered DIMM ECC付)のメモリを搭載可能。

性能比較
  • ※1:
    当社製品搭載時での比較。当社調べ。
  • ※2:
    旧製品です。

各種OSのプリインストールモデルを用意 ※1

プリインストールOSはWindows 10※2とWindows 11※2を用意。多彩なニーズに応じたOS選択が可能です。今後、Windows Server® IoT 2025(64bit 日本語)、MIRACLE LINUX 9.4(64bit)にも対応予定※3

●プリインストールOS

以下のプリインストールOSを選択できます。
  • Windows 10 IoT Enterprise LTSC 2021(64bit 日本語)※2※5
  • Windows 11 IoT Enterprise LTSC 2024(64bit 日本語)※3※6
  • Windows Server® IoT 2025(64bit 日本語)※4
  • MIRACLE LINUX 9.4(64bit)※4
●ドライバ提供OS
お客様がOS(ライセンスを含む)を準備し、インストールして使用可能。
  • Windows 10 IoT Enterprise LTSC 2021(64bit 日本語)
  • Windows 11 IoT Enterprise LTSC 2024(64bit 日本語)
  • Windows Server® IoT 2025(64bit 日本語)※4
  • MIRACLE LINUX 9.4(64bit)※4

  • ※1:
    プリンストールOS正式名称はPDFこちらを参照ください。
  • ※2:
    プリインストールしていますWindows10の詳細については、「Windows 10対応について」を参照ください。
  • ※3:
    プリインストールしていますWindows11の詳細については、「Windows 11対応について」を参照ください。
  • ※4:
    2025年度第4四半期にリリース予定
  • ※5:
    Internet Explorer 11、Microsoft Edge がインストールされています。
    ディスクドライブは、第1パーティション300GB(NTFS【出荷時にはインストール済ソフトで約20GBを占有】と第2パーティション(残り領域)がフォーマットされています。
    300GB以下のディスクドライブでは、第2パーティションはありません。
  • ※6:
    Microsoft Edge がインストールされています。
    ディスクドライブは、第1パーティション300GB(NTFS【出荷時にはインストール済ソフトで約20GBを占有】と第2パーティション(残り領域)がフォーマットされています。
    300GB以下のディスクドライブでは、第2パーティションはありません。

筐体サイズ継承

旧製品の筐体サイズを継承。別売の19インチラック取付金具(FC-0S2RK-002)、19インチラック取付レールキット(FC-0S2RK-001)を使用すれば19インチラックに実装可能です。

多様なファイル構成が可能

●ディスクの種類

SSD(240GB / 480GB / 960GB)とHDD 4TBから選択できます。SATA仕様、最大4台を実装可能。

●ミラーリング機能搭載モデル ※1
ミラーリング機能搭載モデルは、本体の電源をONにしたままシステム運用を止めず、故障したディスクを交換できるホットスワップ機能を備えています。

●Advanced RAIDモデル※2
最大4台のディスクを実装できます。工場出荷時のRAID構成はRAID1 / 5 / 6 / 10から選択可能。また予備のディスクから自動的にRAIDを再構築するホットスペアも選択できます。

例)RAID構成
  • ※1:
    ご購入後にミラー機能を追加/削除することはできません。異なるディスクの混在使用はできません。
  • ※2:
    購入後にRAID機能を追加/削除できません。異なるディスクを混在使用できません。
    RAID構成の詳細は、PDFこちらを参照ください。

豊富な拡張性と充実したインタフェース

●拡張スロット ※1

スロット種類 搭載数 拡張スロットNo.
PCIスロット 3 #2, #4, #6
PCI Express(x1)スロット 1 #1
PCI Express(x4)スロット 2 #3※2※4, #5※3
PCI Express(x16)スロット 1 #7
●ディスプレイ
DisplayPortを3ポート標準装備、3画面のマルチ表示が可能です。1画面あたり4K(3,840×2,160ドット※5)表示が可能です。DP-DVI変換コネクタ(FC-0P0DP-001)とDP-VGA変換コネクタ(FC-0P0DP-002)を別売しています。

●シリアル
シリアルポートを2ポート標準装備(RS-232C×2ch)。さらに、シリアルポート増設コネクタ(FC-1S2SR-001 / FC-1S2SR-002)をフリーセレクションで選択し、RS-232C×2chまたは、RS-232CとRS-485各1chを増設可能。※6

  • ※1:
    拡張スロットの詳細は、PDFこちらを参照ください。
  • ※2:
    拡張スロット#3のスロット形状はPCI Express(x16)。
  • ※3:
    拡張スロット#5のスロット形状はPCI Express(x8)。
  • ※4:
    Advanced RAIDモデルはRAIDカード使用のため、拡張スロット#3を占有。
  • ※5:
    DisplayPort使用時の最大解像度。
    DP-DVI変換コネクタ(FC-0P0DP-001)、DP-VGA変換コネクタ(FC-0P0DP-002)使用時の最大解像度は1,920 × 1,200ドットです。
  • ※6:
    シリアルポート増設コネクタは1つのみ増設可能。 拡張スロット#6を占有。
    シリアルポート増設コネクタ (別売:FC-0E0SR-001)も用意。

信頼性をさらに高めるRAS機能 ※1

RAS機能では、FC本体内部の異常を検知し、システム障害を未然に防止するさまざまな機能を提供。システムの信頼性をさらに高めます。

●ソフトウェアRASツールを標準添付 ※1

Software RAS Tool
  • ハードウェア状態監視機能
    本体内部の温度、FAN、電圧、ミラーカード/RAIDカードなどのハードウェア状態を監視します。
    また、HDD/SSDのS.M.A.R.T (Self-Monitoring Analysis and Reporting Technology)情報を監視します。
  • ロギング機能/異常出力機能
    ハードウェア状態を定期的に監視し、ファイルへの保存(ロギング)を行います。また、異常検出時にイベントビューアへの出力および指定プログラムの起動を行います。
  • 通電時間監視機能
    本体の総通電時間や消耗品の通電時間を計測 ・監視します。
  • RAS機能チェックツール
    各アラームを疑似的に発生/解除させることができます。
    システムのアラーム発生時の処理確認に使用できます。
  • PCI-e RASボード
    (セレクション:FC-1S2AS-001 / 別売:FC-0S2AS-001) ※2

    本ボードを増設することで、「ウォッチドッグタイマ機能」「DC電源断検出機能」「外部入力監視機能」「デジタル入出力機能」「外部通知機能」「FlashROMへのロギング機能」やソフトウェアRASツールで検出したアラームを外部接点出力します。
PCI-e RAS Board

●拡張キット (セレクション:FC-1S2LC-001)※3を提供

  • ステータス表示LCD(前面)※4
    拡張キット(FC-1S2LC-001)を選択搭載している場合、筐体前面のステータス表示部に16文字×2行(32文字)の英数字でハードウェア情報(POST、アラーム)を表示します。現場での状態把握や保守サポートの際に役立ちます。
ステータス表示LCD
  • 端子台(T1/T2:背面)
    「電源リモートコントロール機能」「外部デジタル入出力(各1点)※5」が利用可能です。
  • ※1:
    出荷時、ソフトウェアRASツールはインストールされておりません。
    ご使用にあたってはお客様でインストールしてください。
  • ※2:
    PCI-e RASボード単体では動作しません。ソフトウェアRASツールのインストールが必要です。旧製品用のRASボードは使用できません。
  • ※3:
    ご購入後に拡張キットを追加/削除することはできません。
  • ※4:
    ソフトウェアRASツールで検出した情報を表示させるためには、PCI-e RASボード (セレクション:FC-1S2AS-001 / 別売:FC-0S2AS-001)が必要です。
  • ※5:
    外部デジタル入出力(各1点)を使用するには、ソフトウェアRASツールのインストールが必要です。

AI活用を見据え、電源容量を拡張

NVIDIA RTX A2000

AI・画像処理の活用が今後さらに見込まれるため、グラフィックスアクセラレータ搭載を想定し、最大消費電力を約850Wまで拡張。周辺機器(別売)として、NVIDIA® RTX™ A2000(FC-000GA-001)※1を周辺機器で用意 (別売)。
PCI Express拡張スロットに実装できます。本製品は2029年12月末までの供給、2032年12月末までの保守対応を保証します。
また、市販のNVIDIA製品では、NVIDIA® RTX™ 6000 Adaも動作確認済です※2

CUDA® コア 3328コア
ビデオメモリ 12GB (GDDR6)
メモリバンド幅 288GB/s
対応API DirectX 12、OpenGL 4.6
インターフェース PCI Express 4.0 (x16レーン対応)
モニタコネクタ mini DisplayPortコネクタ×4 (デジタル出力)
最大解像度/表示色※3 DisplayPort 7,680×4,320 / 1,677万色 ※4 ※5
DVI ※6 1,920×1,200 / 1,677万色
消費電力 70W
寸法 Low Profile 2スロットサイズ
169.55(W) × 68.9(H) mm(ブラケット含まず)
  • ※1:
    NVIDIA®RTXTM A2000実装時、本体に標準装備のDisplayPortは使用不可。
    NVIDIA®RTXTM A2000はファクトリコンピュータSupportPackの対象外。
  • ※2:
    当社にて動作保証するものではありません。十分な評価のうえ使用を判断してください。
  • ※3:
    接続モニタによっては表示可能な解像度が異なります。
  • ※4:
    DisplayPort接続時に10bitカラーに対応したモニタ、ソフトウェアであれば約10億6433万色の色数を表示可能。
  • ※5:
    7,680×4,320ドット表示は対応しているモニタにおいて、60HzではDisplay-Port コネクタを2つ、120HzではDisplay-Port コネクタを3つ利用して表示可能。
  • ※6:
    miniDP-DVI変換コネクタ(FC-0P0DP-004)接続時

耐環境性とこだわりの信頼性

産業用途での耐環境性を実現するために、マザーボード設計、電源設計や冷却設計など24時間連続稼働を追求して国内で生産・設計。また、オリジナル仕様の電源、長寿命品部品(空冷ファン、電源、コンデンサ等)など、厳格な基準による高品質部品を採用。さらに、製品検査は高温エージングによる全数出荷検査を実施しています。

24時間連続稼働が可能

高品質な部品の採用や空冷構造設計などにより、長時間連続して稼働させることが可能です。

イージーメンテナンス設計

SSD / HDD、光学ドライブ、空冷ファン、カレンダ電池などの各種パーツが容易に交換可能。

イージーメンテナンス
  • ※1:
    19インチラック取付金具と19インチラック取付レールキットは、同時に使用できません。

長期供給・長期保守

2030年11月まで供給を保証。保守受付期間(修理可能期間)は、購入時のフレームモデル選択により供給終了後7年間(標準モデル)、または10年間(保守受付期間延長モデル)が選択できます。

●標準モデル



●保守受付期間延長モデル

  • ※:
    グラフィックスアクセラレータ NVIDIA® RTX™ A2000(FC-000GA-001)は除く。

万一のハードウェアトラブルにも安心なファクトリコンピュータSupportPackを用意。以下のサービスと、サポート期間(3年間/7年間/10年間※2/15年間※3)からお選びいただけます。

  • 引取修理(エコノミー)サービス
    トラブルが発生した場合、装置をNEC指定の宅配業者が引き取りに伺い、修理対応後返却します。(修理期間は輸送期間を除き、原則10日以内※4です。)
  • 出張修理サービス
    トラブルが発生した場合、全国の最寄りのサービス拠点から、カスタマエンジニアが設置場所まで伺い、復旧修理を行います。
  • 出張修理サービス(ディスク返却不要サービス付)
    ディスク(HDD / SSD)の保守交換時に、交換したディスクを持ち帰らず、お客様の資産とする出張修理サービスです。
  • ※1:
    ファクトリコンピュータ SupportPackは、本体のご購入日がサービス開始日となります。
  • ※2:
    10年間パックを選択する場合、かつ、対象本体の購入時以降の保守受付期間が10年間に満たない場合、保守受付期間延長モデルを選択する必要があります。標準モデルの場合、本体の購入時点で保守受付期間が10年以上(2027年10月末まで)であれば10年間パックを選択可能です。
  • ※3:
    FC本体(保守受付期間延長モデル)と同時購入が必要。15年間パックは後からは購入できません。他のサポートパックからの切替もできません。
  • ※4:
    祝祭日、当社既定の休日を除く。

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