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特長/機能

COBOL アプリケーション実行環境の特長/機能は、旧製品 アプリケーション実行環境 Ver9.0に準じています(アプリケーション実行環境 Ver9.0の特長・機能については、こちら[PDF形式])。
ただし、いくつかの機能差分がありますので、あわせて本ホームページの技術情報の注意事項もご参照ください。

 

特長

基幹業務に適した実行環境を提供

従来のオフィスサーバ、オフィスプロセッサにおける資産を継承しつつ、 オープンシステムへの移行が可能です。
各ユーザの要求に応じた形態を提供しています。

 

従来資産の継承

従来システム(*)におけるCOBOL85ソースを最大限継承します。

  • *
    S7200(A-VXⅡ)、S3100S(A-VX5)、N5200(PTOS)等を中心として構築されたシステム

基幹業務に適したプリンタ機能を提供

単票印刷・直印刷・シンボリック制御・フォームオーバーレイ・ページ単位の共用・スプール機能等 さまざまなプリンタ機能を提供します。
基幹業務に不可欠な高速プリンタへの出力も可能です。
COBOL アプリケーション実行環境 Serverでは、リモートデスクトップサービス(ターミナルサービス)もサポートしています。

 

従来互換のあるユーザインタフェースの提供

WS-EML(*)により、COBOL アプリケーションで構築した画面をクライアントPCから利用できます。

  • WS-EML機能を使用する場合、別途COBOL WSエミュレータの手配が必要

システム構築のノウハウを継承

従来システムにおけるシステム構築のノウハウを継承します。

 

さまざまなシステム形態に対応

サーバ集中型、クライアント・サーバ型のいずれのシステムにも対応しています。
COBOL アプリケーション実行環境 Serverでは、リモートデスクトップサービス(ターミナルサービス)を利用したシステム構築も可能です。

 

オンラインプリントステーションとの連携が可能

オンラインプリントステーションとの連携により、ホスト印字を行うことができます。

機能

サーバ(Express5800シリーズ、NX7700xシリーズ)およびクライアント(PC98-NX、Express5800/50シリーズ、PC-AT互換機)上で動作するアプリケーションシステム構築環境(ステーション管理機能(WS-EML、ジョブ管理機能)、プリンタ機能)です。
オフィスサーバ、オフィスプロセッサのノウハウを継承した機能を提供します。

ワークステーションエミュレータ(WS-EML)

クライアントPC上で動作するWS-EMLにより、COBOLアプリケーションの画面節で記述した文字列やアトリビュートをクライアントPC上に表示することができます。
また、WS-EML上に表示された画面のハードコピーをとることができます。

システム初期メニューの操作性改善 [COBOL WS エミュレータ Ver2.1]
システム初期メニューの入力域にて文字列を編集する際に、挿入・削除キーが利用できます。

 

  • WS-EML機能を使用する場合、別途COBOL WSエミュレータの手配が必要
    COBOL WSエミュレータについては、こちらを参照してください。

ジョブ管理

オフィスサーバ上のジョブ連携機能やプログラム放棄、操作終了などのジョブ管理機能をExpressシリーズなどのオープンサーバ上で 実現します(WS-EMLを用いた場合)。
また、システムサブルーチンを用いることにより、サーバ内、クライアントPC内での別プログラムの起動や、クライアントPCからサーバへのジョブの投入、一時ファイル機能等が実現可能です。

クライアントユーザモードの提供 [COBOL アプリケーション実行環境 Ver1.1]
WS エミュレータからアプリケーションを実行する場合に、WS エミュレータを起動したユーザアカウントを使用(クライアント認証)してアプリケーションを起動することにより、サーバのセキュリティ要件下で業務が安全に行えるモードを提供します。
※COBOL WSエミュレータ Ver1.0/Ver2.0 では、クライアントユーザモードは利用できません。

 

プリンタ機能

単票印刷・直印刷・シンボリック制御・フォームオーバーレイ ・ページ単位の共用・スプール機能などさまざまなプリンタ機能を提供します。
KLP(日本語ラインプリンタ)、NIP(ノンインパクトプリンタ)など基幹業務に不可欠な高速プリンタに印字する機能を提供します。

プリンタの接続方法として,次のパターンがあります。

  • PrintBridge経由
  • KSPプリンタ支援ソフトウェア経由
  • 拡張ネットワークプリンタサービスキット経由
  • LLプリンタ支援ソフトウェア経由
  • LCPプリンタ支援ソフトウェア経由
  • Windows標準スプーラ(従来変換)経由

使用可能なプリンタはこちらを参照してください。


Windows標準スプーラ(従来変換)について

本製品が提供する「Windows標準スプーラ(従来変換)」とは、印字データを本製品がプリンタへ出力するのではなく本製品が印字データをWindows OSのスプーラに渡し、そのプリンタへの出力をスプーラに委ねる方式です(サポートプリンタ記載のセントロ系プリンタでのみ利用可能です。他社製含め他のプリンタでは利用できません)。
なお、本製品を介さない印刷や論理プリンタPRN200~PRN299への印刷では、本製品がサポートするプリンタ制御コードは利用できませんが、Windows標準スプーラ(従来変換)では利用可能です。
Windows標準スプーラ(従来変換)については、技術情報の注意事項もご覧ください。

クライアント・サーバ連携

ジョブの連携

クライアントPC上で動作するCOBOLアプリケーションから、サーバ上へのジョブの投入が可能です。

プリンタの連携

クライアントPCからサーバを経由して印刷することにより、フォーム、外字のサーバでの一括管理が可能です。