特長

CASEWORLDは、システム開発方法論STEPS IIにもとづいたシステム開発の効率化とプログラムの自動生成およびプログラムの標準化を実現する高機能な統合開発環境です。
従来の手作業での設計書作成によるプログラム開発で発生する設計書とプログラムの不一致を防止します。
また、システム設計全体の不透明な部分を明確化し、システム開発全体の開発効率を上げ、システムの信頼性・整合性が向上します。さらに、保守フェーズにおける効率化も実現します。

プログラミングレス

開発は仕様書ベースで行い、仕様書からプログラムやオブジェクトを自動生成し、設計ドキュメントとプログラムを一体化して管理する環境を実現します。これにより従来のコーディング作業を不要としたプログラミングレスな開発環境を提供します。

ドキュメントレス

目次機能により、プログラムのCASEツールによる設計仕様と、ワープロ文書による説明文書などを一元管理します。全ての設計ドキュメントの電子化を実現し、設計情報をリポジトリに格納します。

リポジトリ機能

用語、設計情報（データ定義、プログラム定義など）、関係情報などの開発資産を統合的に一元管理します。リポジトリで管理される開発資産間の論理関係からインパクト分析が可能で、開発、保守作業の効率化が図られます。また、汎用機のセントラルリポジトリに蓄積された開発資産を、サーバ上のローカルリポジトリにデリバリし、大規模分散開発環境での同期管理を可能にします。

用語機能

データ中心設計の手法にもとづき、システムを構成するデータを業務用語に整理し、用語辞書としてリポジトリで一元管理できます。これにより、データの意味や属性のあいまいな定義による設計ミスを防止します。また、用語はデータ定義、プログラム定義などにおいて引用され、統一のとれた設計を支援します。

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