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WebSAM Rakuform - 帳票印刷ミドルウェア「WebSAM Rakuform」の機能強化版(Version.3)を発売

2007年10月23日
日本電気株式会社
NECソフト株式会社


NECとNECソフトは、システム構築に不可欠な帳票類の作成や管理を支援する帳票印刷ミドルウェア「WebSAM Rakuform(ウェブサム・ラクフォーム)」の機能強化版(Version.3)を製品化し、本日より販売活動を開始いたしました。

「WebSAM Rakuform」は、帳票設計、帳票印刷、印刷管理、電子帳票の4つの領域をカバーしており、トータルな帳票システムを実現いたします。
今般発売する最新版では、今後需要増が予想されるプラットフォームWindows Vista(TM) に対応するとともに、お客さまからのご要望の多い機能を中心に強化いたしました。

今回の機能強化ポイントは以下の通りです。

1. Windows Vista(TM)の標準文字セットに採用されたJIS2004に完全対応

「国の国語施策として示されている印刷標準字体」および「法令に基づく施策である新人名用漢字」の双方に対応したJIS規格、JIS2004に対応している。(一部機能は本年12月実装予定)

2. 保存された大量電子帳票の高速検索機能(オプション)

内部統制強化による電子帳票管理の統合や長期保存要件に対応し、大量の電子帳票ファイルから必要な帳票を高速に検索することができる。

3. マルチプラットフォーム環境での印刷が可能

Windows(R)環境、UNIX環境で、同じ帳票フォームを使ったオーバレイ印刷が可能になっている。これにより、UNIXサーバからの集中高速印刷、Windows(R)での分散印刷といった、システム間の適用範囲が広がっている。

4. 二次元コード(QRコード)対応

従来のバーコード印刷機能に加え、帳票への需要も高まりつつあるQRコードの印刷機能に対応。



「WebSAM Rakuform」機能強化版は、基本的な帳票の設計と出力機能の最小構成で標準価格 586,500円(税別、初年度保守費用込み)から提供し、両社では新製品について、今後3年間で2000システムの販売を見込んでおります。

また、「WebSAM Rakuform」は、2008年3月までに以下の機能強化を順次予定しております。

1. マルチプラットフォーム統合運用環境の強化

Windows(R)、UNIXそれぞれの印刷スプール (※) に対し、一元的な統合管理を可能にする。

  • 入出力データを高速に処理できるように一時的に記憶装置(メモリやハードディスク)の中の特定の場所に蓄えておくこと

2. Rakuformユーティリティの提供

業務アプリケーションがなくても簡単に帳票印刷運用を行う印刷ツールや帳票設計情報を出力するツール等、「WebSAM Rakuform」の運用を支援する簡易ツール群を提供する。

3. 各種標準形式出力機能

帳票印刷イメージをMicrosoftの標準形式であるOpenXMLに対応したMicrosoft Office(R)やXPSで出力可能にし、Windows(R)環境下の各種業務基盤と連携可能な仕組みを提供する。



なお、NECソフトでは帳票印刷環境の導入コンサルティングから、構築、保守まで含めた技術サポートを行う「帳票印刷技術支援センター」を設置しており、お客様の帳票作成の代行および支援なども行っております。

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