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UNIVERGE IXシリーズ FAQ

IX2106に関するFAQ

Q.1-1 本製品の特長は何ですか?

「IX2106」は、全ポートがギガビットイーサネット(10/100/1000BASE-T)に対応している、高性能な小型アクセスルータです。

  • ギガビットイーサネット対応
    • NTT東日本、NTT西日本が提供するフレッツ 光ネクストなど、100Mbps~1Gbpsのインターネット接続サービスに最適なルータ。

  • レイアウトフリー&省スペース
    • 縦幅135mm、横幅196mmの小型サイズ。
    • 縦置き用のスタンドを標準添付。また、オプションで壁面設置(壁掛け、マグネット)にも対応。
    • 動作保証温度範囲が最大50℃までと広く、厳しい設置環境条件に対応。温度モニタ機能により、リモートで装置温度の監視も可能。

  • 高い信頼性の確保と、環境への配慮を両立
    • VCCIクラスB対応。妨害電波の発生量を抑制し、周辺機器の誤動作リスクを軽減。
    • 最大消費電力を7W以下に抑制。
    • 金属筐体の採用。金属筐体は放熱性に優れるため、機器の信頼性向上に最適。また、リサイクル率も高く、環境負荷を軽減。

  • 扱いやすいユーザインタフェース
    • 小型サイズ
    • Webブラウザによる「かんたん設定機能」をサポート。
    • ネットワーク接続状態を可視化する「保守用ランプ(PPP、VPN、BAK)を搭載。
    • 既存IXシリーズと同じ操作性を継承。

  • UTM(統合脅威管理)機能に対応 ※オプション機能
    •  
    • 別売りのUTMライセンスをご購入いただくことで、UTM機能をご利用いただくことができます(ver.10.0以降)。
    •  
    • アンチウィルス
    • IPS(不正侵入防止)
    • Webフィルタ

Q.1-2 「IX2105」と「IX2106」の違いは何ですか?

主に以下の差分があります。

 

UNIVERGE IX2105
※販売終了製品

UNIVERGE IX2106
※2017年11月出荷開始

IPv4性能 最大1.3Gbps 最大2Gbps
UTM機能 なし あり(ver.10.0以降)
VPN性能 最大440Mbps 最大1.2Gbps
メモリ(Flash/DRAM) 16MB/128MB 32MB/256MB
ルートキャッシュ数 10,000 65,535
NAPTセッション数 65,535 250,000
NAPTアクセスログ 最大32MB 最大128MB
ループガード なし あり

Q.1-3 オプションのソフトウェア機能はありますか?

「IX2106」には、UTM機能(統合脅威管理)をご利用いただける別売りのUTMライセンスが存在します。

「IX2105」はUTM機能に対応しておらず、その他のオプションソフトウェア機能も存在しません。
品名 IX2000 UTMライセンス 1年 IX2000 UTMライセンス 5年
品名コード BE118519 BE118520
希望小売価格(税別) 50,000円 200,000円

Q.1-4 「IX2106」1台でDMZを構築できますか?

「IX2106」の4ポートSW-HUBはポートベースVLAN機能に対応しており、VLAN毎にIPアドレスを割り振ることが可能です。従って、DMZの構築が可能です。

※「IX2105」も同じです。

Q.1-5 「IX2106」を19インチラックに搭載可能ですか?

オプションの「19インチラック取付棚」を使用することにより、19インチラックに搭載することができます。

本キットを使用して、「IX2106」を最大3台、「IX2106」と「IX2215(もしくはIX2207)」を組み合わせた場合はそれぞれ1台ずつ搭載可能です。

取り付け方法や取り付けバリエーションについては「取扱説明書」をご参照ください。

※「IX2105」も同じです。

Q.1-6 「IX2106」で「マグネットセット」を使用する場合、「壁掛けキット」も一緒に購入する必要がありますか?

いいえ、購入の必要はありません。

「マグネットセット」は、「壁掛けキット」と「マグネット」のセット品ですので、「マグネットセット」だけをお買い上げいただければ、本製品をマグネットで設置することが可能です。

※「IX2105」も同じです。

Q.1-7 RoHS指令に準拠していますか?

はい、RoHS指令に準拠しています。

なお、「IX2106」に限らず、全ての「UNIVERGE IXシリーズ」が2006年9月に全機種RoHS指令準拠品になりました。

Q.1-8 「VPN、PPP、BAK」ランプの点灯条件を教えてください。

VPNランプ 点灯

IPSec SA(※)が少なくとも1つ以上確立しているとき。

※INBOUND SAとOUTBOUND SAの組

消灯

IPSec SAが1つも確立していないとき。

PPPランプ 点灯

PPPセッションが1つ以上確立しているとき。

点滅

PPPセッションが接続中(※)のとき。

※点滅のまま変わらないときは、回線もしくは設定に問題がある可能性があります。

消灯

PPPセッションが1つも確立していないとき。

BAKランプ 点灯

障害検出時(※)

※BAKランプの点灯には、「ネットワークモニタ機能」でのコマンドによる設定が必要です。詳しい設定方法は「機能説明書」をご参照ください。

消灯

障害が発生していない、もしくは、「ネットワークモニタ機能」でBAKランプ点灯設定を行っていない。

従来のインターネット(PPPoE)やVPN(IPsec)、ネットワークモニタを利用する場合は、上記の点灯条件になります。

なお、新しく追加されたゼロタッチプロビジョニング機能やUTM機能を利用する場合は、従来の表示よりも優先的に点灯表示されれます。装置状態により各ランプの表示条件も異なりますので、詳細はマニュアルをご確認下さい。
■マニュアル
IX2000/IX3000 シリーズ 機能説明書
ゼロタッチプロビジョニング:4.3.2項 VPN、PPP、BAK、の LED 
UTM:3.6.4項 LED 通知 

Q.1-9 「BAK」ランプの使い方について教えてください。

「BAK」ランプは、「ネットワークモニタ機能」によるネットワーク監視の状態と連動させることが可能です。

  • 「BAK」ランプ点灯条件の例。
    • Ping(ICMP Echoパケット)を使って宛先までの到達性を監視し、宛先の障害を検出したとき。
    • ダイナミックルーティングで学習していた経路が、ルーティングテーブルから消滅したとき。
    • VRRPの状態がマスタからバックアップに変化したとき。

詳しい設定方法は「機能説明書」をご参照ください。

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