サイト内の現在位置を表示しています。

UNIVERGE IXシリーズ 製品ラインナップ

UNIVERGE IX3110(販売終了品)

UNIVERGE IX3110

製品情報

機種名 UNIVERGE IX3110
品名コード BE105556
希望小売価格(税別) 798,000円

光回線を接続可能な高性能センタ用ルータ

「UNIVERGE IX3110」は、光ブロードバンド回線を活かした広帯域なネットワーク構築に最適なルータです。

4個のLANポートは全てギガビットイーサネットに対応しており、ポート毎にメタル接続(10/100/1000BASE-T)もしくは光接続(1000BASE-SX、1000BASE-LX)の選択が可能です。

「IX3110」は、企業でのセンタ側ルータに求められる性能と信頼性を有しています。IPv4基本性能は最大2.6Gbps(※)、IPsec機能利用時でも最大920Mbps(※)の転送性能を有しています。
(※)2016年8月 当社調べ


1000BASE-SX、1000BASE-LX対応

1000BASE-SX、1000BASE-LX対応のSFPモジュール。本装置に最大4個のSFPモジュールを搭載可能です。
(※)10/100/1000BASE-Tポートと排他利用

1000BASE-SX-SFP

1000BASE-SX-SFP(品名コード:BE105557)
SFPモジュール 1000BASE-SX(LC) x 1
10/100/1000BASE-Tポートと排他利用。

1000BASE-LX-SFP

1000BASE-LX-SFP(品名コード:BE105558)
SFPモジュール 1000BASE-LX(LC) x 1
10/100/1000BASE-Tポートと排他利用。


電源二重化対応による高信頼性

冗長AC電源キット

冗長AC電源キット(BE000220)
内蔵型電源による二重化に対応しています。ホットスワップに対応し、本装置の電源をOFFにすることなく増設/交換が可能です。

冗長AC電源キット

高さ1Uサイズで19インチラックに搭載可能

19インチラックマウントキット

ラックマウントキット(標準添付)
19インチラックEIA/JIS両規格に対応する1Uサイズのラックマウントキットを標準添付。

使いやすいユーザインタフェースによる高い保守運用性

IX3110 VPN, PPP, BAKランプ

ネットワークの状態を示す「VPNランプ、PPPランプ、BAKランプ」の追加で、目視により接続状態を把握することが可能です。

VPN:VPN(IPsec)の接続状態を表示
PPP:PPPセッションの接続状態を表示
BAK:冗長構成時の迂回状態を表示

IX3110 Web-GUI表示例

Web-GUI」による各種メンテナンス機能にも対応しており、ルータの稼動状態表示や、ソフトウェアのバージョンアップ、設定情報の確認などを行うことが可能。ルータ運用の容易化を実現します。(※)

※「IX2105」、「IX2207」が対応しているWeb-GUIを使用した設定機能には対応しておりません。

インターネットVPNで広帯域化とコスト削減を実現

「IX3110」は、IPsecトンネル対地数(同時接続数)が最大1,024対地、最大スループット920Mbps(AES256/SHA-1使用時)と、このクラス最高のVPN性能を有しています。

インターネットVPN構築時に、センタ側ルータとしてギガビット回線に対応している「IX3110」、拠点側ルータに「IX2000シリーズ」を使用することにより、広帯域なVPNを実現することができます。

IX3110インターネットVPN

安全性とセキュリティを兼ね備えたネットワーク構築に最適

企業のコンプライアンス強化に最適

「IX3110」は、社内のネットワークを論理的に分離する「VRF-Lite機能」に対応。部門毎や用途毎にネットワークを分離し、異なるネットワーク間の通信を完全に遮断できるため、ネットワークの安全性が高められます。

他にも、端末認証機能として、「IEEE802.1X」と「MACアドレス認証」、「Web認証」の3種類の認証方式に対応。加えて「URLフィルタリング機能」にも対応しており、有害サイトへの接続によるウィルス感染リスクの回避や、インターネットの私的利用制限が可能です。


快適なクラウド利用を実現する「URLオフロード機能」

センタと各拠点間をインターネットVPNで接続する構成でクラウドアプリケーションを利用すると、センタ側にトラフィックが集中し、センタ側の回線帯域が不足したり機器の負荷が高くなる問題がありました。

IXシリーズでは、Microsoft Office 365などのクラウド宛て通信を自動的に識別し、クラウド宛て通信をVPNではなく直接インターネットに送信する「URLオフロード機能」に対応。センタ側の負荷を軽減し、クラウドサービスを快適に利用することができます。


帯域確保型データ通信サービス「データコネクト」に対応

データコネクト

「IX3110」は、「データコネクト」サービスを利用した拠点間接続機能(NGNオンデマンドVPN機能)に対応。

必要なときだけ『帯域が確保されたデータ通信用セッション』を確立することができるため、ISDN回線よりも高速なバックアップ回線として最適です。


SDN対応で、既存ネットワーク資産からのスムーズな移行を実現

「IX3110」は、SDN(Software-Defined Networking)の業界標準の1つであるOpenFlow 1.3.1に対応。

従来技術のルータ機器として使用しながら、将来的に既存ネットワーク環境のSDN化が必要になった時点で、SDNコントローラを追加導入し、「IX3110」のSDN機能を有効にすることで、SDN対応のネットワーク環境を容易に構築でき、スムーズな移行を実現します。


柔軟なネットワーク設計が可能

IPのみに対応する安価なブロードバンド回線を使用して、レイヤ2ネットワークの構築を実現する「Ethernet over IP(EtherIP)」に対応しています。

また、広域イーサネットで大規模ネットワークを実現する「BGPルートリフレクタ」に対応しています。


IPv4アドレス枯渇を見据えたIPv6ルータとして最適

2011年4月、日本国内のIPアドレスを管理するJPNICは、新たに割り振り可能なIPv4アドレスの在庫が枯渇したことを発表しました。在庫の枯渇により、すぐにインターネットが利用できなくなることはありませんが、より豊富なアドレス空間を有する“IPv6”への移行が唯一の恒久対策とされています。

IPv6機能に関して、より高い適用性と実用性を認定する「IPv6 Ready Logo Phase-2」を取得済みの「UNIVERGE IXシリーズ」は、将来のIPv6導入を見据えた製品として最適です。
https://www.ipv6ready.org/

Logo ID Product Category IPv6 Ready Logo Phase.2
02-CS-000112 Router、IPsec SGW、IPsec End-Node

通信の品質を高める機能を各種搭載

ICMP Echoパケットを使ってネットワーク障害を検知し、バックアップ回線への経路切り替えを実現するUNIVERGE IXシリーズ独自技術「ネットワークモニタ機能」をはじめ、「VRRP」、「RIP/OSPF/BGP4」、「PIM-SM」など、経路冗長化を実現する主要技術を豊富にサポート。


データ・音声統合環境でも安心

音声などのリアルタイムトラフィックを確実・低遅延に配送しつつ、データトラフィックの効率的な転送を実現する「LLQ(Low Latency Queuing)」をはじめとする送信優先制御機能に加え、「L2-QoS機能(CoS制御)」、「トラフィックシェーピング」などにより、高品質なネットワークの構築が可能です。

UNIVERGE IX3110の特徴

優れた転送性能 最大2.6GbpsのIPv4基本性能、
最大920MbpsのIPsec性能(AES256/SHA1)
ギガビットネットワーク対応 10/100/1000BASE-T × 4ポート
1000BASE-SX × 最大4ポート
(「1000BASE-SX-SFP」実装時)
※10/100/1000BASE-Tポートと排他利用
1000BASE-LX × 最大4ポート
(「1000BASE-LX-SFP」実装時)
※10/100/1000BASE-Tポートと排他利用
データコネクト対応 「NGNオンデマンドVPN機能」により、
データコネクトサービスを利用した拠点間接続が可能
ひかり電話ナンバーゲート対応
SDN OpenFlow 1.3.1準拠
ブリッジ機能 トランスペアレントブリッジ
Ethernet over IPブリッジ(EtherIP)
各種ルーティング機能 IPv4:RIPv1/v2、OSPFv2、BGP4
IPv6:RIPng、OSPFv3
最大経路数:20,000(IPv4)
仮想ルータ機能 VRF-Lite(IPv4)
クラウドサービス向け機能 Web-GUIによるかんたん設定
URLオフロード機能
インターネット接続サービス向け機能 アドレス変換機能(NAPT):最大250,000セッション (※1)
URLリダイレクト機能
マルチキャスト IPv4:IGMPプロキシ、PIM-SM
IPv6:MLDプロキシ
IPsec VPN
(レイヤ3 VPN)
IPsecトンネル:最大1,024対地
ダイナミックVPN対応(最大256対地)
レイヤ2 VPN EtherIPトンネル:最大200対地
QoS機能 送信優先制御方式:PQ/CBQ/LLQ
帯域制御:シェーピング
IPv6 IPv6 Ready Logo Phase.2取得製品
セキュリティ機能 IEEE802.1X認証、MACアドレス認証機能、Web認証
URLフィルタリング
保守運用 ネットワーク状態表示ランプ(VPN/PPP/BAKランプ)
Web-GUIを使用したメンテナンス機能
SNMPv1/v2c対応
sFlow対応
プログラムファイル2面管理機能
環境への配慮 RoHS指令準拠
電源二重化対応による高信頼性 内蔵型電源による二重化対応
装置の電源をOFFすることなく増設/交換が可能
優れた設置性 高さ1Uサイズで19インチラックに搭載可能
  • ソフトウェアver.9.6以降の値。
    ver.9.5以前の場合、アドレス変換(NAPT)は最大65,535セッション。

資料請求・お問い合わせ