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UNIVERGE IXシリーズ 製品ラインナップ

UNIVERGE IX3015

UNIVERGE IX3015

製品情報

機種名 UNIVERGE IX3015
品名コード BE113929
希望小売価格(税別) 338,000円

「IX3010」の機能・性能・スケーラビリティを継承、
多彩な回線を収容可能なセンタ用ルータ

「UNIVERGE IX3015」は、イーサネットによるブロードバンド回線への接続機能に加えて、デジタル専用線やISDN回線(INSネット64、INSネット1500)にも対応するセンタ用ルータです。

「IX3015」は拡張スロットを2スロット備えており、お客様のネットワーク構成に応じて必要な回線インタフェースを選択することができます。例えば、本装置に「4BRI-STカード」や「T1カード」を実装することにより、本装置をISDNバックアップの集線ルータとして利用することも可能です。


豊富な回線インタフェースカード

T1カード

T1カード(品名コード:BE000221)
192kbps~1.5Mbpsのデジタル専用線、ISDN-PRI、専用線多重サービスとの接続が可能です。
「IX3015」に最大2枚実装可能。

4BRI-STカード

4BRI-STカード(品名コード:BE102977)
BRI(S/T)ポートを4ポート装備し、デジタル専用線、ISDN-BRIとの接続が可能です。
「IX3015」に最大2枚実装可能


電源二重化対応による高信頼性

冗長AC電源キット

冗長AC電源キット(BE000220)
内蔵型電源による二重化に対応しています。ホットスワップに対応し、本装置の電源をOFFにすることなく増設/交換が可能です。

冗長AC電源キット

高さ1Uサイズで19インチラックに搭載可能

19インチラックマウントキット

ラックマウントキット(標準添付)
19インチラックEIA/JIS両規格に対応する1Uサイズのラックマウントキットを標準添付。
※画像は「IX3110」です。

使いやすいユーザインタフェースによる高い保守運用性

Web-GUI」による各種メンテナンス機能にも対応しており、ルータの稼動状態表示や、ソフトウェアのバージョンアップ、設定情報の確認などを行うことが可能。ルータ運用の容易化を実現します。(※)

※「IX2105」、「IX2207」が対応しているWeb-GUIを使用した設定機能には対応しておりません。

IX3015 Web-GUI表示例

安全性とセキュリティを兼ね備えたネットワーク構築に最適

帯域確保型データ通信サービス「データコネクト」に対応

データコネクト

「IX3015」は、「データコネクト」サービスを利用した拠点間接続機能(NGNオンデマンドVPN機能)に対応。

必要なときだけ『帯域が確保されたデータ通信用セッション』を確立することができるため、ISDN回線よりも高速なバックアップ回線として最適です。


企業のコンプライアンス強化に最適

「IX3015」は、社内のネットワークを論理的に分離する「VRF-Lite機能」に対応。部門毎や用途毎にネットワークを分離し、異なるネットワーク間の通信を完全に遮断できるため、ネットワークの安全性が高められます。
他にも、端末認証機能として、「IEEE802.1X」と「MACアドレス認証」、「Web認証」の3種類の認証方式に対応。加えて「URLフィルタリング機能」にも対応しており、有害サイトへの接続によるウィルス感染リスクの回避や、インターネットの私的利用制限が可能です。


柔軟なネットワーク設計が可能

IPのみに対応する安価なブロードバンド回線を使用して、レイヤ2ネットワークの構築を実現する「Ethernet over IP(EtherIP)」に対応しています。

また、広域イーサネットで大規模ネットワークを実現する「BGPルートリフレクタ」に対応しています。


IPv4アドレス枯渇を見据えたIPv6ルータとして最適

2011年4月、日本国内のIPアドレスを管理するJPNICは、新たに割り振り可能なIPv4アドレスの在庫が枯渇したことを発表しました。在庫の枯渇により、すぐにインターネットが利用できなくなることはありませんが、より豊富なアドレス空間を有する“IPv6”への移行が唯一の恒久対策とされています。

IPv6機能に関して、より高い適用性と実用性を認定する「IPv6 Ready Logo Phase-2」を取得済みの「UNIVERGE IXシリーズ」は、将来のIPv6導入を見据えた製品として最適です。
https://www.ipv6ready.org/

Logo ID Product Category IPv6 Ready Logo Phase.2
02-CS-000112 Router、IPsec SGW、IPsec End-Node

通信の品質を高める機能を各種搭載

ICMP Echoパケットを使ってネットワーク障害を検知し、バックアップ回線への経路切り替えを実現するUNIVERGE IXシリーズ独自技術「ネットワークモニタ機能」をはじめ、「VRRP」、「RIP/OSPF/BGP4」、「PIM-SM」など、経路冗長化を実現する主要技術を豊富にサポート。


データ・音声統合環境でも安心

音声などのリアルタイムトラフィックを確実・低遅延に配送しつつ、データトラフィックの効率的な転送を実現する「LLQ(Low Latency Queuing)」をはじめとする送信優先制御機能に加え、「L2-QoS機能(CoS制御)」、「トラフィックシェーピング」などにより、高品質なネットワークの構築が可能です。

UNIVERGE IX3015の特徴

優れた転送性能 最大200MbpsのIPv4基本性能、
最大200MbpsのIPsec性能(AES256/SHA1)(※)
(※)カプセル化によるオーバー・ヘッドを含む
拡張インタフェースカードによる柔軟なポート構成 10/100BASE-TX x 6ポート
(うち4ポートはスイッチングハブ)
BRI × 最大8ポート
・「4BRI-STカード」を2枚実装時
・INSネット64回線を8本収容して、同時16対地とISDN通信を行うことが可能
PRI × 最大2ポート
・「T1カード」を2枚実装時
・INSネット1500回線を2本収容して、同時46対地とISDN通信を行うことが可能
データコネクト対応 「NGNオンデマンドVPN機能」により、
データコネクトサービスを利用した拠点間接続が可能
ブリッジ機能 トランスペアレントブリッジ
Ethernet over IPブリッジ(EtherIP)
ISDNバックアップに最適 ISDN接続先を最大512個登録可能
各種ルーティング機能 IPv4:RIPv1/v2、OSPFv2、BGP4
IPv6:RIPng、OSPFv3
最大経路数:8,192(IPv4)
仮想ルータ機能 VRF-Lite(IPv4)
最大セッション数 NAPT利用時:65,535
マルチキャスト IPv4:IGMPプロキシ、PIM-SM
IPv6:MLDプロキシ
IPsec VPN
(レイヤ3 VPN)
IPsecトンネル:最大512対地
ダイナミックVPN対応(最大128対地)
レイヤ2 VPN EtherIPトンネル:最大50対地
QoS機能 送信優先制御方式:PQ/CBQ/LLQ
帯域制御:シェーピング
IPv6 IPv6 Ready Logo Phase.2取得製品
端末認証機能 IEEE802.1X認証、MACアドレス認証機能
保守運用 Web-GUIを使用したメンテナンス機能
SNMPv1/v2c対応
sFlow対応
プログラムファイル2面管理機能
環境への配慮 RoHS指令準拠
電源二重化対応による高信頼性 内蔵型電源による二重化対応
装置の電源をOFFすることなく増設/交換が可能
優れた設置性 高さ1Uサイズで19インチラックに搭載可能

「IX3010」からの変更点

機能 IX3010 IX3015
IPv4基本性能 850Mbps
※2GE-T実装時
200Mbps
IPsec性能 260Mbps
※2GE-T実装時
200Mbps

EtherIP性能 830Mbps
※2GE-T実装時
200Mbps

メモリ(Flash/DRAM) 16MB/128MB 32MB/128MB
状態表示ランプ
(PPP/PPP/BAKランプ)
なし 有り
コンソールポート D-SUB9ピン RJ45
10/100BASE-TX
(基本部)
2ポート 6ポート
(うち4ポートはSW-HUB)
Auto-MDI/MDIX
高機能SW-HUB ポートベースVLAN ポートベースVLAN
ポートミラーリング
リンクアグリゲーション
入力ポート優先制御
拡張スロット 拡張スロット(IU)×2
拡張スロット(SU)×1
電源スロット×2
拡張スロット(IU)×2
電源スロット×2
対応インタフェースカード 4FE SW-HUB
2GE-T

4BRI-ST
T1
4BRI-ST
T1
オプションソフトウェア
・専用線多重
・ISDN-PRI/ISDN-BRI
・VRRP
・IPsec高速化
別途、「機能拡張ソフトウェアセット」、「IPsec高速化拡張ソフトウェアセット」が必要 標準機能として利用可能

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