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UNIVERGE IXシリーズ 製品ラインナップ

UNIVERGE IX2215

UNIVERGE IX2215

製品情報

機種名 UNIVERGE IX2215
品名コード BI000054
希望小売価格(税別) 130,000円

UTMライセンス

オプションのUTMライセンスをご購入いただくことにより、「アンチウィルス」、「IPS(不正侵入防止)」、「Webフィルタ(Webガード/URLフィルタリング)」の機能がご利用いただけます。

既に「IX2215」をお使いのお客様も、ソフトウェアをver.10.0以降にバージョンアップしていただければUTMライセンスをご利用になれます。

品名 IX2000 UTMライセンス 1年 IX2000 UTMライセンス 5年 IX2000 UTMライセンス1年延長
品名コード BI000098 BI000099 BI000100
希望小売価格(税別) 50,000円 200,000円 50,000円

ギガビット回線とワイヤレス回線に対応した拠点用オールインワンルータ

「UNIVERGE IX2215」は、10/100/1000BASE-Tポートを10ポート、BRIポートとUSBポートを各1ポート持つギガビット回線対応ルータです。

LANポートの多ポート化により、端末台数の少ない小規模拠点を1台で収容できるほか、ワイヤレスWAN通信などの多彩な回線サービスを利用できるオールインワンタイプのルータです。

「IX2215」は、最大2Gbps(※)のIPv4基本性能、IPsec利用時でも最大1.3Gbps(※)の高スループットを実現。近年のクラウド化に伴うWAN回線のトラフィック急増に対応可能です。
※2016年8月 当社調べ


高機能8ポートスイッチングハブ内蔵

IX2215 LANインタフェース

「IX2215」は、独立で動作するLANポートを2ポートと、8ポートのスイッチングハブを搭載。8ポートスイッチングハブは、各HUBポートで異なるネットワークの収容を可能にするポートベースVLAN機能の他に、

・リンクアグリゲーション機能
・QoS(優先制御)機能
・ミラーリング機能
・ループガード機能

に対応する高機能L2スイッチです。


USBポート、DSU内蔵BRIポート搭載

IX2215 USBポート/BRIポート

USBポートとBRIポートを各1ポート搭載。

USBポートにデータ通信端末を取り付けることにより、高速ワイヤレスWAN通信に対応しています(対応端末情報)。

また、BRIポートには切り離し可能なDSUを搭載。内蔵DSU、外付けDSUのどちらでも利用可能です。

USBメモリによるルータの初期設定に対応

UNIVERGE IX2215 USBメモリによる初期設定

「IX2215」は、USBメモリによる初期設定機能に対応しています。(※)ソフトウェアバージョンver.9.0以降

工場出荷時状態の「IX2215」に、設定情報(テキスト形式のコンフィグファイル)とバージョンアップ用のファームウェアを保存したUSBメモリを装着して電源onするだけで、ルータへの設定情報の登録とソフトウェアバージョンの変更が行えます。


優れた設置性

スタンドキット

スタンドキット(品名コード:BI000005)
縦置きに設置するためのスタンド。

ジョイントキット

ジョイントキット(品名コード:BI000014)
二段重ね用ジョイントキット。1セットで「IX2215」を2台まで積み重ね可能。

19インチラック取付棚1U3(IX2215 1台搭載時)

19インチラック取付棚1U3
(品名コード:BI000069)
EIA/JIS規格1Uサイズ。
1セットで「IX2310」、「IX2235」、「IX2215」を最大2台、「IX2107」を最大3台搭載可能。

19インチラック取付棚1U2(IX2215 2台搭載時)

高温環境、無人環境での安定運用を実現

IX2215 セキュリティスロット

動作保証温度を最大45℃に拡大(従来機種は最大40℃)。

盗難防止用鍵取り付け穴を実装し、物理的な盗難から防御することで、重要な機密情報である「ルータの設定情報」の漏えいを防ぎます。

使いやすいユーザインタフェースによる高い保守運用性

ネットワークの状態を示す「VPNランプ、PPPランプ、BAKランプ」、ワイヤレス回線の電波レベルを3段階で表示する「3,2,1ランプ」により、目視により接続状態を把握することが可能です。

3,2,1:ワイヤレス回線の電波レベル表示
VPN:VPN(IPsec)の接続状態を表示
PPP:PPPセッションの接続状態を表示
BAK:冗長構成時の迂回状態を表示

IX2215 VPN, PPP, BAKランプ
IX2215 Web-GUI表示例

Web-GUI」による設定(※1)および各種メンテナンスに対応しており、基本的な設定と設定情報の確認、ルータの稼動状態表示、ソフトウェアのバージョンアップなどを行うことが可能。ルータ運用の容易化を実現します(※2)。

(※1)Web-GUIによる設定機能のサポートはver.9.2以降。
(※2)本装置のWeb-GUIを利用するには事前設定が必要です。詳しくは「機能説明書」をご参照ください。

安全性とセキュリティを兼ね備えたネットワーク構築に最適

企業のコンプライアンス強化に最適

「IX2215」は、社内のネットワークを論理的に分離する「VRF-Lite機能」に対応。部門毎や用途毎にネットワークを分離し、異なるネットワーク間の通信を完全に遮断できるため、ネットワークの安全性が高められます。

他にも、端末認証機能として、「IEEE802.1X」と「MACアドレス認証」、「Web認証」の3種類の認証方式に対応。加えて「URLフィルタリング機能」にも対応しており、有害サイトへの接続によるウィルス感染リスクの回避や、インターネットの私的利用制限が可能です。


快適なクラウド利用を実現する「URLオフロード機能」

センタと各拠点間をインターネットVPNで接続する構成でクラウドアプリケーションを利用すると、センタ側にトラフィックが集中し、センタ側の回線帯域が不足したり機器の負荷が高くなる問題がありました。

IXシリーズでは、Microsoft Office 365などのクラウド宛て通信を自動的に識別し、クラウド宛て通信をVPNではなく直接インターネットに送信する「URLオフロード機能」に対応。センタ側の負荷を軽減し、クラウドサービスを快適に利用することができます。


帯域確保型データ通信サービス「データコネクト」に対応

データコネクト

「IX2215」は、「データコネクト」サービスを利用した拠点間接続機能(NGNオンデマンドVPN機能)に対応。

必要なときだけ『帯域が確保されたデータ通信用セッション』を確立することができるため、ISDN回線よりも高速なバックアップ回線として最適です。

なお、2011年4月1日よりデータコネクト端末認証が制度化されており、本製品は「データコネクト端末の技術的条件」に認証された第1号のルータ製品です。


ワイヤレスWAN対応

「IX2215」のUSBポートにデータ通信端末を取り付けることによって、高速ワイヤレスWAN通信を実現します。ISDNに代わる高速なバックアップ回線としての利用や、工事現場の仮設事務所などでの臨時回線として、幅広い用途でネットワークを構築できます。

対応データ通信端末一覧

  • 以下のUSB データ通信端末を接続することにより、「LTE」や「3G」回線を利用した無線接続ができます。
  • ただ、対応機種によっては、専用ツールによる動作ード切替などを行う必要がありますので、詳細については製品マニュアルをご確認ください。
  • ■機能説明書 2.15.1 対応するデータ通信端末
  • 製品マニュアル・詳細: 製品マニュアル・検索一覧 | NEC
通信事業者 対応機種 ソフトウェア
NTTドコモ/KDDI(au)/ソフトバンク(SIMフリー) FS040U ver.9.7以降
NTTドコモ(SIMフリー) UX302NC-R ver.10.1以降
NTTドコモ(SIMフリー) UX302NC ver.9.0以降
ソフトバンク 604HW ver.9.7.54以降
ソフトバンク 403ZT ver.9.3以降
KDDI(au) Speed USB STICK U03 ver.9.7以降
以下は過去のモデル
NTTドコモ L-03F ver.9.0.54以降
NTTドコモ L-03D ver.8.9以降
NTTドコモ L-05A ver.8.8以降
NTTドコモ L-08C ver.8.8以降
NTTドコモ(SIMフリー) FS020U ver.9.5以降
NTTドコモ(SIMフリー) WM320 ver.8.9以降
NTTドコモ(SIMフリー) MF121 ver.8.8.52以降
ソフトバンク 203HW ver.9.0以降
ソフトバンク 004Z ver.8.10以降
Y!mobile GL03D ver.8.10以降
KDDI(au) Speed USB STICK U01 ver.9.3以降
KDDI(au) USB STICK LTE HWD12 ver.9.0以降
日本通信 MF636-BKIC ver.8.8.52以降

NECモバイルサービス

NECでは、モバイル回線もあわせて提供可能です。
モバイル回線またはデータ通信端末に関しては以下をご覧ください。

「NECモバイルサービス」
https://jpn.nec.com/nws/nmobile/

脱落防止用結束バンド(USBクランプキット)

USBクランプキット

別売の「USBクランプキット(BI000058)」をご利用いただくことにより、データ通信端末を本装置に固定することが可能です。

データ通信端末の取り外し防止、運用中の脱落防止にご活用ください。

本キットの5組セット「USBクランプキット(5PACK)(BI000056)」もご用意しております。


SDN対応で、既存ネットワーク資産からのスムーズな移行を実現

「IX2215」は、SDN(Software-Defined Networking)の業界標準の1つであるOpenFlow 1.3.1に対応。

従来技術のルータ機器として使用しながら、将来的に既存ネットワーク環境のSDN化が必要になった時点で、SDNコントローラを追加導入し、「IX2215」のSDN機能を有効にすることで、SDN対応のネットワーク環境を容易に構築でき、スムーズな移行を実現します。


レイヤ2VPNを実現する「Ethernet over IP(EtherIP)」に対応

IPのみに対応する安価なブロードバンド回線を使用して、レイヤ2ネットワークの構築を実現する「Ethernet over IP(EtherIP)」に対応しています。


IPv4アドレス枯渇を見据えたIPv6ルータとして最適

2011年4月、日本国内のIPアドレスを管理するJPNICは、新たに割り振り可能なIPv4アドレスの在庫が枯渇したことを発表しました。在庫の枯渇により、すぐにインターネットが利用できなくなることはありませんが、より豊富なアドレス空間を有する“IPv6”への移行が唯一の恒久対策とされています。

IPv6機能に関して、より高い適用性と実用性を認定する「IPv6 Ready Logo Phase-2」を取得済みの「UNIVERGE IXシリーズ」は、将来のIPv6導入を見据えた製品として最適です。
https://www.ipv6ready.org/

Logo ID Product Category IPv6 Ready Logo Phase.2
02-CS-000112 Router、IPsec SGW、IPsec End-Node

通信の品質を高める機能を各種搭載

ICMP Echoパケットを使ってネットワーク障害を検知し、バックアップ回線への経路切り替えを実現するUNIVERGE IXシリーズ独自技術「ネットワークモニタ機能」をはじめ、「VRRP」、「RIP/OSPF/BGP4」、「PIM-SM」など、経路冗長化を実現する主要技術を豊富にサポート。


データ・音声統合環境でも安心

音声などのリアルタイムトラフィックを確実・低遅延に配送しつつ、データトラフィックの効率的な転送を実現する「LLQ(Low Latency Queuing)」をはじめとする送信優先制御機能に加え、「L2-QoS機能(CoS制御)」、「トラフィックシェーピング」などにより、高品質なネットワークの構築が可能です。

UNIVERGE IX2215の特徴

優れた転送性能 最大2GbpsのIPv4基本性能、
最大1.3GbpsのIPsec性能(AES256/SHA1)
拡張性の高いポート構成 10/100/1000BASE-T × 10ポート
(うち8ポートはスイッチングハブ)
DSU内蔵(切り離し可)のBRIポート x 1ポート
USB x 1ポート
高機能8ポート
スイッチングハブ内蔵
ポートベースVLAN
リンクアグリゲーション機能
QoS(優先制御)機能
ミラーリング機能
ループガード
IGMPスヌーピング(「IX2215」のみ)
ワイヤレスWAN対応 3G/LTE対応のデータ通信端末を最大1台接続可能
データコネクト対応 「NGNオンデマンドVPN機能」により、
データコネクトサービスを利用した拠点間接続が可能
SDN OpenFlow 1.3.1準拠
ブリッジ機能 トランスペアレントブリッジ
Ethernet over IPブリッジ(EtherIP)
各種ルーティング機能  IPv4:RIPv1/v2、OSPFv2、BGP4
IPv6:RIPng、OSPFv3
仮想ルータ機能 VRF-Lite(IPv4)
クラウドサービス向け機能 Web-GUIによるかんたん設定
URLオフロード機能
インターネット接続サービス向け機能 アドレス変換機能(NAPT):最大250,000セッション (※1)
URLリダイレクト機能
マルチキャスト IPv4:IGMPプロキシ、PIM-SM
IPv6:MLDプロキシ
IPsec VPN
(レイヤ3 VPN)
IPsecトンネル:最大128対地
ダイナミックVPN対応(最大64対地)
レイヤ2 VPN EtherIPトンネル:最大10対地
QoS機能 送信優先制御方式:PQ/CBQ/LLQ
帯域制御:シェーピング
IPv6 IPv6 Ready Logo Phase.2取得製品
セキュリティ機能 UTM機能(別途UTMライセンスが必要)
IEEE802.1X認証、MACアドレス認証機能、Web認証
URLフィルタリング
保守運用 ネットワーク状態表示ランプ(VPN/PPP/BAKランプ)
Web-GUIを使用した設定機能・メンテナンス機能
SNMPv1/v2c対応
sFlow対応
プログラムファイル2面管理機能
USBメモリによる初期設定機能
USBメモリ保守機能
環境への配慮 動作保証温度を最大45℃に拡張
ファンレス設計
RoHS指令準拠
省エネ設計 消費電力28VA(18W)以下
USB無効時22VA(14W)以下
未使用LAN/USBポートのシャットダウン機能を実装
優れた設置性 電源内蔵モデル
縦置き用のスタンドキット(オプション)
重ね置き用のジョイントキット(オプション)
19インチラック取付棚(オプション)
  • (※1)
    ソフトウェアver.9.6以降の値。
    ver.9.5以前の場合、アドレス変換(NAPT)は最大65,535セッション。

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