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UNIVERGE IXシリーズ
VPN対応高速アクセスルータTLS1.3対応ブラウザ使用時の影響について
TLS1.3に対応したブラウザを使用した場合、その端末のWebアクセスに対するURLフィルタリング、Webガード、URLオフロード、アプリケーション解析の機能が動作しない場合があることを確認しております。
影響を受ける機能
- URLフィルタリング機能
- UTM機能のURLフィルタリング機能、Webガード機能(オプション機能)
- URLオフロード機能
- アプリケーション解析機能(NetMeister連携機能)
発生事象
端末(PC等)がTLS1.3対応ブラウザ(Microsoft EdgeやGoogle Chrome)を使用している場合、以下の事象が発生する場合があります。
- URLフィルタリング機能でブロック(廃棄)に指定したURLにアクセスできてしまう。
- UTM機能でブロックカテゴリに属するURLにアクセスできてしまう。
- URLオフロードの対象となる通信がオフロードされない。
- アプリケーション解析機能でアプリケーションが正しく判定されない。
- NetMeisterでアプリケーション解析の設定が有効から無効になる。
発生条件
- TLS1.3対応ブラウザの「TLS 1.3 hybridized Kyber support」機能が有効に設定されている場合。
対象機種・ソフトウェアバージョン
- 対象機種:IX2000シリーズ全機種、IX3000シリーズ全機種
- 対象ソフトウェアバージョン:Ver.10.9.11以前
回避方法
以下のいずれかを実施してください。
- 対処版ソフトウェアへバージョンアップする
- ブラウザの「TLS 1.3 hybridized Kyber support」機能の設定を無効化する
(参考)「TLS 1.3 hybridized Kyber support」機能無効化手順
- Microsoft Edgeの無効化手順
(1) アドレスバーに「edge://flags/#enable-tls13-kyber」を入力し押下。
(2) 「TLS 1.3 hybridized Kyber support」の設定を「Disabled」に設定。
(3) 右下に表示される「再起動」をクリック。
- Google Chromeの無効化手順
(1) アドレスバーに「chrome://flags/#enable-tls13-kyber」を入力し押下。
(2) 「TLS 1.3 hybridized Kyber support」の設定を「Disabled」に設定。
(3) 右下に表示される「Relaunch」をクリック。
対処版ソフトウェア
- Ver.10.10.21以降
- Ver.10.9.14以降
- Ver.10.8.27以降(IX2207のみ)
改版履歴
- 2024/06/04
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初版発行
- 2024/11/28
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対処版ソフトウェア追加
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