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DataAccess/Server - 特長・機能

実行可能なSQL命令一覧

SQL92 EntrySQL機能をサポートしたことで、他のDBMSへの移行性を向上させました。

ただし、DBMSに依存する一部の機能については、対応不可のため、サポートは行っていません。
(例:VSASやADBSにはNULLの概念がない など)

DataAccess/Serverで実行可能なSQL命令

DataAccess/ServerでのSQLのサポートの範囲および、注意・対応方法を下表にまとめました。

【強化後】の動作環境

  • DataAccess/Server:ACOS-4/XT R1.1以降、ACOS-4/XS R1.1以降、ACOS-4/XA R1.1以降
  • ACOS Access Toolkit:V 2.6 以降

【RIQSIIV2専用】の動作環境

  • DataAccess/Server:ACOS-4/XT R1.1以降、ACOS-4/XS R1.1以降、ACOS-4/XA R2.1以降
  • ACOS Access Toolkit:V 3.1 以降
実行可能なSQL命令一覧表

SQL92 Entry SQL 機能 強化後 (参考)強化前 RIQSⅡV2専用
SELECT DISTINCT ×
カラム記述 * 記述 / 列名,列名…
列名 AS 別名 × ×
値式 × ×
表名記述 FROM 表名
FROM 表名 AS 表相関名 ×
FROM 表名,表名(結合) ○注1 ×
WHERE 条件式
GROUP BY [ HAVING ] ×
ORDER BY ×
結合 UNION [ALL] select文等 ※1 ※1
UPDATE 表名
SET 列名=value
列名=式 × ×
WHERE 条件式
DELETE 表名 [WHERE 条件式]
INSERT 表名 [列名,列名,…]
列値 副問い合わせ ※1 ※1
VALUES(列値,列値,・・・)
条件式 =,<,>,<=,>=,<> 
上記の比較演算子  (副問い合わせ) ※1 ※1
[NOT] LIKE 値 ESCAPE 値 ×
IS [NOT] NULL , [NOT] EXISTS
[NOT] BETWEEN , [NOT] IN
※2 ※2
ブール
演算子
AND , OR
NOT ※2 ※2
括弧による条件の優先順位の変更 ×
集合関数 AVG,COUNT,MAX,MIN,SUM関数 ×
CREATE,GRANT,COMMIT,ROLLBACK ※3 ※3 ※3
カーソル系 ※4 ※4 ※4

  • 注1:
    結合できるのは2表まで
  • ※1:
    サポート済みのSQL文を組み合わせて利用することで可能
  • ※2:
    IS [NOT] NULL , [NOT] EXISTSは、ACOS-4上のDBMSに依存するため、一律な対応は不可
    [NOT] BETWEEN , [NOT] INは、サポートするSQL文(別表現)で利用可能
  • ※3:
    DBの定義/制御は、ACOS-4上のDBに依存するため、従来通り、DB管理者や運用者による操作で対応
  • ※4:
    JDBC(Java)のResultSetやADO.NET(.NET)のDataSetによるアプリケーションインタフェースとしては利用可能