CCSⅡ - 特長・機能

確実・柔軟・多彩なファイル転送管理機能により業務連携し、集配信業務システムの運用を強力に支援します。
特長は以下の通りです。また、主な機能はこちらをご覧ください。

特長1 標準ファイル転送手順を多種サポート

異機種間でも互換接続性の高い業界標準をサポート

オープン環境での EDI に最適

  • 全銀TCP/IP手順
  • 企業間接続 と 企業内接続 を同一手順で統合可能
    全銀TCP/IP手順(拡張Z手順を含む)への対応製品は、1997年3月の手順策定の発表と同時期に Windows版 の発売を開始しました。
    この後、ACOS版 も順次発売し、これらのプラットフォームで多数の導入実績があります。
    また、JIPDEC/CII 主催の「拡張Z手順 相互運用性確認試験」の認定を取得済みです。

特長2 様々なプラットフォームに対応

メインフレーム

ACOS-2とACOS-4の最新バージョンに対応

  • サーバ機やPC、および他社汎用機との接続もサポート

Windowsサーバ

  • Express5800シリーズ と PC/AT互換機に対応
  • 仮想化環境でも、通常のOS上と同様に動作可能
  • 64ビット版OSでは、32ビットバイナリ互換モードで動作可能

特長3 強力なファイル転送基本機能と管理機能

効率的な転送処理

  • 発信転送(送信/受信)と 着信転送(送信/受信)を兼備
  • 同時に発生する複数の転送要求を多重転送により処理

障害対応と障害予防

  • 障害時の再送対応と転送状態の監視制御が可能
  • 同時に発生する複数の転送要求を多重転送により処理

接続認証とアクセス保護

  • 接続相手の認証(パスワード、IPアドレス)
  • 転送ファイルのアクセス保護(アクセスキー)
  • CCSⅡ転送管理情報のアクセス保護(パスワード)

製品間で統一した転送管理体系

CCSⅡシリーズでは、対応手順や対応OSが異なる製品間で統一した転送管理体系を採用することにより、全製品において、ほぼ同等の運用管理が可能。

特長4 強力な業務連携機能

データ処理ジョブとの連携が簡易に実現可能

ファイル転送処理と連携するデータ処理のジョブとして、指定したバッチジョブ や 業務アプリケーション を自動起動させることができ、一連の業務処理を連続的に行うことが可能。

柔軟性のある高度な集配信業務システムの構築が可能

集配信業務(業務アプリケーションなど)から CCSⅡ 環境定義情報を更新することや、転送要求などを実行することが可能。
また、CCSⅡの転送状況に関する情報(イベント)を取得しながら、一連の業務処理を管理することも可能。

特長5 多彩なユーザーインターフェース

運用や局面に応じて使いわけできるユーザーインターフェース

  • GUI (画面による会話形式で操作)
  • API (業務アプリケーションからの操作)
  • コマンド (バッチジョブやコマンドプロンプトからの操作)

※対応OSによりサポートが異なる機能も一部あります。
 コマンドは1転送実行プログラムとAPIで作成したコマンドが利用可能です。