OLF/FL-RS - 強化内容

MP R5.1強化  環境設定ツールの提供

強化機能イメージ

OLF/FL-RS環境設定ツールの利用により、以下のことが可能となります。

  1. GUIによる「ファイル情報」、「フィールド定義」の作成更新が行えます。
    「ファイル情報」、「フィールド定義」は、ファイルアクセス時にrefam/disk for ACOS-2が参照する以下の内容のものです。
    • ファイル情報 :
      アクセスするACOS-2ファイルの情報(外部ファイル名、レコードサイズ等)
    • フィールド定義:
      コード変換時に参照されるレコードのフィールド構成の定義
  2. JCL(対象ファイルの$ASSIGN文、$DEFINE文指定のあるもの)を元に、ファイル情報を自動生成することができます。
  3. 対象ファイルにアクセスを行っているACOS-2 APのCOBOLソース/COPY原文を元に、フィールド定義を自動生成することができます。

※自動生成を行うには、FTP等でAP起動JCL、COBOLソース/COPY原文のダウンロードが別途必要となります。

強化機能イメージ

強化機能概要

機能概要は以下のとおりです。

GUIによるファイル情報、フィールド定義の作成/編集ができる「OLF/FL-RS環境設定ツール」を提供

OLF/FL-RS環境設定ツール

OLF/FL-RSを使用するうえで必要な各種環境情報のうち、refam/disk for ACOS-2が参照する以下の情報ファイルについて、GUIにより簡易に生成するためのツールを提供します。

  • ファイル情報ファイル :
    アクセスするACOS-2ファイルの情報(外部ファイル名、レコードサイズ等)
  • フィールド定義ファイル:
    コード変換時に参照されるレコードのフィールド構成の定義

本ツールは、GUIによりビジュアルに情報指定ができるのに加え、既存のJCL、プログラムソース/COPY原文を元に、ファイル情報・フィールド定義の自動生成を行う機能も備えています。

OLF/FL-RS環境設定ツールは、ACOS-2/MP R5.1以降のOLF/FL-RSにバンドルされています。
また、OLF/FL-RS環境設定ツールにより作成した「ファイル情報ファイル」については、refam/disk for ACOS-2 Ver1.2以降にて利用可能です。

※「フィールド定義ファイル」については refam/disk for ACOS-2 Ver1.1以前のものでも利用できます。

強化機能特長

  • GUIによる作成/編集の簡易化
  • プルダウン選択等による指定誤りの防止
  • 既存のJCL、プログラムソースを元にした自動生成

強化機能導入効果

ファイル情報、フィールド定義の作成/保守の簡易化とともに、設定ミスによるトラブルを未然に防ぐことができ、導入・運用に要するコストを削減することができます。
また、OLF/FL-RSの使いやすい環境が整うことで、オープン連携システムの導入/運用の推進が図れます。

強化機能適用リリース

本機能はACOS-2/MP R5.1から利用可能。

また、生成された「ファイル情報ファイル」については、refam/disk for ACOS-2 Ver1.2以降で利用可能。