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OLF/FL-RS - 特長・機能
開発の背景
行政の情報化や規制緩和、消費者ニーズの多様化/個性化など企業を取り巻く市場環境が急速に変化しているなか、企業情報システムの中核である基幹システムの重要性は益々増加しています。そして、その基幹システムを担うACOS-2システム上には、長年蓄積された多くの資産が存在します。
この資産を、企業に多く導入されてきたオープン系システムと連携しながら有効活用することにより、付加価値を創造し企業競争力を一層強化することが期待されています。
このような状況の中、ACOS-2とオープン環境(Windows)間で 効率的なデータ利用を行うことを目的としてデータ連携機能(OLF/FL-RS)は生まれました。OLF/FL-RSは、WindowsのAPからACOS-2上の標準ファイルを直接アクセスすることを可能とし、次のようなニーズに対応します。
- ACOS-2上の基幹業務、基幹データをベースに、新たなWindowsシステムでの業務を追加したい。
- ACOS-2上の基幹データを、Windowsシステム上の業務でも活用したい。
- ACOS-2上の業務と、Windowsシステム上の業務が効率良く連携したシステムを構築したい。

開発のねらい
データ連携機能(OLF/FL-RS)は、Windows上のアプリケーションからACOS-2の標準ファイル(順編成、直編成、索引編成)の直接アクセスを可能とし、オープンシステムにおいてACOS-2基幹データの活用を実現する製品です。
OLF/FL-RSを導入することにより、以下のような様々なニーズに対応することができます。
- オープンシステムの開発スキル/開発ノウハウでACOS-2の基幹データを活用したい
- ACOS-2システムとオープンシステム間において、データ共有のシステムを実現したい
利用者は、ファイルアクセスを行うためのAPI(「refam/disk for ACOS-2」というプログラムプロダクトとして提供)を利用して、ACOS-2上の標準ファイルを直接参照・更新するAPを作成することができます。
また、ACOS-2ファイルのアクセスに必要となる「ファイル情報」や「フィールド定義」を簡易に設定するための、環境設定ツールも提供されています。
