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可用帯域推定技術
テクノロジーグループインターネットやモバイルネットワークでは、他の利用者の通信状況や電波状況などにより、通信速度が時々刻々と変動します。スマートフォン向けのサービスでは、通信量の大きいWebページや動画などが普及しており、快適なサービスを提供するには、直前に測定した最新の通信速度に合わせた制御が有効です。我々が開発した可用帯域推定技術は、わずかなデータ量の転送で瞬時に通信速度を推定でき、従来困難だった通信速度の「見える化」を実現します。最新の通信速度に合わせた制御により、ユーザの体感品質向上や通信キャリアの基地局設置計画の策定支援に貢献しています。
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関連情報
- 情報処理学会 業績賞 “短時間・低通信負荷・高精度な通信速度推定技術の開発と実用化”,2017年
- 電気科学技術奨励会 電気科学技術奨励賞(旧オーム技術賞) “短時間・低通信負荷・高精度な通信速度推定技術の開発と実用化”,2015年
- Takashi Oshiba, Kousuke Nogami, Koichi Nihei and Kozo Satoda, "Robust Available Bandwidth Estimation Against Dynamic Behavior of Packet Scheduler in Operational LTE Networks," IEEE Symposium on Computers and Communications (IEEE ISCC 2016), pp. 1276-1283, Messina, Italy, June 2016.
- 大芝崇, 中島一彰, “リアルタイムコミュニケーションの品質を確保するための短時間可用帯域推定方式”, 情報処理学会論文誌, Vol. 53, No. 2, pp. 698-711, Feb. 2012.
- Takashi Oshiba and Kazuaki Nakajima, "Quick and Simultaneous Estimation of Available Bandwidth and Effective UDP Throughput for Real-Time Communication," IEEE Symposium on Computers and Communications (IEEE ISCC 2011), pp. 1123-1130, Kerkyra (Corfu), Greece, June 2011.【Best Paper Award受賞】
- Takashi Oshiba and Kazuaki Nakajima, "Quick End-to-End Available Bandwidth Estimation for QoS of Real-Time Multimedia Communication," IEEE Symposium on Computers and Communications (IEEE ISCC 2010), pp. 162-167, Riccione, Italy, June 2010.
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