ページの先頭です。
本文へジャンプする。

本ウェブサイトでは、JavaScriptおよびスタイルシートを使用しております。
お客さまがご使用のブラウザではスタイルが未適応のため、本来とは異なった表示になっておりますが、情報は問題なくご利用いただけます。

ここからサイト内共通メニューです。
サイト内共通メニューを読み飛ばす。
サイト内共通メニューここまで。
サイト内の現在位置を表示しています。
ホーム > 製品 > コンピュータプラットフォーム > サーバ > ACOSシリーズ > 導入事例 > 生活協同組合コープこうべ 様
ページ共通メニューここまで。

導入事例

生活協同組合コープこうべ 様プロフィール

新しい基幹情報インフラの導入で、利用構想が広がる

---
では、i-PX9000への更改によって得られた効果についてお伺いします。
松坂
今年の2月から本番稼働を開始しているのですが、処理性能の向上という面では、日次処理は午後10時頃に終了しています。つまり、約4時間の短縮ということになります。月次処理については、PX7900時代は午前4時から、月によっては朝の8時頃までかかることがあったのですが、今では午前零時すぎには完了しています。
山川
オペレーターの勤務シフトが楽になったことはもちろん、もし何か障害が発生した時に対処できる余裕が生まれましたね。
---
この基幹システムは組合員情報の管理も担っているわけですから、セキュリティの強化も図られているのでは?
松坂
そうですね。i-PX9000導入以前は、個人ごとのユーザID/パスワード管理が十分にできていなかったのですが、今回の導入でそれが実現しています。また、ファイルへのアクセスまで制御できるので、安全性が高まりましたね。
---
今後、基幹データの利用範囲を拡大し、オープン連携を強化していく構想などはお持ちですか?
松坂
ACOS-6で20年ほど前から使っていたINQというデータベースは、既にこれを扱える技術者がいなくなっていて、手を入れにくくなっていました。これをRIQSIIにすることで、手を入れやすくなりましたね。これからは、WindowsやUNIX環境からRIQSIIへアクセスするなど、利用範囲を広げていけるという期待感があります。また、以前はパソコンからACOSへのアクセスに、主にVisual Basicを用いていましたが、メンテナンス性があまり良くなくて困っていたんですよ。ですから今は、Java2、.NETのアプリケーションからi-PX9000の基幹データベースにアクセスできる「DataAccess/Server」や「ACOS Access Toolkit」に強い関心を持っています。
山川
多くの可能性を持った新しい情報インフラが導入できたわけですから、今の私たちにとってどんな機能が有効なのかを今、研究しているところなのです。そして、まずはこの新しいシステム環境で、アプリケーション資産を整理して、その再構築に取り組んでいきます。ACOSとオープン系システムの役割分担を図りながら、今後の生協運営にマッチしたグランドデザインを描いていきたいと考えています。

写真 生活協同組合コープこうべ様の、
情報システム部のオフィス

[取材日:2006年05月23日]

企業訪問を終えて―――「ACOS Club」から

今回のお客様訪問記事では、約4分の1のスペースを割いて、11年以上前の阪神・淡路大震災によるコープこうべ様の壊滅的な被害と、そこからのシステム復旧についてのお話を掲載させていただきました。「今さら・・・」と思われる読者の方も、もしかしたらおられるかもしれません。しかしACOS Clubでは、あの震災の記憶を風化させてはいけないという想いから、あえて、コープこうべ様に当時のお話をお聞きすることにしました。既にほとんどの企業が実施しているBC(ビジネス・コンティニュイティ=事業継続)やDR(ディザスタ リカバリ =災害復旧)対策ですが、あらためて危機管理のしくみや組織体制について、考えるきっかけにしていただければ幸いです。



資料請求・お問い合わせ

ページの先頭へ戻る

Copyright NEC Corporation. All rights reserved.