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導入事例

生活協同組合コープこうべ 様プロフィール

機能追加や変更によって、PX7900のアプリが老朽化

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歴代のACOS-6系マシンでは、どのような基幹業務処理を行ってこられたのですか?
山川
組合員管理と出資金管理、そして、協同購入事業における受発注処理です。ウィークリーで配布している商品情報誌から組合員が商品を選んで記入した専用の注文書やインターネットからの注文データを受け取ります。ACOSでこのデータを集計処理し、仕入先ごとの発注データを作って発注をかけます。そして、翌週の配達資料を協同購入センターやグループごとに作成し、帳票を出力しています。
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注文書の枚数は、週にどのくらいあるのですか?
松坂
写真 情報システム部
システム開発 担当主任
松坂和彦様
一週間で約30万枚の注文書を処理しています。これを5日で処理していますので、1日ですと平均6万枚程度になりますね。金額ベースでは週に15~20億円、年間で850~900億円規模(大阪北生協分を含む)の供給のしくみを、ACOSで処理しているわけです。

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i-PX9000をご導入いただく前の基幹業務システムには、どのような課題があったのでしょうか?
山川
いちばんの問題は、アプリケーションソフトの老朽化でした。当時運用していたPX7900で動かしているアプリケーションのほとんどは、1980年代前半に構築したもので、機能の追加や変更を重ねてきて、つぎはぎ状態になっていました。しかもデータベースは、ほぼ80年代のまま稼働していました。事業環境の変化にシステムを適応させていく柔軟性に欠けていたといえます。加えて、PX7900は1997年の導入から7年経っており、処理能力がかなり低下していました。
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日次処理の場合だと、どの程度の時間がかかっていましたか?
山川
もともと日次処理は午後11時ごろまでかかっていましたが、さまざまな機能を追加してきたことでじわじわと遅くなり、2004年の時点では午前2時ごろまでかかっていましたね。
松坂
本番エリアの容量に余裕がなかったことに加えて、テストエリアの容量が少ないため、テストの作業がかなり煩雑になっていました。また、オンラインの機能も古いまま運用していましたので、コープ内の利用者からは使いづらいという声がかなり上がっていました。
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基幹マシンの更改に際しては、オープン化も含めていくつかの案を比較検討されたと思うのですが・・・。
山川
そうですね。実は1993年に、コープこうべと、神奈川・静岡・山梨の6つの会員生協が加盟するユーコープ事業連合、そして日本生協連の3団体が共同で、商品補充システムと会計システム、商品マスター管理などのインフラをオープンシステムで構築するプロジェクトを立ち上げ、1996年にカットオーバーしています。そしてこの時に、将来は基幹業務システムをフルオープン化する構想を描いていたのです。
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フルオープン化せずに、i-PX9000を採択された理由とは?
山川
まず、オープンシステムの場合、ACOSのような上位互換がないこと。ハードやOSが古くなって最新製品に移行するたびに莫大な費用がかかることですね。それと、機能を追加するたびにオープンサーバの数が増えて運用管理が大変になるという問題が予想されたので、基幹システムについてはACOS資産を継承するのが良いだろうという判断をしました。そして、最新機種であるi-PX9000を採用し、ACOS-6の資産をACOS-4に載せかえることにしました。
松坂
テスト環境の改善や今後の拡張性を考慮し、余裕をもった構成を組むために、iStorage A2300も同時に導入しています。

写真 コープこうべ様に導入されたi-PX9000

写真六甲アイランド食品工場の生産管理と、
鳴尾浜配送センター、 魚崎浜集配センターなどの物流システムを担っている、 ACOS-2の最新機種「i-PX7300V」



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