導入事例
生活協同組合コープこうべ 様プロフィール
「食の安全」「くらしの安心」ニーズに果敢に取り組む
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- コープこうべ様は日本で最も大きな生活協同組合で、単一生協としては世界的に見ても最大クラスです。規模の大きさはもちろんですが、兵庫県内世帯数の59.2%もの人々が組合員になっているという事実には、とても驚かされます。これほど高い加入率の背景には、どのような事業の強みがあるのでしょうか?
- 山川
情報システム部
システム開発 統括
山川昌志様組合員組織の拡大に地道に取り組んできたことに加え、1921年の設立から85年もの間、さまざまな課題を乗り越えて事業を継続してきたということ、つまり「歴史の長さ」が大きな強みになっていると思いますね。
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- 近年、力を入れて取り組んでおられることは?
- 山川
- 「食の安全」や「くらしの安心」への関心がますます高まっていることを受けて、2001年からコープこうべが独自に開発した「Coop's(コープス)」という商品を展開しています。「安全・安心」を基本に、おいしさや環境、経済性をコンセプトに開発したもので、約2,400品目を揃えています。この「Coop's」と、日本生協連が開発している「CO・OP」商品を合わせると、全供給高に占めるオリジナルブランドの比率がこの5年で10%ほどアップして、今では約30%になっています。
- 橋本
- もともとコープこうべには、戦前から生活必需品を中心に、組合員の意見や要望を積極的に取り入れて、その時代のニーズや変化に対応した商品を追求し続けてきた歴史があるんですよ。また、六甲アイランドに直営の工場を保有しており、我々が自らつくる「食品工場生産品」という、特にこだわりを追求した商品も提供しています。
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- コープこうべ様の長い歴史の中で、最初の事務処理用コンピュータは、いつ導入されたのでしょうか?
- 山川
- 今から40年近く前の、1967年です。「TOSBAC-5100」というマシンが、1台目になります。その後、「TOSBAC-6100」を経て、ACOSシリーズ77の最初の大型機として1974年に発表された「ACOS 600」が、3台目のマシンです。ちなみに私が入所したのは4台目、「ACOS 700」の時でして、このマシンの時代から情報システムの仕事に携わっています。その後、組合員の増加やデータ処理量の増加に伴って更改を重ねてきまして、今回、ACOS-4系のコンピュータとして初めて導入した「i-PX9000」が、9台目になります。
「安全・安心」、そして「おいしさ」や「環境」、「経済性」をコンセプトに、コープこうべ様が開発し、
2001年から展開しているオリジナルブランド「Coop's(コープス)」。
食品から住居関連商品まで、計2,463品目にものぼる。
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