導入事例
防災・防犯・通信技術で現代社会を守る「安心の総合防災企業」
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- 火災報知器といえば、学校やオフィスビルなどで見かける丸くて赤いボタンを最初に連想します。貴社は80年以上も前に日本で初めての火災報知器メーカとして発足され、「ホーチキ」という社名は警報装置の代名詞になっているほどですが、今日では防災の技術を核にして、どのような製品で社会の「安心」に貢献されているのですか?
- 高野
情報システム部
情報管理課 参事
高野逸雄様当社の消火栓や警報装置、スプリンクラーといった製品は、超高層ビルや地下街、ドーム型球場などの大規模なレジャー施設、インテリジェント化が進む国際空港、重要文化財など、現代社会のさまざまな空間を24時間365日、休むことなく見守っています。現在では、火災報知や消火分野の製品に、防犯装置や通信ネットワークなどの技術を融合した製品が加わり、「安心の総合防災企業」として研究開発から製造、設計施工、そしてメンテナンスまでを一貫して手がけています。
- 中野
- つまり、あの「丸くて赤いボタン」は当社の事業の一部でして、毎日の暮らしに深く溶け込んでいる最新テクノロジーの大部分は、目に留まりにくいところでしっかりと働いています。最近では個人の生活基盤を守るシステム製品にも力を入れていまして、CATVやBS/CSなどを活かした双方向のホームセキュリティ環境を、マンションや戸建て住宅に提供しています。
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- この町田工場では、どのような製品を生産しているのですか?
- 高野
- 総合的な防災システム機器や、自動火災報知システム機器を主に生産しています。こうしたシステムが設置される建物の環境は、どれひとつとして同じ状況にありません。つまり、設置条件に合わせて専門特化を施した、最適なシステムを生産しています。一方、「i-PX7300V」を一緒に利用している宮城工場では、各種の感知器や防犯セキュリティ機器など、量産品を中心に生産しています。
ホーチキ様の町田工場で生産されている製品のひとつで、「R型」と名付けられたインテリジェント防災システム。
客先仕様の特注製品もあり生産→納入され、火報+防排煙+ガス漏れをしっかりと監視する。
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