導入事例
インターパック株式会社 様プロフィール
オープン系システムとの親和性を活かした活用法を拡充していく
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- i-PX7300に蓄積されたデータを、今後どのようにオープンシステムと連携されていく予定ですか。
- 久田
- 現在、i-PX7300は全社のデータを集約したDBとして機能しており、ADBSデータをFTP経由でオープン系システムのSQLと連携させています。これを、メインフレームの基幹データベースに対する更新をオープンシステム上のデータベースに反映するプログラム・プロダクト「OLF/DB-RX」を利用して、リアルタイムでのデータ連携を実現させたいですね。他にも、i-PX7300のデータをエクセルで分析したり、よりグラフィカルな帳票として表示、出力したいといったニーズもありますので、Windowsとの連携強化など、オープン系システムとの親和性を活かした使い方を今後拡充させていく予定です。
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- 現状の課題や、今後のシステム開発の方向性などについてお聞かせください。
- 久田
- 今まで、お客様や仕入先とのシステム対応を優先してきたということもあり、社内に対する情報提供が若干遅れており、そのギャップを縮めていくことが課題です。将来的には、i-PX7300に集められている情報をオープン系サーバからリアルタイムで参照できるようにし、Webやオンラインを利用した情報発信ができるように補強させていきます。i-PX7300の高い可用性を活かすことで、今より一歩進んだ情報の共有化が実現できると考えています。
- 橋田
- 基幹系や受注系、物流系などが持っているデータを有機的かつリアルタイムで連動させることで、より精度の高い分析結果を得ることができると考えています。企業経営における迅速な意志決定を可能にする情報源として、今日まで蓄積してきたi-PX7300のデータを活用させていくことを考えています。
インターパック様の本部システム課のオフィス
[取材日:2004年03月18日]
企業訪問を終えて―――「ACOS Club」から
インターパック様は全国の軽包装資材事業者で構成される「流研」にも参加し、積極的に活動しておられます。「流研」は全国の同業各社様との情報交流の場として機能しており、共同購入や商品開発活動を活発に行っています。「流研」の参加事業者にはACOSのお客様もいらっしゃると知ったインターパック様は、「流研」のシステム分科会で自社開発したシステムを発表し、リソースを公開されたそうです。業界に対する積極的に関わっていく姿勢はもとより、早くからコンピュータを導入し、自社開発によるノウハウを蓄積してきたインターパック様ならではの開発力の高さが伺えるお話でした。
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