本ウェブサイトでは、JavaScriptおよびスタイルシートを使用しております。
お客さまがご使用のブラウザではスタイルが未適応のため、本来とは異なった表示になっておりますが、情報は問題なくご利用いただけます。
導入事例
i-PX7300で、適量・適材をタイムリーに供給する体制づくり
- ---
- 貴社が初めてACOSシリーズを導入されたのはいつですか?
- 恒松
- ACOSを導入したのは、1990年ですね。当時、国内に4つの工場を持っており、資材などはそれぞれが独自に管理するという体制でした。コンピュータ化はまずPCによる給与計算から始まり、次いでオフコンを導入して販売管理を行い、1990年当時にはNECのN5200シリーズを利用して各工場ごとに管理業務を行っていました。その分散しているデータをひとつに統合したいと考えて、大型のオフコンにするかACOSにするか迷った末に、使い易さ、セキュリティ能力、汎用性といった総合力を評価してACOSシリーズの導入を決めました。
- ---
- メインフレームの導入にあたって、不安などはありませんでしたか?
- 恒松
- 「メインフレームの運用には、通常5~6人の技術者が常駐する必要がある」と聞かされていましたからね。当時、専任の情報システム担当者は私ひとりでしたから、もちろん不安はありました。でも、NECの担当営業に相談したうえで、「トラブルが発生したら、その時に対応しよう。まずは導入してみよう」と私自身が割り切れたのが、結果的には成功でしたね。導入後は大きなトラブルもなく、ひとりで対応できましたから。
- ---
- それで、今回のi-PX7300がACOSとしては3代目になるわけですね。
- 恒松
- そうです。中国の工場稼動に伴って生産量が増加し、またアイテム数も増え、それによってデータ量が増加しました。2代目のAX7300では、この増加に対応するのが難しく、また、全社の受注量から製品材料ごとの適切な使用量を把握・計算し、タイムリーに供給する体制づくりを完結させるのにも、ちょっと力不足の感がありました。そこでi-PX7300の導入に踏み切ったのです。
- ---
- 他の選択肢も、構想の中にあったのでしょうか?
- 恒松
- i-PX7300の導入検討時には、役員から「今はPCサーバの時代ではないか」という意見が出たりして、やや迷いもありました。しかし、「現在までのデータ資産の移行やクラッシュ時の対応、セキュリティ、オープン化に伴うスタッフの増員などを考えると、やはりパラレルACOSシリーズが最適である」という我々の判断に対して、納得してもらえました。当社のような中小規模のメーカでは、このような間接部門からの投資案件には厳しい目が向けられがちですので、この考えを支持してくれた経営陣には感謝しています。
導入事例一覧に戻る
ページの先頭へ戻る